9/14(土) ふくおかウォーキング協会9月例会は、福岡県糸島市の「赤米田んぼアート」観賞ウォークでした。
当協会の9月の例会は、3年前からこの赤米田んぼアートを行っております。
昨年と違った点は、JR九州が春のダイヤ改正で福吉駅着の電車が9時台は、9時50分着です。昨年は、9時半までに着く電車があったのですが、今年は減便になっています。
集合場所は、JR九州筑肥線の福吉駅。参加者は32名。
今日のマップ
スタート前のミーティング
9:30スタート
白山宮
円通寺址と吉井岳城
この辺りは、「福吉」という地名です。昔、福井村と吉井村が合併し、それぞれの「福」と「吉」をとって福吉となりました。
昭和の時代だったか、鉄道の切符がブームになったことがあります。福吉駅の一つ前の駅が「大入(だいにゅう)」です。
ここでも「大入→福吉」(おおいり~ふくよし)が縁起のいい切符として有名になりました。
赤米の高台に登ると、「小呂島(おろのしま)」が見えます。この島は、福岡市の一番北の島です。西区姪浜から定期船が運行しています。
今年の赤米田んぼアートは、「おむすび食べて めざせ百しょう」です。
今年の福岡ソフトバンクホークスは、田植え頃快進撃を続けており、この状態だったら百勝も夢ではないから「百しょう」、また、農家の「百しょう」をも掛けています。
何せ広い田んぼですのでデジカメのパノラマで撮っても全部入りません。
直売所では、搗き立ての赤米の餅が販売されていました。餡餅みたいでしたけど普通の餅でした。
まむしの湯で休憩。
ここでは、今日のリーダーさんが、まむしの湯天然アルカリイオン水を用意されました。喉が渇いていたので美味しかったです。
休憩後再スタート
所々で彼岸花も咲きだしました。
コースは、吉井浜へ。
今日は天気も良く、海は波も穏やかでホント気持ちいいです。
以前のブログでも紹介しましたが、大正12年(1917)旧制佐賀高校(現佐賀大学)の水泳部の合宿が吉井町で行われました。
水泳部員の吉原正俊さんが、吉井浜の美しさと福吉の人々の温かさ・優しさに感動して作詞、同じく水泳部員の山口正之さんが作曲しました。
現在の80代以上のお年寄り達にとっては、若き日にみんなで口ずさんだ「青春の歌」。 しかし近年、徐々に歌う機会が減り、その存在が忘れられていきました。 そんななか、平成10年、
歌の存在を知った当時福吉中学校音楽教諭だった坂本美紀子先生が、「地域の歌を大事に歌い継ごう」と発案。 生徒たちは、地域や旧制佐賀高などのゆかりの人々に接して歌のルーツを
調べるなど精力的に活動するなかで、人々の熱い思いに触れ、「自分たちが、この歌を後世に伝えよう」との強い信念と責任感を抱きました。 この若き純粋な思いと情熱的な志に地域が共鳴。
平成16年、生徒たちの活動を地域が支援する「吉井浜思ひ出の歌」愛する会が発足し、歌碑の建立、福吉駅でのメロディ放送など、地元所縁の歌をとおした文化交流が広がりました。(福吉中HP)
パノラマで撮りました。
記念写真です。
ボニージャックスの「吉井浜思ひ出の歌 (youtube.com)」
このしおさい公園の中にも歌碑があります。
二丈コミュニティセンターには、昭和20~30年ごろの吉井町の地図があります。
見てみると、映画館・劇場・旅館などがあり、多くの人が住んでいたみたいです。また、漁港の関係で人の出入りも多かったのかな?
12時 JR福吉駅にゴールしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます