コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
馴染みのスナックに22歳の若者
毎日暑くて、体の半分ほど溶けている。
こういう日に畑に行くと、多分命が危ない。
家にこもって、オリンピックを観るのが無難だ。
昨夜、少し涼しくなってから馴染みのスナックに行った。
現役の頃は、週に2回は通っていたものだ。
今は禁酒禁煙のドクターストップの身の上。
ただし、禁煙は2日間で挫折した。
スナックへは月に1回となっている。
しかも、チーママのMちゃんは親父の身を案じて焼酎は極めて薄い。
いつもは老人で混んでいるこの店に、22歳の若者が来た。
2回目の来店という。
この店には、老齢の女性客も多く来る。
若い男性は、たちまち取り囲まれて尋問される。
転勤で来たチェーン店の店長という。
これからは、この店では「店長」と呼ばれるだろう。
歌好きが集まる店だが、若者は年頃の流行歌を封印されたらしい。
周囲の歌に合わせて、昭和の演歌を歌わされていた。
11時を過ぎると、歯が抜けるように次々帰宅。
客は、今も週2回は来ているという常連のHちゃんと2人になった。
いつものように、ママと3人で店の灯を消し、戸締りをした。
今日も思った。人には、様々な繋がりが必要だ。
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