はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

義姉のコンサート

2024年07月14日 | コンサート
2024/07/14


昨日、茨城県守谷市で行われた義姉の
「セブンティーズコンサート」
に行って来ました。

セブンティーンじゃありません😉 
セブンティです。

今年70歳の義姉と
音大時代の同級生の方々が出演。




会場は守谷市国際交流研修センターのログハウス


中もステキなログハウスです。
思っていた以上の方が来てくださって
椅子が足りなくなったくらいです。



義姉は広島の音楽大学の声楽科出身で
同級生と伴奏者の方は広島や横浜在住。

遠くから来てくださったのです。




義姉はある時期より痙攣性発声障害になり
8年間活動を中止していました。

その間にはコロナ禍があり
足の手術もありました。

今回は8年ぶり復活のコンサートでした。




様々な人生を過ごしながら
50年交友が続いたご友人たちと
コンサートが開催できたことは
ほんとうによかったと思います。

また歌えることを目指して
ずっと頑張ってきましたからね。

オペラあり、日本歌曲あり
ジャズボーカルあり。
セブンティーズの貫禄と余裕が
感じられるいい時間でした。

兄夫婦の子どもたち(甥、姪)たちも
会場準備や受付に活躍していました。


コンサート終了後は和食店でお疲れ会

 
すっかりご馳走になってしまいました。

出演の方々や、親戚との交流も
久しぶりのことでうれしく
聴きに行ってよかったなあと
しみじみと感じました。





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読響 第267回土曜マチネーシリーズ

2024年06月23日 | コンサート
2024/06/23


22日、23日と東京芸術劇場で行われた
読売交響楽団の土曜マチネーシリーズ。


指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ピアノ=角野隼斗、フランチェスコ・トリスターノ





プログラム

ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死
ブライス・デスナー:2台のピアノのための協奏曲(日本初演)
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容


常任指揮者のセバスティアン・ヴァイグレ氏は
ドイツ出身だそうで、そのためか
今回はワーグナー、ウェーバー
ヒンデミットとドイツの作曲家中心の
プログラム。


角野隼斗さん&トリスターノさんが
弾いたブライス・デスナーは
私も初めて聴く名前でしたが
アメリカのロックバンドのギタリストでもあり
現代音楽の作曲家です。

76年生まれで、まだ40代。
「2台のピアノのための協奏曲」は日本初演だそうです。


今回の席は2階の最後列。
すぐ後ろは壁と扉でした。

でも舞台全体は見渡せるし
音もよく聴こえました。

顔の表情とか息づかいまでは
わかりませんでしたけど
後ろに誰もいない席というのは
ある意味、気楽ですね。



「トリスタンとイゾルデ」の前奏曲は
とても美しい音で
深い悲しみが漂っています。


角野隼斗さんとトリスターノさんの2台ピアノは
2年前に、この芸術劇場で
豊島区制施行90周年記念コンサートがあり
聴きに行きました。

その時の息のあった
やりとりがとても刺激的だったので
また今回も楽しみにしていました。


冒頭出だしのピアノと同時の鞭の音!

