今日で最後になってしまったが、何て長い年末年始休暇なんだろう。会社員時代にも経験のない11連休でした。29日に「なんちゃって漁師」として昨年最後の出漁をして、本来ならば年明けも2回ほど出漁して正月休みを楽しんでいる予定でしたが、腰の違和感を感じて今年の出漁は未だ叶っていません。まあ、出漁しなくても海を眺めてぼ〜っとしている時間も結構良いもので退屈なことなど無い休みでした。ところで一昨日に多賀港に置いてある3人乗りボートのワイズ号の点検に出掛けて来ましたが、小一時間の点検も終了して丁度昼時となりました。そして「今日のランチは何を食べよう」と思案ですが・・・・・実は多賀港から出漁後に毎回どこかで遅めのランチを食べるのが常なのですが、流石に近辺のランチを食べるところは行き尽くしていて悩むところなのですよ。そんな時に丁度、多賀港からも歩ける場所の民宿の看板に偶然目が行ったのです。この民宿は「いなほ」と言って、昨年5月に改築してからランチ営業を始めたそうです。民宿と言ってもきれいに改築していて旅館と言っても通用しそうな雰囲気で食事スペースもかなり大きく、海を見ながらのゆったりとした食事も楽しめそうです。席についてメニューを見るとかなりリーズナブルな料金にビックリして、写真の桜エビの揚げ物定食(1200円)と活きイカ(1800円)、更に無理を言ってカキフライ(10個1000円)を5個(500円)をオーダーです。実はこの中で特筆するのが「活きイカ」なのですよよ。かなり大きめのイカなのですが、この民宿の主人と多賀港の漁師が友人で、直接買い付けしていて鮮度が抜群なのです。3枚目の写真がズバリ活きイカなのですが、身が2段に重なっているほどのボリュームで足も4枚目の写真の様にげそ天にしてくれます。刺身は甘くてコリコリと適度な感触が絶妙なのですが、驚いたことに数本残った足の部分の刺身を口に運ぶと、足の吸盤が上あごにビタッと吸い付くのですよ。生きの良いイカは刺身になっても動くのは知っていますがこんなに元気なイカ君は初めてでした。東京で食べたら数倍の値段はしそうですよね。今年も多賀港から何回も出漁すると思いますが、暫くは漁後のランチはこの民宿になりそうです。