はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

配信のことを嘆いたら…

2024年03月27日 | コンサート
2024/03/27

先日、角野隼斗さんのコンサートツアーの
Streaming 配信のことを書きました。

定刻に見ることができずに
配信の後半しか見られなかったこと
そしてアンコールの途中で
突然配信が終わってしまったことを
書いたのです。


そうしたら、今朝イープラスから
お詫びのメールが来ていました。

あれ、私のブログを見てくれたのかな?
いやいや、そんなことはないでしょう。

多くの人から
要望があったのかもしれません。

・・・・・・・・・・・

「角野隼斗 全国ツアー 2024 "KEYS" 千秋楽公演」におきまして、
配信設定上の問題により、一部のお客様が配信を
最後までご視聴いただけていない事象が発生いたしました。
ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

すべてのお客様を対象に、
当該の楽曲とトークを含むシーンを
アーカイブとしてご覧いただけるように準備を進めております。

・・・・・・・・・・・・

配信をまた見られるようです。

あ~よかった!

こうして、やり直してくれるなんて
親切!ありがたいですね。

配信のある28日~30日は
私にとってかなり忙しい日になるのですが
暇を見つけて見ようと思います。



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私のコンサート作法

2024年03月26日 | コンサート
2024/03/26


私は他の方よりコンサートに
多く行っているほうかもしれません。

クラシックの静かなコンサートでは
気をつけていることがいくつかあります。

まず咳やクシャミが出ないように
かなり気をつけています。

咳やクシャミは生理現象ですから
出るなといっても出てしまうし
まわりに気を使うものですよね。

家を出るときにはなんともなくても
コンサートホールに行くとなぜか
喉がいがらっぽくなって
咳が出るということに気がつきました。

演奏中、咳をこらえているのは
すごくつらいのです。

咳を我慢することに気を取られると
聴くどころではなくなります。

咳を我慢するのがつらくなって
前半だけで帰ったこともありました。

電車に乗っていくことが多いので
電車内のチリ、ホコリを
吸い込んでいるのかもしれません。

またホールは大勢の人がいて
上着を脱いだり開閉式の椅子を
バタンと開け閉めするので
たくさんホコリが出るのでしょう。

私はハウスダストアレルギーですから
気をつけるようになりました。


まず、していることは鼻うがいです。
これは日々のルーティーンで
年中、毎日最低3回の鼻うがいは
欠かしません。

花粉の季節には
1日に数回することもあります。

これはかなり効果があるのでお勧めします。

最近使っているのはサイナス・リンス。
白湯に混ぜて、鼻うがいに使います。




そして花粉症の時期には
市販薬をかかさず飲みます。

今はドラッグストアでよい薬が買えるので
花粉の季節には1ヶ月半ほど
毎日飲み続けています。

そうでない季節でも
コンサート当日は用心のために
1錠飲むことがあります。

そしてダメ押しが点鼻薬。
スプレーの点鼻薬をして家を出ます。

点鼻薬はめったに使いませんが
これというときに使うと
とてもよく効きます。

そしてコンサートが始まる前に
水分を飲んでおきます。

こうすると喉についた
いがらっぽい成分が流れていってくれます。

これで会場で咳が出ることはなくて
聴くことに集中できます。

のど飴は効果がないので
持って行くことはありません。


また演奏中は
