ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

私の商売 ・・・ なんだろう?

2008年11月12日 16時31分33秒 | Weblog
貧乏会社の経営者にとりましては原稿書きなどという作業はあまり生産的ではないのですが、それでも月刊ガソリンスタンド誌は石油業界では一番メジャーな業界誌ですから原稿を書かせていただくということ自体が大変名誉なことだと思って頑張っています。

今までも何度か書いたのですが、今回は「新仕切り体系」など石油業界の変化に伴い大きな問題となっている特約店向けの「直売・卸売システム」の概要についてという事で連載となる予定です。
何か月続くのか今の段階ではまだ判りませんが、かなり流通の専門的な部分に切り込んで書いてます。

石油業界と云えば、一般的なサブ店レベルではSS店頭販売オペレーションのPOSシステムと言う事になりますが、今回は商社、特約店、中間流通業者など少し上流の卸売・直売流通システムという事になります。

海上ボンドバンカー取引、陸上のローリー運賃計算、WEBを活用したEDI(電子商取引)システムの紹介、その他「新仕切り体系」で発生する面倒な直売業務の作業をいかに合理的に処理するか、その内容についての説明となります。

伸縮が激しい「与信限度額管理」や
元売りと同仕様の「販売先別・油種別出荷計画枠管理」により
金額と数量を同時に両面から管理を行います。

リテール販売業者の掲示板などを覗いていますと、買う側の理屈と論理。
一方、卸売段階では、売る側の論理もあるわけです。

リテール販売業者の立場とは逆の立場でのビジネスソリューションです。

特約店における販売店管理や業転卸売業者にとっては情報処理が本当に難しい時代となっています。特に情報処理速度とコストが直に業務収益に影響する時代となっています。

当社スタッフは今日も関西の大手ディラー様をはじめ有力ディーラー数社で直売卸売システムを構築しています。

クライアント企業の要望や課題と同時にその対応をリアルタイムに処理しながら、原稿を書くという離れ業をしているわけです。

同時進行のドキュメント記事なのです。

今夜は徹夜で、
明朝は某社によるバイオマスエネルギーに関する機器開発と製品説明の現場に招かれていまして勉強会と製品のマーケティング企画などを行う予定です。

忙しいことです。

経済紙の見出しも不景気一色 腹も立ちます

2008年11月12日 09時15分53秒 | Weblog
本屋の店頭に行くと「世界同時不況」など不景気な文字ばかり並んでいます。
どの本の見出しもその過激さで目を引きます。
店先に並ぶ経済誌などの見出しを見るだけで、現在の世界経済の厳しさがよくわかります。

それにしても「定額給付金」などというわけのわからないお金を配って国民の目を欺こうなんて我が国の政治は貧困すぎますよね。国民として馬鹿にされているように感ずるのは私だけではないはずです。

それに高額所得世帯の基準なんて本当にあいまいですね。
所得がなくても、不動産などの資産を持っている方もいるし、家族構成などもあるでしょう。「私は一体高額所得者なんでしょうか?」なんて聞きに行くのでしょうか。年の瀬です経営者で所得があっても負債のある方も多いわけです。

だいいち、改めて「自分は高額所得者ではない」と認識させられて、「定額給付金」なるお金を並んでもらいに行ったら、「自分は貧乏人なんだから貯蓄しておこう」と考えますよね、私なら落ち込んでしまってもったいなくてお金なんか使えません。

年末などに恵まれない人たちにボランティアが振舞う食事などに並んでいる人たちなどがテレビに顔が映ると本当に可哀そうになってしまいます。
初めてホームレスになった人があそこに並ぶ時には、きっと惨めな気持ちになるでしょうし変な勇気もいるはずです。一体、定額給付金を貰う当事者はどんな気持ちになるのか分かっているのでしょうか・・。「下々の庶民にお金を下げ渡す」感覚だとしたら、税金じゃなくて自腹を切りなさい。と云いたくなります。

景気対策なんてものは気分だと思うんですよ、庶民の立場に立って盛り上げるくらいの覚悟が必要です。税金は政治家のものではありません。
まるで自分の金を振りまくような言い回しはやめるべきです。

二世、三世の政治家には、庶民感覚なんて理解できていないようです。一体国民をなんだと思っているのでしょう。本当に腹立たしいことです。
一度でも貧乏して生きること自体に危機感を持った人間であれば、そんな惨めな人たちの気持が理解できるはずなのですが。

ボンボン政治家の考える庶民性なんてこんなものなんでしょう。
学生と居酒屋で飲んで見せて「ホッケの煮付け」がうまかったそうです。
「エエッ~~ !! ホッケの煮付け??」なんて目を丸くしている人もいます。
ホッケは焼いて食べる庶民の魚でしょう。

ちなみに今朝のニュースで、六本木ヒルズの住民10人に「定額給付金」についてアンケートを取ったら、全員がもらいに行くと答えていました。

確かに、経済がこんな状態なのに解散総選挙もないのでしょうが、それにしてもこのような経済対策しか頭に浮かばないとしたら日本の政治もおしまいです。

ここにきて、末端の石油製品価格はまさに暴落です。
庶民にとっては灯油が安くなって大助かり、心配された消費もある程度は見込めるようです。売りやすい価格、値取りしやすい環境なので落ち着いた商売ができそうです。

なんだかんだ言っても灯油は石油ビジネスに収益性で貢献できる数少ない優等生です。SS店頭ビジネスだけではとてもやって入れる環境ではありませんから配送を中心に今年もがんばりましょう!。

今日は高崎もだいぶ冷えて来たので、当社も部屋の暖房を入れました。

スタッフは、全国各地へ出張中。灯油シーズンを前にして大忙しです。

私は、こうしてサポートと原稿書き。

暇を見て手を休めては、プログを書いて
不景気な見出しの本を買ってきては読んでいます。