去年の 『つくばマラソン完走記』 は、レース翌日から、
怒涛のアップ。 ① から ⑪ まである力作だったのよ。
お時間あったら、チラッと読んでね。
⇒ ①~③ ⇒ ④~⑪
今年は、すでに、3日経ってしまいました。
それでも、一応、やっときましょう。
【やっぱり 遠い】
朝、5時20分に家を出た。筑波大学に着いたのは、
8時半近かった。3時間以上かかったことになる。
電車は、すべて座れた。トータル100分以上座ってたため、
腰(お尻)が、痛くなった。
TXも、快速電車を、研究学園駅に臨時停車させるなど、
対応してたのは、◎ だと思う。
TX 秋葉原駅構内のツリー
帰りは、大学構内のバス乗り場から、家まで2時間45分。
帰りの電車は、大爆睡。今度は、首筋が痛くなった。
往復の移動に 6時間近くかけ、走るのに4時間15分。
その他着替え等々、ぜーんぶで、12時間30分の一大イベント。
疲れた、疲れた。
【行列】
去年、経験済みなので、驚きはしなかったし、
その経験を活かして、上手く立ち回ったつもり。
バスを待つ列
駅⇒つくば大学 の直通バスも、大行列だったけど、
いっぺんに、5台くらい来るので、待ち時間は、それほど長くはない。
歩こうかな、と思ったけど、迷うと困るので、去年同様、往復ともバスにした。
受付は、行列ナシ。
更衣室も、女性は、広々体育館に少人数なので、スペースが有り余ってる。
もちろん入室の行列なんてない。
外の仮設トイレは、男女兼用なので、大行列。
去年、着替えやナンバーカード・チップの装着を済ませてから
体育館内の女子トイレに並んだら、ものすごーく時間がかかってしまった。
今年は、なにはともあれ、トイレに並ぶ。
仮設トイレと違い、キレイなのだが、2つしかないのが難。
でも、寒風吹きすさぶ中を並ぶよりはマシ。
並びながら、腹ごしらえもできた。
9時ごろに身支度もすみ、荷物預けに向かう。
去年と場所が変わってる。ここも行列。
体育館が預かり所。中はガラガラ。出入り口が狭いのだ。
しかも、入っていく人と出る人が、その狭い出入り口に殺到するので
滞ってしまうのだ。将棋倒しになったら危ないと思った。
入室する人は、大きな荷物を持ってるから、もう大変。
なんか工夫して欲しい。
さあ、スタート地点へ。
9時20分頃には、『4時間台でゴールできる人』
のプラカードの下に陣取る。空いている。
4時間のペースランナーは見当たらない。今年はいないのかな。
ざわざわしてるけど、ひしめき合うという混雑はナシ。
まだ、スタート場所に来ていないランナーが多いとみた。
トイレ&荷物預けに手間取ってるんだろう。
あまりにスペースがあるので、少しずつ詰めて行くうちに
『3時間台でゴールできる人』 の待機場所に侵入してしまった。
スタートの号砲、聞こえず。
【メインの走り】
去年同様、スタート地点まで、3分ほど。
しばらくは、大学構内を走ることになる。去年とほぼ同じ雰囲気。
のんびり、お喋りしながら、走ってる人もいれば、
ガンガン飛ばして、追い抜いて行く人もいる。
私は、いつものペースで。
5km地点 27分半。10kmで、54分台。
その後は、時計を見るの忘れた。もちろん、止めてない。
今年、コース変更があり、折り返しのあるコースとなった。
SDなどで交流のある方々も、このつくばマラソンに何人か参加してる。
サブスリーを目指している、ま さん、ネオスさん は、
私より、何kmくらい先を走ってるのかな? と計算しようと思っても
計算できない。トップの集団から30分遅れくらいかな?
センターライン付近を走ることにして、すれ違うランナーに気を配る。
20km手前の給水所あたりで、ま さんに似た人、発見。
違っても、いっかー と、「ま さん、がんばれ~~!」 と言ってみた。
やっぱり、人違いだったかも…
前半は、調子が悪い箇所もなく、気持ちよく走れていた。
中間点で、時計を確認。1時間57分台。
ふむふむ、サブフォーペース。
ところが、25kmあたりから、不調。
どこかが、痛いというわけじゃないのだけど、ドンドン抜かれる。
1人追い越し、10人抜かれるという感じ。
去年は、逆だったのになあ。
ペースを落としてるつもりはないのだけど、明らかに遅い。
身体が重い
そこで、思い出す。
そうだわ おしるこ、おしるこ。おしるこ があったじゃないの
30km過ぎだったよね~ 頑張ろうと少し持ち直した。
おしるこは、去年より、さらっとしてて(薄めで)、口にしやすかった。
おかわりしちゃった。
のんびり休んでると、再出発が辛くなるのは、ウルトラマラソンで
体験済み。お水で口をサッパリさせて、さあ、もうひと踏ん張り!
