2019/08/17
『ダンスマガジン』2019年4月号を見ていたら、プルシェンコさんの出演したロシアのアイスショーのことが紹介されていました。『ダンスマガジン』はほぼバレエ中心の雑誌ですが、少しフィギュアスケートのことも少し載っていたりします。
〈スケートとバレエの協奏曲〉と題した記事です。
「昨年末(2018年)、モスクワで初演された、まったく新しいアイスショー」と書いてありました。
出し物は「白鳥の湖」。
スケートとバレエの融合で、エフゲニー・プルシェンコさんは氷上のフィギュアスケート、ボリショイバレエのオリガ・スミルノフさんが白鳥・黒鳥を踊りました。
総合演出はセルゲイ・フィーリン。
「アイスリンクの一隅に大きな円形のステージが設置され、若い王子はプルシェンコの息子、アレクサンドル・プルシェンコ(サーシャ)。魔法で一時的に大人の姿にしてやろうという計らいで、大人のプルシェンコが出てきて演じた。
製作段階は1年にも及ぶ。
プルシェンコはスケート靴を脱いでスミルノフとパ・ド・ドゥを踊った。バレエの白鳥の湖とはだいぶ違ったものになったが、チャイコフスキーの音楽が2つを結びつけてくれたとフィーリンは語った」
(ダンスマガジン誌より)
プルシェンコさんはロシアでこのような新しい試みのアイスショーをしていらしたのですね。
本来のバレエの「白鳥の湖」とは、少しすじをかえたそうです。サーシャ君は最初、若い王子役で出演、途中で魔法使いが出てきて、「しばらくの間大人の姿にしてやろう」ということで、そこからはプルシェンコさんが登場です。サーシャ君はもっとやりたがった、とか(笑)
他分野とのコラボといえば、今年のファンタジーでハビエルがスペイン国立バレエ団のナハーロさんとフラメンコでコラボしたのは記憶に新しいところです。あれもよかったですね。
私はバレエも他のダンスも好きなので、そういうコラボがあったらうれしいです。ただ、制作側にとっては、分野が違うので大変かもね。