2024/08/29
TBS系の「日曜日の初耳学」(8月25日)に
米津玄師さんが出演しました。
テレビのトークに出るのは初めてだそうです。
私は、米津玄師さんのことは
ほとんど知らないのです。
「Lemon」、「パプリカ」、「海の幽霊」
くらいは知っていましたが
最近はNHK、朝の「虎に翼」の主題歌を
毎日聴いているうちに
米津さんの声…野太い、深みのある声が
耳に留まるようになりました。
詩にも独特な世界観があって
どんな人なんだろうとTVerで見てみました。
どんな人なんだろうとTVerで見てみました。
画面で見た米津さんは
顎の骨格や首がしっかりしていて
あの声はこういう骨格から出ているんだな
と思ったものです。
人づきあいをあまりしないで
内にこもっていたということですが
作品を作る人にあるように
自分の世界を持っていたのでしょう。
年齢よりも大人な、落ち着いた感じですね。
自分のことがよくわかっている人
という印象を受けました。
宮崎駿監督が大好きで
「私淑していた」と言っていましたが
どのレベルの人から、何を学ぶかということが
見えていたのでしょうかね。
廃品回収車のアナウンス
「壊れていてもかまいません」が
子どものころから好きだった言葉だそうです。
それを聴いたとき、ハッとして
私は感動してしまいました。
「壊れていてもかまいません」という言葉は
なんとすごい肯定だろうと思ったのです。
回収品のことではないのです。
人や世界を肯定していると思ったのです。
みんな、誰でも、どこか壊れている…
私も壊れている…
「でも、かまいませんよ」
そういう見方があったかと
感動したのです。
「日曜日の初耳学」のこの放送は
9月1日までTverで見られるようです。