でも、やっぱり、そこからは長かった。
ドンドン抜かれる。私が追い越すのは、不調に見舞われ
立ち止まってる人や、歩き始めた人たちだけ。
おしるこ地点で、3時間くらいだったかな。
もう、サブフォーは無理だ…と思った途端、気持ちも途切れる。
いやいや
ここから頑張れば、まだ、自己ベストの可能性もあるじゃないの。
でも、元気出ない。。。。
タイムなんて、どうでもいいかな、と考えるようになる。
今になって思う。
「どうでもいいわ!」 と投げやりな気持ちになっても
走ることをやめないで、完走を目指すのは、いったい何なんだろう。
荒川マラソンの時も、こんなキツイ向かい風の中、走るのイヤだぁ、
と、ずっと思いながらも、最後まで走りきった。
自分で自分のことを、『チャランポランなヤツ』 と思ってるけど
意外と芯の強いひとなのかも~ (なんちゃってね)
まあ、とにかく、後半は辛かった。
一段と、寒くなってきた。気がつけば、手袋は外さずじまい。
大学構内に入った頃、雨がぱらついたし。(すぐにやんでホッ)
去年も辛かったには、辛かったけど、歩いてる人や、しゃがみこんでる人に
「あと少し。頑張りましょー!」 とか、「ファイトー!」 と
声をかける元気が残ってた。今年は、声も出ない。
トラックに入ってからも、キツイ、キツイ。
もしかしたら、NA さんが見てるかもしれない、
カメラマンもこの辺だっけ? などなどいろんなことが頭をよぎるが、
笑えない。
多分、ものすごく、ひきつった顔だったと思う。
それでも、フィニッシュはスパート。(10mくらい) 3人抜いた。
疲れた、とにかく、疲れた。
何キロのレースでも、後半、ペースを上げることを身上とする私だが、
このレースは、上げることができなかった。
横浜の10kmも、先月の手賀沼ハーフも同じ。
去年に比べ、体力が、がたっと落ちてるような気がする。
【ゴール後】
まずは、鼻をかむ。
お尻のポケットに入れたティッシュ、汗でグショグショかと思ったら
大丈夫だった。
鼻風邪を引いていたのだが、レース中、ティッシュは必要はなかった。
最後の2kmで、ものすごく寒さを感じ、風邪のせいではなく、
寒さで鼻水が出た。
チップを外す。手がかじかんでいて、シューズの紐が中々ほどけない。
去年は、かがんだら、ちょっと吐き気。脚も攣りそうになった。
今回は、吐き気も、攣りそうになることもなかった。
参加賞のTシャツを貰って、記録証をプリントアウトしてもらう。
42.195km女子総合 順位458位
記録 4時間17分35秒
ネットタイム 4時間13分58秒
寒い。汗が冷えてきた。
とりあえず、着替えなくっちゃ。荷物を出して体育館へ。
ベンチが空いていたので、座って着替え。椅子はラクだわ。
トイレは、また行列。ウェットティッシュで顔や身体を拭いて
着替え。寒かったけど、汗はいっぱいかいている。
体育館を出て、売店でお土産購入。
あー、まだ走ってる人がいるいる。
「がんばれー! もう少しだよー」
70代以上、女性の上位の方のタイムをアナウンスしていた。
70代の方、おふたり、3時間台。
去年も同じことで驚いていたけど、今年は、さらなるサプライズ。
84歳の女性、今大会の最高齢女性のタイムが
4時間43分(もしかしたら34分だったかも)!!
完走するだけでも、いや、フルマラソンを走ろうと思うだけでも、
スゴイのにね。84歳と言ったら、大正生まれだよ~
スーパーオバアチャン やね。
持ってきたお菓子の残りを食べ、エネルギー補給。
帰宅にも相当なエネルギーが必要だから。
駅へのバスの乗り場へ行く途中、ネオスさんに声をかけられた。
ヘロヘロ、ヨレヨレのときに遭遇しなくて良かった。
サブスリー達成は、ならなかったそう。そりゃあ、サブフォーとはわけが違う。
そのレベルの話となると、1分だってタイムを上げるのは大変なことだろう。
あー、そういえば、今年は、マイクにも、岡村ちゃん にも、会えなかったなあ。
⇒去年の完走記 ④⑤⑥ 参照
だから、盛り上がりに欠けたのかな。
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何はともあれ、つくば、走った皆さん、応援に駆けつけた皆さん、
お疲れさまでした。
沿道で応援してくださった地元の方々、ボランティアの方々
ありがとうございました。
目標達成ならずとも、怪我もせず、完走できて、ほんとうに良かった
そうそう、1週間前から引いていた鼻風邪、治ってしまったの。
つくばの空気があってるのかな
遠い、行列がいや、と文句を言いつつ、
来年もエントリーしてしまいそうです、ハイ。
つくばの木々は、紅葉&落葉 でした。