ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

社長のイライラが募ります。

2010年11月29日 09時48分32秒 | Weblog
企業としての「意思決定能力」の格差は経営力と正比例しているようです。

経営者がスピーディーな意思決定が出来るのは、その企業に確固とした情報データ処理能力があるからできる事ですね。

大手企業と中堅企業ではその辺の速度が異なります。
やはり、組織が大きくなると稟議、稟議で、意思決定が遅れてしまい、
対応も後手になってしまう場合があります。

情報の共有化や伝達速度も大幅に遅くなる傾向がありますから
やはり、企業が大きくなっても組織はシンプルにしておく必要があります。

「変化を嫌う」怠慢な中間管理職などがいると、
よい意見やアイデアなども経営者のアンテナに引っかかる前に、握りつぶしになってしまう事もあるようです。

そんな中間管理職に限って、都合のよいお手柄情報は直接、自ら社長に報告するケースが多いわけで、そんな時、若手社員のモチベーションが落ちてしまう事もあるわけです。

こんな時代ですから、「トップダウン」も必要ですね、
昨年度、灯油システム導入を見合わせた企業が、今期からスタートという計画でしたが
中間管理職の怠慢で灯油システムの対応が遅れて、今年になって大騒ぎしているようなケースもあります。

昨年度、社長命令で来年こそは・・、と思っていたのに、またまた今年も遅れてしまい大騒ぎです。

忘れていた・・・、で済むのか、困ったものです。

担当者は、「私はもうすぐ、定年だから・」とか言ってますが、
経営者のイライラはさらに募ります。

困ったものです。