ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

SSビジネスと管理運営コストの削減

2010年11月02日 13時21分35秒 | Weblog
大手石油ディラーが業務改善を進めるためのフローチャートを作成中。

今迄、SS運営オペレーションに固執してきた企業の多くが、社内管理オペレーションの再整備に着手しています。

運営するSSが増加しても、経営管理のための業務固定費を逆に減少させるための手法です。

この運営コスト削減手法により、元売販社や大手ディラーではSSビジネスの可能性が急速に拡大しつつあります。
多店舗化をはかりつつ、システム構築による本社管理コスト削減の合理化策が結果を出しているわけです。
この話題に関しては、来年度の月刊ガソリンスタンドのテーマとするつもりです。

やはり基幹業務統合系ERPソリューション構築が大きな力を発揮することになります。
現在社内で作成されている、各種集計資料や帳票、報告データなどを一元的に取りまとめ、全てプログラム化することで圧倒的な業務コストダウンが実現出来ます。

当社では、一部上場企業などをはじめとする、多くの企業での構築実績を前提にして、今回も新たな手法に取り組んでいます。

特に、石油流通業務に特化したEDIによるWEB受発注システムに関しては充分実績を積み重ねてきました。

膨大な開発経費と気が遠くなるような時間を費やしたプロジェクトもようやく、実りの季節を迎える事になりそうです。

我々のビジネスは、これからが、いよいよ勝負といったところです。





灯油販売戦略は、石油ビジネスの生命線

2010年11月02日 04時48分29秒 | Weblog
これからの時代『情報が生命線』
石油流通業界は元売の施策により静かに動いているようです。

元売販社や系列下にある中間流通企業にも新たな動きが出ています。
強力な配送機能を有する流通体制が動き出す予感がしています。
その内容について、すでに感じていらっしゃる方も多いはずです。

為替介入の噂もありますが、円も80円のボーダー攻防戦を展開中。
ゴルフなら80を切れたらシングルですが、為替ですからどうなる事やら・

最近は、改めて灯油ビジネスに関する注目度が高まっています。
しかし、これは季節要因だけではなくて、「油外」と云うよりもむしろ「SS店頭外ビジネス」と云う位置づけが高まっていると云う事のようです。

季節要因により変わる灯油ビジネスですから、「前年対比」という言葉はあまり通用しません。
今年の天候が気になりますが、直近情報では年内にも寒波到来の見方が出てきました。

オール電化や燃転などの話題もあるわけですが、
一般業者があまりマクロ的な総論に振り回されていると、自らのビジネスの足元をすくわれることになりそうです。
足元を見つめながら、着実に灯油販売戦略を組み上げる必要があります。

冷静沈着に時代の変化を見据えながら、「次の時代」に備えましょう。

毎年繰り返される「灯油ビジネス」なのですが、
貴方の会社は今年、どのような販売戦略を立てていらっしゃいますか?
どこをどのように改善して、灯油ビジネス戦線に挑む計画ですか・?

いよいよ「雪ん子」の季節が到来しました。