はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

変わっていくこと

2020年03月13日 | 新型コロナ肺炎

2020/02/13

 

新型コロナウィルスの出現によって、今までと違う価値観があることを教えてくれるのでは、と昨日書いたのですが、茂木健一郎さんのブログにこんなことが書いてありました。

一部を引用させていただきます。

「コロナウイルスの感染拡大で、世界各地で混乱が続いている。この危機にポジティヴな側面があるとするならば、世界がこれから進むであろう変化の方向への移行が進む、「加速主義」の実現ではないだろうか。テレワークや、オンライン学習など、遅かれ早かれ進んだ方向に世界が移行するきっかけになる。

(中略)

仕事をするためにある特定の場所に行かなくてはならないとか、学びをするために学校という物理的な場所が必要であるという「思い込み」、「慣性の法則」は、遅かれ早かれなくなるはずであったのが、今回の事態でテレワークやオンライン学習の技術の普及が進み、社会の変化が加速するかもしれない。

スポーツや、音楽などのライブイベントの中止は、関係者にとっては大打撃であるが、逆に、その場にいなくてもライブ感を楽しめる技術の進歩や、そのようなケースでもスポーツ選手やミュージシャンの生活を支えるためのファンディングやサポートのシステムが生まれ、進化するきっかけになるかもしれない」

あとはこちらでお読みください。

https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/8437808.html

 

同意するところが多いのです。

もちろん、危機的状況にあることは確かで、暮らしは混乱しています。

でも私だけの感覚でしょうか、公園でも道でも、子どもたちは伸び伸びと今まで以上に元気に遊んでいます。学校に行っていた時よりも明るい顔をしている感じなのです。

親子で遊ぶ姿も多く見られます。

子どもたちは、家にいてもやらなくてはならないことはわかっているし、親の事情も分かっているでしょう。子どもは大人が思っている以上に賢いのです。学校に行かなくてはならないという枷(かせ)が取れたような気がします。学校って不自由なところがありますからね。

 

それにしても、スポーツもライブもコンサートも映画も美術鑑賞も旅行も、平和であってこそできるものなんだなあと改めて思いましたね。

 

年末に植えた球根のうち、真っ先にアネモネが咲きました。

 

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世界選手権中止  羽生・宇野選手のコメント

2020年03月13日 | フィギュアスケート

2020/03/13

 

自分の覚書用に記しておきます。

国際スケート連盟(ISU)は11日(日本時間12日)、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フィギュアスケートの世界選手権(18日開幕、カナダ・モントリオール)中止を発表した。


日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア部長は、以下のようにコメントした。

「今回の中止は、この大会に向けて準備してきた選手たちには大変残念なことと思いますが、WHOがパンデミックと発表した新型コロナウイルスのこのような状況では、選手、観戦に来られるファンの方々、関係者などの安全を考えると、致し方ないと思います。
選手たちは、つらいことと思いますが、気持ちを切り替えて、来シーズンに向かって、さらに良い演技を見せられるよう、頑張ってほしいと思います。また、1日も早くこの状況が終息することを願っております」

 

羽生結弦選手のコメント。
 「中止になってしまったことは残念ではありますが、選手のみならず、観に来られる皆さまや大会運営のスタッフの方々への感染拡大のリスクが、少しでも減ったことに安堵する気持ちもあります。このような状況の中で、選手に競技の場を設けようとギリギリまで尽力してくださったISUに感謝の意を申し上げます。

 今回の中止を受けて、改めて新型コロナウイルスについて、また、ウイルス感染について考える機会ができたと思っています。このような対応がなされたからこそ、より一層、注意を払って生活していかなくてはと思いました。

 そして、今シーズンの最後まで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。来シーズンに向け、今の限界の先へと行けるよう、練習していきます」 

 

宇野選手のコメント

「今回、この様な形でシーズンが締めくくられてしまうことに残念な気持ちもございますが、まずは世界中の人々が安全な日常を送れる日が一刻も早く来ることを願っております。明けない夜はないと信じ、これからもアスリートの本分を全うし、今自分にできることを精一杯やっていきたいと思います」 

 

試合に向けて、気持ちを整え、練習に励んできたであろう選手たち。コメントを出してくれたことで、ファンも気持ちの整理がつき、安心したことでしょう。ISUに感謝を述べているのも気配りの人ですね。

どうしてこういうことが起こったのかな、と私も思います。

今のこの状況はきっと何かを教えてくれる。人類が死滅するほどの病ではないけれど、今までの価値観と違うものがあることを示唆しているような気がします。

 

 

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