先日テレビを見ていたら面白い番組を発見しました。「72時間」という番組でいろいろな場所に72時間も取材スタッフを常駐させ、これに関連する人々の人間模様を紹介するといった番組です。先日観たのは阿佐ヶ谷にあるという金魚の釣り堀で、釣りのベテランが初心者に対していろいろなアドバイスをする場面があり、何でも金魚釣りは繊細な釣りで初心者には難しいとも言っていました。番組を観ていて「よし、なんちゃって漁師の腕を見せてやろう」と、早速本郷3丁目にある金魚坂という金魚屋さんが併設運営する金魚釣り堀を訪れました。人数にして6〜7人も座れば一杯になる釣り堀には、既にお婆さんと孫、お母さんと子供の2組み4人が釣りを楽しんでいました。テレビで難しいと言っていた金魚釣りを、お婆さんと孫はどの様に取り組んでいるのかと少し眺めていると・・・・・「また釣れた。20匹目!」と小学生にもなっていなそうな孫が次々と金魚を釣り上げるではないですか。その隣の子供も10匹以上釣っています。確かに小さな口の金魚は合わせをしっかりしないと釣れないのは知っていますが・・・・何なんだこの子供達の合わせ加減は。これが難しいとされている金魚釣りなのか・・・・暫く観て、静かにその場を離れる「なんちゃって漁師」でした。