ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
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業務改善とリストラ

2012年02月10日 06時30分43秒 | Weblog

大手家電企業各社の経営状況が悪化してテレビなどで大量の人員削減などの報道がされています。

企業にとって、業務改善は絶対に必要なことだとは思いますが、
(業務改善≒リストラ)という風潮はどうしたものかとも思います。
しかし、人件費を削ることは一番経営的にはスピーディーな効果があることも事実です。

企業にとって、経営的な成果を生み出せない社員のケースなどではリストラも必要でしょう。
これは、企業業績や景気動向に関係なく必要なことだと思います。

我々が、色々な企業へ出向いてシステム導入などで、経営者の方から自社業務内容の再チェックなどを求められることがありますが、
確かに、無駄な重複作業や、不要な業務が多いと思います。
最近多いケースとしては、情報担当者などが自分の業務領域を『ブラックボックス化』していることが多いようで、
経営者にとって会社がシステム担当者に「ハイジャックされた。」なんて打ち明ける方までいます。

企業として業務のコストダウンを実現するには、情報システムの平準化は絶対に必要なことです。
しかし、システムを導入して「合理化」するとなれば、スタッフは失職に対する不安感から必死に抵抗することもあります。
本来は、業務システムの改善に先頭になって取り組まなくてはいけない担当者が抵抗するケースも多いわけです。
難しい、課題です。

経営者としては、
システム運用効果により、できる時間や余裕をより有効に使って、
さらに企業をパワーアップするような「人の使い方」と「頭の使い方」が必要な時代だと感じています。

システム担当者などは、自分が本来なすべき作業や時代の変化に対応できる柔軟性が求められています。

難しい時代に入りました。


 

 


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