山歩人・吉克の山楽日記

北海道の“山”を中心にオールシーズン山歩(散歩)・・・単独登山多し、山をテーマに限定(時々脱線♪)した気まぐれ日記です‼

北海道新幹線の課題と・・・EL機関車&寝台北斗星

2017年10月20日 | 単身赴任日記

10月上旬は暑かった東京下旬は寒すぎ今年も東京都江戸川区篠崎公園の区民祭りに参加北海道新幹線のPRや各まちの特産品などを販売。来客数は晴天のため60万人の来場者テントの周りは人・ヒト・ひと、ビール飲ませろ~吉本芸人元気☆たつや宇野けんたろうさんもブースをPRしてくれたホタテのバター焼き1000枚が完売するなど好評だったが・・・北海道新幹線PRの反応はいまいち

北海道新幹線は開業2年目に入り利用は鈍化開業ブームだった前年から約2割減少しかし、在来線時代よりは約3割以上が乗車している。新幹線効果は保たれている 新幹線は手荷物検査がなく、乗り換えもないから利便性が高いが・・・平日のビジネス利用は少ないJRは訪日外国人の誘客も併せ閑散期の利用促進策などを早急に打ち出すべき

改善すべき北海道新幹線の課題 東京駅~新函館北斗駅の通常料金は高い老朽化が進む青函トンネルの維持管理費等を特急料金に上乗せ日本一高い新幹線の特急料金だ東京まで4時間以上なんとか3時間半台にするべき新幹線貨物(空き車両)対応や青函トンネル・夜間貨物走行専用などの工夫も必要だ携帯電話の不通区間多し札幌まで延伸すると、約7割以上トンネル北海道の風光明媚な景色は殆ど見えない青森-函館は約6割トンネルビジネスマン&若い人からは不評飛行機でもWi-Fiが使えるのに・・・

身近にある鉄道遺産初視察鉄道好きのT講師説明産業遺産ともいうべき工場用電気機関車(EL)を初めてみた太平洋(日本)セメント上磯工場に近い北斗市運動公園内にある。大正~昭和期に石灰石運搬で活躍した機関車が展示されている。北海道の産業発展を担った旧上磯町の峩朗鉱山など非金属の石灰鉱山を運んでいた。【セメント工場が近くにある】山元から約5キロもあるので大正初期は馬そしてSLに代わり、電気機関車(EL)が導入された。コンベヤー化されるまで60年間生産発展を支えた電気機関車だ東洋電機が製作し、産業用ELの保存車両としては日本で2番目の古さとか・・・希少価値がある急勾配用電磁吸着制動方式を持つ貴重な産業鉄道遺産がここにあった。今まで全然知らなかったので申し訳ない気持ち・・・

懐かしい寝台特急「北斗星」・・・修学旅行も含めれば5回乗った記憶がある。北斗市旧茂辺地中グラウンド内に車両を保存展示してある上野―札幌間を走行していた北斗星は、北海道新幹線開業前の2015年に引退北斗市内も走行していたことからクラウドファンディングなどで1700万円を調達し、JR北海道から客車2両を譲り受けている。維持管理費を稼ぐため「北斗軒」という飲食店も開業している【当時高級だった個室】【車窓から・・・ラウンジ】北斗市内にも鉄道愛好家が喜びそうな場所(地域資源)があることに気づかされた

鉄道愛好家による経済効果は年間2千億円ともいう侮れない

コメント
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