ときどきプログラムを落とす音が
聴こえたりしますけれど
プログラムは膝の上に置かずに
バッグの中に必ずしまいます。

そしてコートを膝の上に
置いている方も多いと思います。

もちろんクロークに預けてもいいのですが
終了してから順番待ちでコートを受け取ると
あんがい時間がかかったりします。

自分の手元にコートがあれば
さっと着てすぐに帰ることができます。

私は脱いだコートををたたんで
買い物袋のようなナイロン製の薄い袋に
入れて座席の下に置きます。

コートを直接床に置くわけではないので
汚れませんし
袋から取り出してさっと着られます。

特にダウンコートのような
かさばるコートは
袋にいれておくのも扱いが楽になり
お勧めですよ。

そして、紙袋やレジ袋の類は会場に
持って行きません。
ガサガサ、パリパリ音がするからです。

もちろん演奏前に携帯を
機内モードにしておくことは
始まる前に確認します。

気を使うのはこのくらいでしょうか。

演奏者を含めて
まわりの人に迷惑をかけず
なにより自分自身が集中して
聴けるようにしていることです。






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ステージの余韻が残って配信を見る

2024年03月24日 | コンサート
2024/03/24


朝から「イタリア協奏曲」が頭の中を流れていく。
家事をしながら、鼻歌でうたってしまう。

昨日の角野隼斗さんのコンサートで
冒頭に演奏された曲です。
どうやら頭の中に定着してしまったようです。

この曲が気になって
You Tubeで他のピアニストの演奏を
聴いたりしました。

「イタリア協奏曲」が気になるのなら
配信を見ればいいと思って
午後になってイープラスの配信を申込みました。

今日までアーカイブ配信があるのです。

申込んですぐに見られるかと思ったら
午後8時からの配信でした。
1回限りの配信なのです。

午後8時まで待つことにしましょう。

ところが、夕食後テレビなど見ていて
ふと気がついたら8時50分。

慌ててパソコンの前に座り
配信画面を出しました。

最初からみられると思いきや
20分の休憩中、とあり
画面は止まっていました。

最初から流すと、時間的にはちょうど休憩時間。

編集されていないのかしら?
20分の休憩はそのまま静止。

私が気がついて見たときは
休憩が始まったときだったようで
20分待って、やっと後半が始まりました。

配信はいいですね。
昨日の演奏がよみがえり
新たな気づきがあったりしました。

手元は大写しで見えるし
顔の表情も見えます。

ノクターン、だんだん光が射してくるような
静かでいい曲です。

ところが
アンコールの『キラキラ星変奏曲』の途中
突然プツンと画面が消えて
「配信は終了しました」…

えっ、まだ途中だったのに
終わってしまった。

ビックリ、がっかりです。

120分の配信となっているので
時間が来たら終わるのね。

コンサート終了まで配信するという
わけではないようです。

最後に弾いた「夕焼け小焼け」の
子ども時代を思い出すような
なつかしい穏やかなアレンジも
もう一度聴きたかったけどなあ…

「イタリア協奏曲」は聴けなかったし
アンコールも突然終了したので
なんとなく不消化な気分ですが
それにこだわっても仕方のないこと。

今までは配信期間内は
何度でも見られたように思ったけれど
著作権の関係で厳しくなったのかな。

このコンサートは
CD化されるのかと期待したりしますが。


「幸せな時間をありがとう」と
こちらもお礼を申し上げたい。





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角野隼斗さんコンサートツアー「 KEYS 」千秋楽 松戸・森のホール21

