11/23(祭)今年も佐賀県伊万里市で行われる「伊万里ウォーク2021」に参加しました。
福岡の自宅を車で6時半に出発、途中雨に遭いましたが、伊万里に近づくにつれ小降りになってきました。休憩したイオンでは、綺麗な虹が出ていました。
伊万里ウォークには、21日の下関歴史ウォークに参加された方も多数参加されていました。
8時50分から出発式。
9時より順次スタート。
二里大橋では、伊万里焼のオブジェがありました。
里公民館で給水。
青幡神社には、樹齢1000年の大楠があります。また、青幡神社の前は、山代郷を支配していた田尻家の家臣たちの武家屋敷です。屋敷周りの生垣は、矢の材料となる「矢竹」を植え、
戦に備えたといわれています。
青幡神社は、松浦党の源直(みなもとのなおす)が久安(きゅうあん)年間(1145~50)に、東山代町の里に政庁(せいちょう)を置き、その鎮守として創建したと伝えられる古社です。
青幡神社から先に進みます。
「楠久・津史跡ふれあい街道」の看板がたっています。案内板によれば、
江戸時代この地には、佐賀本藩・小城支藩が滞在し、「長崎警護」のため、寛永19年(1642)には、軍船を監督する「船奉行」が設置され、「御船方役所」や「番所」等公的機関が立ち並ぶ
重要な拠点でした。また、この楠久・楠久津地区は、藩の経済基盤を賄う為、櫨蝋・石炭・海産物の干物など殖産興業政策が奨励された土地でした。
松浦一酒造がチェックポイント。松浦一酒造は、正徳6年(1716)創業。社名は、松浦地方で一番になりたいという願いが込められています。
旧道には、おしゃれなCAFEもあります。
楠久・津史跡ふれあい街道から伊万里湾大橋に向かいます。今日は、風が強いため、風車は持ってきていません。
伊万里湾大橋から伊万里湾堤防沿いに歩きます。
2回目のチェックポイントは、伊万里湾カブトガニの館です。
カブトガニは約2億年前からほとんど形態を変えず存続しているため、「生きている化石」と呼ばれています。日本での生息地は、瀬戸内海沿岸(笠岡)、北九州、福岡、大分、長崎、
そしてこの伊万里湾です。カニと呼ばれていますが、クモやサソリの仲間です。
伊万里津大橋には、大きな壺が飾られています。往時は、この伊万里津からヨーロッパなどへ伊万里焼が輸出されていました。
ゴールの国見台競技場の前には、森永製菓の創業者「森永太一郎」の石碑があります。
森永太一郎氏は、川原茂輔(元衆議院議長)、藤山雷太(息子さんが元外相藤山愛一郎)と共に伊万里の三偉人と呼ばれています。
13:07 国見台陸上競技場にゴールしました。ゴール後のだご汁がおいしかったです。
ゴール後の抽選では、伊万里牛を狙っていましたが、家内が胡瓜、私は、インスタント味噌汁でした。
来年こそ、伊万里牛を狙います。