大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

iPhoneでも絞り効果を活かした写真が撮れる?

2018年08月30日 | 撮影

よくデジタル一眼カメラとコンパクトカメラやiPhoneで撮影した写真の違いをセンサーの大きさから「ボケ味が違う」「立体感が違う」等と聞きます。それは被写界深度を変えることの出来る「絞り」が同じならばセンサーの大きい方が「ボケ味」が出ることは当たり前ですよね。更にセンサーの小さなiPhoneなどは、どんな被写体を撮影してもパンフォーカス写真の様に全てにピントが合った写真が撮れてしまいます。ただ写真を経験してくると「ボケ味」のある写真が撮りたいとカメラを代えたり、F値の明るい交換レンズが欲しくなったりしますよね。ところがです・・・・・この頃のiPhoneのアプリって凄いのがありますよ。写真がそのアプリですが「カシャ」と何時ものように撮影した後から、自由に「絞り」を変えてボケ具合を調整できるのですよ。上の写真が絞りを絞り込んだもので、下の写真が開放絞り値に動かした写真です。手前の「KAGURASAKA・・・・」と言う看板と一番奥の「マンション」を比較すると一目瞭然ですよね。まあこの効果は画像処理に頼っていると想像しますが、被写体によってはかなり使える写真が撮れてしまうのです。昔から写真を生業にしてきた人間には「恐ろしい時代が来た」と思うのでした。お〜っ恐!

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木戸嘉一
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