2021/11/14
NHK杯の2日目の覚え書きです。
ペアの三浦・木原組のときは、祈るような気持ちで見てました。
フリーの長さは体力的に厳しいと思います。終わった後、木原君は座り込んでしまいましたね。
しかし、立派な3位表彰台、おめでとうございます!
りくちゃんの涙はうれし泣きかと思っていたら、自分がミスしなかったらもっと点数が出たのにと、悔し泣きをしていたとのこと。
やる気があるということですね。今後の成長がもっと楽しみです。
アイスダンスも、例年になく日本の2組が楽しみでした。
小松原組の「サユリ」は優雅なプログラム。衣装も含めて素敵でした。
でも昨日に比べて、美里さんの笑顔が少ないような・・・。そういう悲しさを秘めたプログラムなのか‥後半には少し笑顔が見られました。昨日の2位が響いていたのか。
村元・高橋組は昨年と同じプログラム『ラ・バヤデール』。
美しいバレエ曲で、私はそのメロディからチャイコフスキーかと思ったのですが、作曲はL・ミンクスだそうです。チャイコフスキーより少し生まれが早いけれど、ロシアのほぼ同時代の人でした。あの頃のバレエ曲は素敵ですよね。
私はやはり高橋大ちゃんの体力がもつか心配で、後半は祈りながら見ていました。
結果的には村元・高橋組が小松原組に7点差をつけての全体6位。
1年後にこのような逆転をするとは予想できませんでしたが、それだけの努力が2人にあったということでしょう。
高橋大ちゃんがアイスダンスに転向すると聞いたときは、内心(大丈夫かな)とビックリしましたが、ずっと努力を続けてこなければ、こういう結果は出せなかったと思うのです。年齢的にも35歳ですし、フィギュアでは引退していてもおかしくない年齢。
その努力の継続には敬意を感じます。
しかし、これは小松原組には悲しい結果で、美里さんは涙にくれていました。切磋琢磨しながら、ライバル同士が伸びていってくれればいいけれど。
日本でもこのようにアイスダンスでライバル同士が競うようになり、観客もアイスダンスを心待ちにするような時代になってきたのですね。
以前は、はにかむような、謙遜するような感じがあったのですが、きちんと言葉を選んで、しっかり伝えようとして語っているのがわかりました。