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新入猫はいたずら坊主


ミルクと名付けられた新入猫はいたずら坊主。
見るものすべてに興味津々だ。

動いている先住猫クリのしっぽにかみついた。
しばらくは我慢しているが、余りにしつこいと振り返りざまにパンチする。
ミルクは逃げるが、またしっぽを狙うからこの繰り返しとなる。
先住猫のハナにも跳びかかる。
しっぽが短いから首を狙われるのだ。
嫌がって唸りながら噛みつき返すから大騒動となる。
体が小さいのに、ミルクは勇猛果敢に挑戦し続ける。

同居人のタヌキが毛糸の編み物を始めそうだ。
本やらユーチューブやらを見て、その気になったらしい。
タヌキが買い物に行った。
毛糸球を見つけたミルクが、あちこちに転がしはじめた。
そのうちほぐれてきた毛糸を食いちぎっている。
見かねた親父が毛糸球を救出したのは言うまでもない。

疲れるまでいたずらしたミルク、静かになったとたんに眠る。
やっと平和になる。
外は深い秋、庭に出ると西日に映えるハナミズキの葉。
今日も一日が終わる。
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