はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

傾聴ボランティア養成講座を終えて

2023年12月08日 | ボランティア
2023/12/08


傾聴ボランティア養成講座が
終わりました。

傾聴とはどういうもなのか
講座で学んだことは
初歩の域を出ないのですが
それでも傾聴の心というものは
受け取れたと思います。


私は今まで、「聴く」というより
「対話」というものを考えていて
ピンポンのような会話のやりとりを
よしとするところがありました。

それだけでなく
自分の考えをいかに相手にわかりやすく伝えるか
どうやって自分を表現するかと
いうことをいつも考えていました。

それは自分中心の考え方と言えるでしょう。

傾聴は相手を中心にして考えるのです。

相手の言うことを丸ごと受け入れて
否定しないし、自分の意見も言わないし
アドバイスもしないのです。

話し手の心の中には
否定や批判、アドバイス、説教は
されたくないという気持ちがあります。
選ぶことや決めることは自分でしたいと
思っています。

思い違いや勘違いも指摘しないで聴くのです。

共感、受容、自己一致というのが
傾聴の3つの基本態度だそうです。


家族でも友人でも人と話すときには
こうすればよかったんだと思うことが
たくさんありました。

相手を受け入れる表情や目線
あいづちの打ちかたなども勉強になりました。

話し手が
話したことによって心が安定し
慰められ、自分が受け入れられたと
思えたら、それが成功というものです。

傾聴の方法は
自分のまわりの人間関係も円滑にするに
違いないと思ったのでした。





〈追記〉

上に書いたのは
高齢者向けの傾聴講座ですが
若い人や子どもの場合は少し違ってくる
かもしれません。

将来のある人に対しては
時にはアドバイスをしなければならないことも
あるかと思います。







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2 コメント

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Unknown (花水木)
2023-12-09 06:28:44
とても良いお話を聞かせていただきました。
ありがとうございます。
分かっていてもなかなかできないことですよね。
努力したいと思います。
返信する
Unknown (yoshieri)
2023-12-09 07:38:15
花水木さん
そういっていただいて、うれしいです。
私自身、できていないと思うことが多かったのです。
相手の話に共感して「気持ちがわかる」と言った後に、自分の場合はこうだったなどと話しがちなのですが、それは相手の話を自分に持ってきてしまうことになると気づきました。
また、困っている話をする相手に対して、アドバイスのつもりで「こう考えたらどう」などと言ってしまうことは、相手にとっては説教と受け取れるのかもしれません。
傾聴を学ぶことによって自分が見えてきたと云ったらいいのかもしれません。
返信する

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