恥ずかしながら、使ったこともなければ、聞いたこともない言葉だった。
吝嗇 りんしょく
漢字自体、見たことがなかった。
もちろん、仮名が振ってなければ読めない。
言葉の意味は、ひどく物惜しみすること(さま)。けち。 →goo 国語辞典
「吝ん坊」 は、「けちん坊」 のこと、「しわんぼう」 と読むんだって。
どうも、方言らしい。が、ちゃんと国語辞典に載っている。
ひとつ語彙が増えたのは喜ばしいことだが、話し言葉では使わないだろうなあ。
おお、ちょこっと調べてみたら・・・
「吝」 は、「吝か」 と書いて、「やぶさか」 じゃないの~!
「やぶさかでない」 と否定形で使うから、思いつかなかった。
「やぶさか」 が、こう書くとは知らなかったとは、恥の上塗り…
吝か = 物惜しみするさま
「吝かでない」 となれば、「○○することを惜しまない」 てことだ。
さらに、語源を調べると… → 語源由来辞典
平安時代の 「やふさがる」 (物惜しみする・動) 「やふさし」 (けちである・形) と
同源だそうだ。
「努力するに吝かでない。」 なーんて。
なんか、やる気あんのかよー!? って勘ぐっちゃう。
「やります!やらせていただきますっ!」 とストレートな方が好感持てるよね。