ガンダム・・・富野由悠季の世界
アニメーション監督
富野由悠季(とみのよしゆき)氏の歩みをたどる富野由悠季の世界-ガンダム、イデオン、そして今を観に道立近代美術館へ
富野監督は、2021年度文化功労者を受賞した。おめでとうございます
各社報道
のとおり、「ガンダムシリーズ」や「無敵超人ザンボット3」「鉄腕アトム」「勇者ライディーン」「伝説巨神イデオン」など作品の絵コンテやイメージスケッチなど2千点以上の貴重な資料が展示されていた。多分この規模の開催は、もう北海道では観ることはできないでしょう
富野監督が世に送り出した数々のアニメを一気に観ることができる
勇者ライディーンのスーパーカー。懐かしい
ライディーンのプリンスシャーキンの仮面は、後のシャアの仮面となる話も有名。
会場は6つのテーマに分かれ、
設定集・絵コンテ・セル画・台本などが展示。富野監督が少年時代に描いたイラストの資料もあった。札幌会場のみガンプラのコンテストで世界王者になった小樽在住の畑めいさんが制作したプラモデルも展示されていた。
富野監督の
映像の原則
視覚効果が勉強になった。
上手には優位の印象効果が、下手には劣位の印象効果がある。上昇志向のあるものは下手から上手に向かって。その逆に、下降志向をもつものは上手から下手への原則がある敵役は主人公に対して優位な立場にあるため上手側。敵役に相対する主人公は下手側と位置する。上手下手の舞台の原則は、上手下手の由来である能舞台に限らず、アニメや映画の映像作品でも演出手段として利用できる。アニメや映画でも上手・下手の演出的効果が存在し、視聴者側を客席と考えるならば、原則として画面左側に主人公が、画面右側に敵役が位置する。
下手(観客から見て左側)=弱い人(けど、いつかは頑張る人かも)、正義の人物、ヤバい・まずい・怖い、悲しい・苦しいなどマイナス感情を誘発、弱者、虐げられているもの、逆行する印象があるので、そのものが強い
上手(観客から見て右側)=強い人・大きなもの、右から来る悪漢、正義の人物が勝って右手に立つと本当に強い人に、(観客が)寛容に存在を認められ、当たり前にくるもの・舞い降りるもの
会場でしか買えない限定ガンプラなどはすぐ完売しそう
ファイル
カード
ノートなど、いろんなグッズが販売していたが、おぼつかないHBCの定員
にイラッ
監督が言うように、この企画展が次世代への刺激になるでしょう
来年1月23日まで・・・