2024年03月23日 | コンサート
2024/03/23


角野隼斗さんの全国ツアー、23公演。
最終日は千葉県松戸市の森のホール21。

私は首都圏の3つの公演
所沢、サントリーホール、松戸を
聴きに行くことができました。

松戸には初めて降りたちました。
新京成線の八柱駅から歩くこと15分。


森のホール21





今回は生配信もありました。
きっと画面の向こうで多くの人が
視聴していたことでしょうね。


私の席からはこんな見え方
左側の端でした。

今まで右側の席になることが多かったので
左側は手元がよく見えてうれしい。

手元が見えるというのは
思った以上に曲がよく理解でできます。

視覚と聴覚、両方から情報が入りますからね。
眼の情報は耳で得たものを
かなり補ってくれます。


音楽とは流れ続けることだと
感じたバッハのイタリア協奏曲。

無垢な愛らしさの極みのような
モーツァルトのピアノソナタ11番。

24調のトルコ行進曲変奏曲は
今回いちばんよく理解できた
(3回目にしてわかってきた😔

24調で遊べるなんてすごいことだと
つくづく思います。


ラヴェルの『ボレロ』は、先日
「かてぃんラボ」の解説があったので
理解が進みました。

調律師の按田泰司さんの協力で
さまざまな音色が出ていることを
知りました。

角野さんも按田さんも研究熱心ですね。


キラキラ星変奏曲 演奏中


それにしても、すべての曲を
ほとんど間をあけないで
弾き続ける集中力のすごさ。

高性能な脳と手(身体)が
あってこその演奏ですが
こんなことができる人はめったにいない。

創意工夫と自由な発想と
熱意と集中と
旺盛なサービス精神と。

なにより、それを楽しんでいることが
こちらにも伝わってきます。

そんな演奏を3度も生で聴くことができて
幸運なことでした。


角野さんが「終わってしまうのは寂しい」
とおっしゃっていましたが
寒い時期の23公演を全力疾走して
無事に終えて
さぞ肩の荷が降りたことでしょう。

「お疲れさまでした」と申し上げたいです。


おまけ

帰りに駅でつい買ってしまった
「栗処くりと」芋のモンブラン


おいしかった😋 



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角野隼斗さんコンサートツアー「 KEYS 」サントリーホール公演

2024年03月08日 | コンサート
 2024/03/08


角野隼斗さんの
「コンサートツアー2024 KEYS」
に行ってきました。

私は所沢に続いて2回目の「KEYS」となります。

サントリーホールでは4回公演の3日目だそうです。
23回公演のうち、サントリーホールで
4回も公演なんてすごいですね。



今回は2階席の右側

プログラムは所沢と同じ演目ですが
今回は今まで聴いたさまざまな公演の中で
もっとも心に沁みました。

その理由はよくわからないのですが
角野さんの演奏は
もちろんすごかったのですよ。

ですが、自分の心の状態というのか
こういう演奏会も
そのうち行けなくなるだろうな
という思いもあって。

最初のイタリア協奏曲の出だしの音を
聴いた途端
明るい響き、晴れがましさに
光のシャワーを浴びたようで
涙が出てきました。

こんなの聴けて幸せだなあと思ったのです。

モーツァルトのピアノソナタ11番は
所沢で聴いたときより
いっそう無垢で可愛らしく
快活な感じを受けました。

即興や装飾音もふんだんにあり
さまざまな弾き方や音色のバリエーション
が楽しい。



休憩中、舞台をスマホで撮る人が集まる


後半はグランドピアノに加えて
アップライト、鍵盤ハーモニカ
トイピアノ、チェレスタが登場。

それらを駆使して
大猫のワルツ
ガーシュインのパリのアメリカ人。

チェレスタの音が
オルゴールのようでかわいい。
ここでも、目まぐるしく
さまざまな音色の変化があって
弾く角野さんは忙しいでしょうが
音の万華鏡!

ラヴェルのボレロも同様に
同じリズムパターン
同じメロディの繰り返しを
どのように盛り上げていくのか。

自由な発想と工夫がふんだんに見られて
堪能しました。

(私ごときレベルの発想ですが
左手の同じリズムパターンをずっと
打っているだけでもむずかしそう)


アンコールのキラキラ星変奏曲

撮影OKです

キラキラ星も前回とはまた違って
日によって変わっていくのね。


角野さんは最後に
ソニークラシカル・インターナショナルと
ワールドワイド契約を結んだと
この舞台で発表されました。


 動画コメント


私は2021年のショパンコンクールの年
夏の終り頃でしたか
大田区のアプリコホールで行われた
角野さんのコンサートに行ったのです。

クローズドコンサートだったかしら。
私にとっては2回目の
角野さんのコンサートでした。


その時のことは
ブログに書きませんでしたけれど
2階の端の席(顔がほぼ見えない)で
音だけ聴いていたのですが
「この人はきっと世界のトップレベルになる」
とゾクゾクするような
確信のようなものを感じたのです。

それからの角野さんの活躍を思うと
いまやそれが現実になっていますね。

この秋にデビューアルバムが世界中で
リリースされるということです。

私は今日のこの公演がCDになって
発売されないかなと願っているのです。

何回も聴き直したいと思います。
もちろんYou Tubeでもよいけれど。


会場で売っていた楽譜も買ってきました。




「大猫のワルツ」や「胎動」など。
まあ、記念楽譜ですね。
弾けないけれど、ところどころ探り弾きをして
自分なりに楽しむつもり😊 



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