2月のお茶のお稽古が終わってしまった。とてもさびしい。
2月は極寒の季節で、この時期ならではのものがたくさんある。
この時期ならではというのは一年を通じてどの季節にもあるけれど、何となく自分の中で2月は肩に力が入るほど挑む感じで稽古に向かう。
むつかしいというのも理由なんだけど、好きなものがたくさんあるのだ。
大炉や逆勝手、もうその要素だけで心が熱くなってしまうほど。楽しい。まして先週は茶箱雪点前も。
だけど、だけど、そう思えば思うほど、気持ちは空振りし、ありえないところで間違えたり、頭真っ白になって止まったり、つくづく私ってダメだと思う。
そして、2月は終わり、もう1年後までお目にかかれないものもある。
悔やんでも悔やみきれない、悔しさが募って、まして今日は娘も一緒だったから、ダメダメな母を見られたのも恥ずかしい。
そして今こうして書いていることはただの言い訳だ。
それがまた恥ずべきことなんだけど、でもまた今年もこんな気持ちを味わったということを、書いておきたい。
振り返れば去年よりできるようになったこともある。
パズルが解けるように、流れの中で見えるようになったことも。
だから去年よりも楽しかった。でも、かつ悔しかった。
もっと勉強しよう、自主練しよう。
それもただのんべんだらりとやるのではなく、ちっちゃなことからクリアできてくように。
来年はどんな2月になるだろう。いや、するか、だ。
これってお茶に限らないなあ。少しずつでも成長していきますように。