立秋に入りました!
「秋」に入ったとはいえ
まだまだ暑さは続きますが、
暑い=夏ではない・・・
という、養生を是非!
立秋の養生は他のブログ記事で紹介していますが
他にも参考までに
人民網さまより
風習(中国)について
「立秋」は、旧暦二十四節気の中で13番目にあたり、この日から暦の上では「秋」となり、「孟秋(初秋)」の季節が始まる。立秋は一般的に、太陽暦では8月7日または8日頃となる。秋の始まりを告げる「立秋」が過ぎると、気温がだんだんと下がり初め、穀物が熟し、農民たちは「豊作」の季節を迎えることになる。
「立秋」に関する各地の風習は非常にバラエティに富んでいる。
貼秋▼(▼は月へんに票)」
立秋に煮込みや焼き肉など様々な調理方法で作った肉を食べるという風習。
◆秋(◆は口へんに肯)、別名「噛秋」
一部の地方で行われる風習で、立秋にスイカを食べる。スイカを食べることで、次にやって来る冬と来春に腹下しをすることなく、秋の間ずっと病気知らずに元気にいられると信じられている。浙江などの地域では、立秋の日にスイカと焼酎を食することで、マラリアを防ぐことができるという民間信仰が残っている。
このほかにも水餃子を食べたり、土地の神様を祀ったり、トウキササゲの葉を髪に挿すといったような風習もある。
服装について
立秋は初秋であるため、暑さはまだ完全にはなくなっていない。涼しい風は吹くものの、天気の変化は大きく、立秋から処暑までは、同じ地域でも「一日に四季があり、十里毎に異なる天気」といった状況も見られる。そのため、服装は厚着しすぎないほうがよい。なぜなら厚着しすぎると体が涼しさに適応する能力に影響を与えてしまい、風邪をひきやすくなってしまうからだ。
立秋のスープ
二十四節気の「立秋」の訪れとともに、天気は次第に乾燥し始め、中医学においては、「燥邪(乾燥の邪気)」が、肺に最もダメージを及ぼしやすいとしている。興味を抱いた人は、南京市中国医学・西洋医学統合病院中医師の王東旭・副主任おススメの「立秋過ぎたらおススメのスープ3種」を試してみては?これらのスープは、肺を潤すのに役立つことだろう。揚子晩報が報じた。
1)ハスの実とユリ根のスープ
作り方と効能:
ハスの実15グラム、乾燥ユリ根15グラム、卵1個、白砂糖適量
ハスの実は芯を取り、乾燥ユリ根と一緒に土鍋に入れ、水を適量加え、ハスの実が柔らかくなるまでとろ火で煮る。そこに卵と白砂糖を加える。卵に火が通ったらできあがり。このスープは胃腸の働きを整え、肺を潤し、気持ちを落ち着かせる作用がある。
2)梨と白キクラゲのスープ
作り方と効能:
梨1個(雪梨という種類の中国梨が望ましい)、水で戻した白キクラゲ30グラム、貝母(バイモ、漢方薬の一種)5グラム、白砂糖適量
水で戻した白キクラゲはきれいに洗い、一口サイズにちぎる。梨は皮をむいて種を取り除き、切り分ける。白キクラゲと梨、貝母、白砂糖を碗に入れて、30-40分ほど蒸し上げればできあがり。このスープは陰虚(体内の水分が不足し、体に余分な熱がこもっている状態)を改善し、肺の汚れを取り除き、痰や炎症を抑える作用がある。
3)黒ゴマとキクラゲのスープ
作り方と効能:
黒ゴマ10グラムほど、ぬるま湯で戻したキクラゲ、白砂糖適量
黒ゴマを炒って、ぬるま湯で戻したキクラゲと一緒に鍋に入れ、水を加えて煮こむ。漢方薬を煎じる「煎煮(水から煮込み、沸騰したらとろ火でしばらく煮込み、薬液を濾すという作業を2~3回繰り返す)」の方法で煮込み、濾した煮汁に白砂糖を少量加えればできあがり。何度かに分けて飲むと良い。黒ゴマは乾きを潤す作用があり、便秘にも効果的。