コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
囲碁と人生
現職の時から同僚と囲碁を楽しんでいた。
退職後、囲碁の会を立ち上げ、公民館で月1の例会をしている。
明日がその日。
囲碁は禁じ手を除けば、白黒交互にどこに打っても反則ではない。
しかし、それぞれの局面において、最高の一手があるはず。
そのことを分かっていながら、なかなかその一手は見つからない。
勝勢なのに過ちの一手のため負けてしまうことも多い。
人生においても、判断をしなければならない場面が出現する。
その岐路に立った時、正しい結論が得られないと、その後苦労する。
正しい結論を得るには、状況を正確に把握しなければならない。
そして、大局的な見地から最も有利な手立てを講じるべきなのだ。
碁を打つことと人生を歩むことの間には、共通点があると思う。
そう考えると、囲碁の修練を積むことで人生にても正しい判断ができるはず。
しかし現実は、囲碁も人生も間違いだらけで、今日まで生きてしまっている。
誰にも、その場その場の判断に間違いはある。
しかし、間違いだらけだから、囲碁も人生も楽しいのかもしれない。
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