このブログでも何回か登場した神田・淡路町に在る私の従兄弟が経営する「北陸旬彩 きど新」。残念ながら従兄弟の奥さんの体調不良で閉店してしまいました。北陸より毎日空輸する魚介類が人気でかなりの繁盛店だったのですが惜しまれての閉店でした。まあ、従兄弟の年齢も確か65才位になると思うので、後は夫婦で養生と悠々自適な生活を送ってもらえればと思っています。ただ残念なのは、この店で出されていた白エビやホタルイカ、ブリ等が今後は簡単には食べられなくなってしまった事です。あの食べ物にかなり拘りがある写真家の石橋睦美さんや故・近藤辰郎さんも口を揃えて「都内で一番美味しい!」と言っていたくらいでした。因みに写真上がいつもオーダーしていた「きど新」の刺身盛り合わせです(左上の白エビが特に美味しい)。話は先日、熱海から東京に戻って来た時の事です。丁度夕方だったので「早めの夕食を食べていこう」と混雑する八重洲地下街を歩いてお店を探していると「白えび亭」と言うお店を発見です。「きど新」が閉店して暫く白エビを食べていないので即入店してしまいました。オーダーした白エビの天丼が写真下ですが、よく揚がりすぎているのか、今ひとつ白エビの風味が無いのですよ。そりゃあ、それなりに美味しいと思うのですが「きど新」の白エビと比べると・・・・・(比べてはいけないのは分かっていますが)。やっぱり本格的な白エビを食べるには北陸に行くしか無いのですかね・・・・・あ〜っ、北陸に白エビ食べに行きたい!