今日は「なんちゃって漁師」のお話です。先日、熱海沖の水深350mの深海から35センチもあるノドグロを釣り上げましたが、流石に350mを手巻きのリールで巻き上げるのは厳しくて電動リールを使いました。一昔前に深海釣りをする場合は太いロッドと糸、大きな電動リールが不可欠でしたが、近年の釣り道具の進歩により2m程の細めのロッド、細いPEライン、小型の電動リール等のライトタックルでも充分勝負になるようになりました。ですから「なんちゃって漁師」もノドグロ、キンメ、アマダイなどの高級魚をターゲットに出来るのです。更には先日紹介した等水線まで表示できる1000m対応の魚群探知機まであれば鬼に金棒です。ただ如何にライトタックルでも電源は必要になるのですね。電動リールはもちろんの事、魚群探知機もバッテリーを用意しなければなりません。今流行のリチウムイオンバッテリーは小型で強力なのですが如何せん高価なので、鉛バッテリーを用意しています。写真1は3人乗りのミニボート・ワイズ号ですが船尾右側に魚群探知機、左右に電動リール付きのタックルがセットされています。ですから写真2〜4の様にバッテリー3個が入る様に細工した工具箱を持ち込んでいます。ただ、いくら小型のバッテリーといっても3個まとまればかなり重いので扱いには充分注意しています。因みにこのバッテリーケース上蓋のワイズシールが貼ってある所からコードのみ出す事が出来て極力バッテリーに海水等が掛からなくしています。出漁前夜にはバッテリー充電のために3つの充電器を繋いでいますが、そんな用意もまた楽しいのかも知れませんね。今週末は久しぶりに長男と次男3人で出漁する予定です。果たして釣果は・・・・。