かなり大きくインパクトがありました。

ブライス・デスナーの現代音楽を
どう解釈したらいいのだろうと
考えながら聴いていました。

いろんな不規則なリズムを
キラキラと散りばめたような…
ときどき不規則にドンと入るアクセントや
リズムパターン。

第2楽章の途中あたりで
ずっと流れていくパルス(拍動)が
心電図のモニターの波形のような
イメージで思い浮かびました。

ミニマルミュージックのように
くり返しながら高揚していきます。

いろんな楽器がいろんなところで
呼応するように聴こえました。


角野さんを聴きに行くと
新しい音楽を知るという発見がありますね。


後半のウェーバーもヒンデミットも
初めて聴く曲でしたが
たっぷりした内容を堪能させてもらいました。

とても満足のいく演奏会でした。






大阪のテレビ収録、いつか放映されるといいですね。



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ラ・フォル・ジュルネ が始まりました

2024年05月03日 | コンサート
2024/05/03


今日から4連休です。

穏やかな天気になりました。

今日から東京駅周辺、有楽町、日比谷、銀座で
ラ・フォル・ジュルネが開催されています。

1995年にフランスの町、ナントで
始まった音楽祭ですが
2005年からこの時期に日本でも
開催されるようになりました。





5月3,4,5日の3日間には
さまざまな音楽の催しがあります。




私はジャン・マルク・ルイサダさんの
ピアノ、マスタークラスを見学しました。

ルイサダさんは昔NHK教育テレビの
ピアノレッスン番組で指導されていましたね。
当時見ていました。


ルイサダさんのコンサートにも
申し込んだのですが
残念ながら抽選ではずれました。

ちなみに亀井聖矢さんのコンサートも
はずれました😢 

なかなか倍率が高いです。

ラ・フォル・ジュルネのように
長時間でない(1回45分)コンサートで
チケット代も安いというのは
気軽でたくさん見たくなります。



東京国際フォーラムの広場。


会場は東京国際フォーラムのB5ホール。

レッスン生は朴 沙彩さん。
 昨年の日本音楽コンクールで
第3位 になった方ですね。

テレビでコンクール本選が
放送されていたので見ていました。

曲名はラヴェルの『夜のガスパール』
から「オンディーヌ」。

ルイサダさんは最後まで聴いてから
その後は細かく音や指使いを指導。
打鍵の強さのことも言っていましたね。

You Tubeを見ると最近の人は
速く弾きすぎるけれど
そんなに速く弾かなくていいとのこと。

ゆっくり弾くほうが難しいそうです。

印象に残った言葉は
「ラヴェルはスイスの時計職人」。
テンポ、リズムを正確に刻むということらしいです。

1時間の予定でしたが1時間半になって
とても熱心に指導されました。


ラ・フォル・ジュルネでは
約1000人のアーティストが
東京に集まっているとのこと。

無料イベント、コンサートも
各会場でたくさんあります。

あちこちの会場は歩いてまわれる距離なので
ぶらぶら歩きをしながら
無料コンサートを楽しむのもよさそうです。





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コンサート中に電話の音がしたら

2024年04月26日 | コンサート
2024/04/26


角野隼斗さんのツィッター(X)を見たら
思わずくすっと笑ってしまいました。


ほんとうに。

コンサートのときの着信音には
私も気を使っているんですよ。

気が小さいので
静かな演奏中に鳴ってしまったとしたら
恥ずかしくて、逃げ出したくなります。
(鳴ったことはありませんが)

会場に入ると
スマホを「機内モード」に設定しています。

以前はスマホの電源そのものを
切っていたのですが
「機内モード」で大丈夫とわかったのです。

角野さんは
ロンドンのロイヤル・アルバードホールでの
ガーシュインの即興演奏中
その着信音を演奏に入れたんですね。

自然にさりげなく、かつムーディに。

いい雰囲気でしたよ。

楽団員も会場の聴衆も
心の中で「クスッ」と笑ったでしょうね。

どんな演奏だったのかは
下のXをクリックしてお聴きください。





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新日本フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会 すみだクラシックへの扉

2024年04月13日 | コンサート
2024/04/13


昨日は錦糸町のすみだトリフォニーホールへ
新日本フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会を
聴きに行ってきました。




指揮は佐渡 裕さん
ピアノは角野隼斗さん


佐渡裕さんは2023年から新日本フィルの
音楽監督を務めていらっしゃるそうです。


始まる前に佐渡裕さんが舞台に出てこられ
挨拶をなさいました。

この公演は 5月21日の福岡を皮切りに
6月2日の富山まで全11公演、全国各地を巡るそうです。

このツアーが全完売したのは
角野君のおかげだとニコニコしながら
話していらっしゃいましたね。

プログラム

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調op.23

休憩

チャイコフスキ―:交響曲第5番 ホ短調op.64
                                               


チャイコフスキーの大きな曲が2曲のみ。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は
とても有名な曲ですね。

冒頭から華やかな出だしで
ピアノが大音響でバンバンバンと入る。

オーケストラの大編成に負けない音。

この曲は美しいメロディも多いですが
音のダイナミクスの幅が大きくて
速度の変化も富んだ曲ですね。

ピアノのヴィルトゥオーソ的見せ場が多い曲。

両手オクターブの高速パッセージは
見ていても圧巻でした。

ほとばしるようなエネルギーを感じて
35分間、ずっと引き込まれてました。

終わったとき、近くにいた女性が
「天才!」と叫んでいましたよ(笑)。




(休憩中でピアノは片づけられた後)


後半の交響曲第5番は4楽章からなり
演奏時間が50分もある壮大な曲。

チャイコフスキーが苦しみながら
作曲したようで「運命」を象徴しているとのこと。

そう思って聴くと冒頭は暗さが漂います。

チャイコフスキーはバレエ曲を
たくさん作曲しているので
バレエを思い浮かべるような旋律も出てきて
これがバレエだったらどんな場面かなと
想像しながら聴いていました。

第4楽章で晴れがましさが表われ
管楽器やティンパニーもよく響いてました。

佐渡さんとオーケストラの一体感も
素晴らしかったです。

アンコールの弦楽セレナーデも
とてもきれいなうっとりするようなワルツでした。



すみだトリフォニーホールは初めてでしたが
駅からの通路でスカイツリーが見えるんですね。





通路にはこんなタイルも。



コンサートホールへ続く通路にピッタリの絵です。



〈おまけ〉

演奏が終わって拍手とともに
佐渡さん、角野さんが舞台袖に歩いていくとき
スタンディングオベーションをしながら
(つまり立ちあがって)
ずっとスマホで撮影している女性がいました。

後半のスタオベの時も同様でした。

関係者、スタッフとも思われない一般座席。

始まる前に「写真撮影、録画は禁止です」と
会場アナウンスがありました。

クラシックコンサートに限らず
ポップスだってどこの会場でも
だいたい撮影禁止ですよね。
肖像権ってものがありますから。

角野さんのコンサートでは
ご自身が撮影OKですというときに限って
観客は撮影させてもらいますけど。

私がすぐそばだったら、肩をトントンして
「撮影禁止ですよ」というのだけれど。

係の人も注意に来ませんでした。
(離れていたのかも)

SNSなどにあげなくても
禁止と言われていることはしてはいけませんね。

もし関係者の方が撮影していたのなら
この発言は撤回しますが
間違われないようにスタッフとわかる腕章
ネームプレートを付けてくださいませんか。

皆さんはどう思われますか?




コメント (6)
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