2024/03/13
この話は興味を引きました。
読売新聞より
〈1年生の半数超が理科の課題に対する解答を間違う事態が起きた。
原因となったのは、生成AI(人工知能)が表示した“誤答”。
食品大手「キユーピー」がホームページに載せていた記述を基に生成し、
生徒たちが書き写していた。
男性教諭に記述の誤りを指摘された同社は、
誤解を招きかねない表現があったとして修正した。〉
・・・・・・・・
私立中学校の生徒約250人のうちの半数が
問題の解答をAIにたずねたのです。
食品会社キューピーが
間違った内容をサイトに載せていたことで
生成AIが誤答を作ったのでした。
同じ間違いをする生徒があまりにも
多いことから教諭が気づいたとのこと。
〈生徒たちに検索サイトの生成AIを使って書いたか
尋ねたところ
各クラスで6~7割の生徒が手を挙げた。
ネットの利用は許可していたが、多くの生徒が、
生成AIの回答について正確性を確かめずに
そのまま書き写し、提出していた。〉
どんな答えだったんでしょうか。
<唾液アミラーゼは、食べ物に含まれるでんぷんを分解し、
胃で消化されやすい状態にする>
という誤答。
教諭は「でんぷんは胃では消化されない。
なぜこんな解答になったのだろう」
と疑問に思ったそうです。
検索サイトに搭載された生成AIが
生徒の解答と同じ文言を生成し表示したので
わかりました。
でんぷんは口と十二指腸で
消化されるのだそうです。
私もこれをよく知りませんでしたね。
胃で消化するでいいんじゃないかと
思ってしまっていた😓
検索にかけるとすぐに答えが出てくるのは
時間短縮にもなり、すごく便利です。
自分で紙の教科書や参考書をめくって
時間をかけて調べる必要がありません。
時間をかけて調べる必要がありません。
そう簡単に答えが出てしまうと
生徒たちにとってはどうなんでしょう。
考える力というのが育まれるのかな?
そのAIの解答も正しいとは限らないので
間違ったことを教えるのも困りものです。
私も1日のうちに何度も
検索エンジンを使いますが
上に出てくるのは宣伝らしきものが多くて
紛らわしいですね。
ひとつのサイトに書かれたものだけを
信じ込まずに
複数のサイトを見比べる必要がありそうですね。