◆撮影:2010年6月20日、百丈岩にて
2012年7月1日(日)
『T山の会』
<裏六甲・百丈岩>
■参加者:Abちゃん、Moくん、Se子さん、Yusun
<脱出と救助訓練>
降雨の確立が極めて高いというところで、行き先と目的が変更になった。本来なら堡塁岩にて岩登りの計画であったが、百丈岩での脱出と救助訓練へと変わった。
Moくんの指導のもと、トップが墜落したという想定で、セカンドがユマールとチェスト、そしてテープ、シュリンゲを駆使してトップのところまで登り、先ずはトップを下ろし、その後自身も懸垂下降するのだ。
先ずはAbちゃんからスタートし、次はMoくん、そして僕、最後にSe子さんという順で行なった。なかでもAbちゃんは、強まる雨脚のなか、1時間近く壁と対峙していたのではないだろうか。その姿を見る僕は、Abちゃんの体力と精神力に感服するばかりであった。奮闘するAbちゃんの姿を、傘を差し見上げていた僕が寒気に震えていたのに対し、雨具を身につけていなかったAbちゃんは「寒いことはなかった」とケロッとした表情で語った。最くんが登るころには雨は上がり、僕のときもSe子さんが行なうときも、雨に降られることはなかったのは真に幸いであった。ところで、チェストの位置が難しい。それが高すぎても、また逆に低すぎても真に都合が悪い。
僕は、金曜日夕刻の酷い立ち眩み以降、何処となく気分が優れない。相変わらず胃の調子も芳しくない。そんななか脱出&救助訓練をするとき、右足を大きく持ち上げたときに足先と大腿四頭筋で痙攣が生じ、腰に電気が走った。