2020/04/15
ドイツの支援策。ドイツが重視しているのはスピードと手続きの簡素化。
「ベルリン在住のピアニスト、峯麻衣子さんはベルリン州政府の支援枠を利用して、先月29日、補助金の申請手続きを行いました。
補助金の申請をすべてインターネット上で行いました。納税者番号などを打ち込み、顧客が減ったかなどを尋ねる項目にチェックをして、10分ほどで完了したといいます。その2日後には3か月分の補助金として5000ユーロ、およそ60万円が振り込まれたということです。ただ、州によって補助金が支給されるまでにかかる時間には違いがあるということです。
峯さんは「税金は納めてきましたが、ドイツ人ではない自分がそんなに大きな額をもらえるのだろうかと思っていたので、びっくりしました。芸術家も対象に含まれていて、心強く感じます」と話しています。」
外国人でも、10分間のネット申し込みで、2日後に60万円。これは心強いですね。税金を納めてきたのなら、国民に国民に還元できる方法を取ってもらいたいものです。
全文はNHK WEBで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200414/k10012385751000.html
日本では、安倍総理大臣は公明党の山口代表から、所得制限を設けず国民1人当たり現金10万円を給付するよう要請を受け「方向性を持って検討する」と述べました。
これはまだ検討中ということで、決定ではないのですね。スピード感大事です。
NHK WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200415/k10012387831000.html
横浜市の対応には首をかしげます。
「横浜市内にある私立保育所の保育士が今月8日、新型コロナウイルスに感染したことが確認された際、市が保護者には知らせないよう求めたうえで、保育を継続するよう指示していたことが分かりました。
保育所は、独自の判断で保護者に対して感染者が出たことをメールで連絡しましたが、市の指示があったため翌日は通常どおり開いたということです。
しかし、この日は子どもは誰も来ず、結局、市の判断でその次の日からは保育所を閉めたということです。
これについて、横浜市の私立保育園の園長らで作る『横浜市私立保育園園長会』は、市の対応は口止めとも受け止められるとして、13日、林市長に宛てて要望書を提出しました。
この中で「感染状況の公表は保育所の園児、職員などの生命を守るために必須であり、公表を行わないという選択肢などない。市の対応は生命にかかわる重要情報の隠蔽、情報操作とも言えるもので、緊急事態宣言が発出されている現在において到底許されるものではない」と市の対応を厳しく非難し、今後、こうしたことがないよう求めています。」
NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200415/k10012388021000.html
保育士が感染すれば、感染力の強さから同僚、子どもたちにも感染するでしょう。子どもが感染すれば両親に感染するでしょう。クラスターが発生するとは考えなかったのかしらね。
この時期に、こんな対応をしているところがあるとは驚きです。