2024/02/04
上海での四大陸選手権。
男女とも日本勢が優勝。
千葉百音選手、鍵山優真選手
おめでとうございます。
千葉百音選手は
ジャンプもスピンもスケーティングもうまい。
丁寧で優雅な演技をみているうちに
胸が熱くなりました。
胸が熱くなりました。
深く倒したエッジの滑りは
滑って転んでしまいそうなバランス。
なのに、よく滑ってます。
後半はスピード感のあるステップが
多いのに上半身もきれいに演技しています。
多いのに上半身もきれいに演技しています。
最後のピールマンスピンも美しかった。
なぜか、千葉百音選手の演技のときは
祈るような気持ちで見てしまうんですね。
東日本大震災の後
アイスリンク仙台が再開された時に
16歳の羽生君のところに滑ってきた幼い女の子。
その子が千葉百音ちゃんだと知ったのは
一昨年くらいだったかしら。
りっぱな選手に成長していました。
浜田コーチに師事して
いい選択をしたと思います。
佐藤 洸彬君がコーチなんですね。
私の中では全日本選手権のときの
コミカルな印象のままですが
立派になったなと感慨深い。
3位の渡辺倫果選手は
トリプルアクセルが成功。
フリー最後のジャンプだけ、ちょっと残念。
表情豊かな演技は人を惹きつけます。
過去2度の優勝経験のある三原舞依選手は7位。
一時はかなり痩せていましたが
体がしっかりしてきたのはいいこと。
男子は鍵山優真君が300点越えの優勝。
鍵山君の気迫のある演技は見ごたえ充分。
息をつくまもないくらい動き続けて
最後まで密度の濃い演技。
圧倒されて見入ってしまいました。
絶対に勝ちたいという強い気持ちが
全身から伝わってきます。
佐藤駿君は2位。
佐藤駿君も仙台出身。
駿君の時も見入ってしまいます。
最初の4回転ルッツは素晴らしいジャンプでした。
駿君はジャンプの回転数が速くて美しい。
演技構成点にもいい点をいただいたようで
よかったと思います。
ボーヤン・ジン君も地元・中国開催で
いいジャンプを見せてくれました。
3位のチャ・ジュンファン君も
いい演技でしたが、日本勢2人には及ばなかった。
モデル並みの身長とルックスで
韓国では大人気なようですね。
ペアのりくりゅうカップルは
2位でまずまず。
木原選手は腰椎分離症で
グランプリシリーズ2戦と
全日本選手権を欠場してました。
4カ月ぶりの実戦だったそうで
練習期間も短かったようです。
ショートの時はりく選手に笑顔がなく
フリーでは木原選手が途中から苦しそうで
ハラハラしました。
3月の世界選手権、頑張ってもらいたいですね。
私はフィギュスケートを
熱心に見るようになってから
もう10年にもなります。
現役の短いフィギュアスケート界では
選手はほぼ世代交代していますが
日本勢は確実によい選手が育っているようで
期待が持てます。
こうしてフィギュアスケートを
ずっと楽しめることが私にとっては
うれしい。