ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

SS淘汰のさらに先にあるもの

2009年09月01日 09時50分51秒 | Weblog
我々のビジネスは特殊ですから、人材育成や営業体制構築が本当に難しい。
営業活動の基本となるセオリーも組めません。

理由としては、
とにかく、市場とする石油業界のリテール業者の経営意識の格差が大きすぎます。
情報の質とレベルが低いわりに、プライドが高いのがガソリンスタンド業者です。

知識不足で、なんでも簡単に考えてしまったり、
逆に、簡単なことでも自分のキャリア意識の中に無ければ、とてつもなく難しく考えてみたり、

同じような営業パターンが組みにくいですね・
大手の元売り系計算センターの担当者の方なども同様のことで嘆いています。

同じマークで、同じガソリンスタンドのビジネスをしていても
企業ごとに経営者や管理部門の担当者の意識とマインドが大きく異なるわけですから難しい。

逆に言いますと、実はこの部分で企業間の格差が拡大しているように思えます。

実は、特約店のサブ店担当者などでも、この点では苦労が多いようです。
リテール業者のそんな雰囲気に迎合したらビジネスが成立しません。
さりとて、型どおりのビジネスが通用するはずもないわけです。

いまどき、販売店に対する卸売の収益なんて金額が大きいだけで、サブ店様が考えるほど儲かっているわけではありません。

なのに、無担保で仕切りを叩かれ、文句を言われるわけですから、
そのうえ決済サイトの長いサブ店なら、
閉鎖してくれたほうがありがたいというのが
特約店のサブ店担当者の多くの本音のようです。

ですから、ガソリンスタンドの閉鎖も増えて当然なのです。
むしろ、淘汰が進まなければガソリンスタンドビジネスに未来はないとも言えます。

古い体質の自民党が一気に崩壊したように、このままいくと
古い体質の石油流通企業も一気に淘汰されるわけです。

川の水は、海への河口で一気に海水に変わります。
淡水でも海水でも生きられる、魚類もいるわけですが、
これからのビジネス環境の変化も同様です。

クジラからメダカまで
海の魚と川の魚が同じ環境で生きているような石油業界。
水族館だと思って、眺めてみましょう。

公務員改革

2009年09月01日 04時55分17秒 | Weblog
総選挙の結果で嵐が吹き荒れています。
民主党も国民の期待が大きいですから、これからが大変ですね、

とにかく、公務員改革を強力に推進してもらいたい。
無駄を省いて、節約してからでなければ増税なんてとんでもないという国民の声が
渦巻いています。

テレビで公務員に対するインタービューをしていたら、
「公務員が犠牲になることは間違いない」なんてホザイテいるトンデモナイ公務員がいます。
おまえは公僕という意識を持っているのか?

とにかく、気前よく税制や高速道路料金などの負担を軽減するわけですから、
一方では、節約したり、節減する必要もあるわけです。

私の友人にも、定年間近の公務員がたくさんいるわけですが、
今迄は、お気楽過ぎたようです。
今までよりも、天下りに対する監視も厳しくすべきです。
民間企業から見たら、退職金も多いことだし、優遇すぎます・・・

これから、団塊の世代が生きていくのは大変ですよ、
だから、もう少し仕事をしてから、リタイアしましょう。
なんて思っていても、仕事がなくなってしまうわけです。

現代の60歳なんてまだまだ元気です。
これから死ぬまで、ずっと仕事もしないで、年金だけ貰ってでどうして生きていくのでしょう。
仕事がほしいのは、みんな同じです。
だから、公務員も「天下り」ではなくて、自分自身で仕事を見つけるべきです。

政府というのは、我々国民から税金を集めて、国民に対して再び配布するのが主たる仕事のはずです。
国民の金を配布する人間が、無駄遣いやピンはねをしていたらとんでもないことです。

国に税金を預けた庶民の苦しみをよそに
預かった税金を自分たちだけ、退職金を貰うのが当たり前なんて考えるのが間違いです。

公務員の方からは、一部の人間だと反論が出るかもしれません。
しかし、そんな人間が存在しているのが問題ですね、自浄能力を発揮すべきなのですが、それができないところが公務員。

金融マンも本当に、常識知らずで、世の中で通用しない人間が多すぎます。