私自身、これまで配送システムの開発を続けながら全国各地の石油業界の皆様と接してきたわけですが、
最近ではお客様企業が求める機能や運用手法、さらにご要望が大きく変わっていると強く感じています。
これまで配送合理化としての位置づけであった灯油配送システム「雪ん子」でしたが、
最近ではビッグデータの活用を前提として「顧客管理データベース構築」による販売戦略ツールとしての機能に注目が集まっています。
さらに、配送業務のみならず、SS店頭における全ての販売商品やサービス、
軽油の「パトロール給油」などへの対応も重要視されておりこれも時代の変化なのだと痛感します。
これまでSS店頭での「待受け型」であったガソリンスタンドビジネスは自動車用燃料油の減販などにより大きな過渡期を迎えていることや、SS過疎地の多発への対応として「配送体制」の整備が急がれているわけです。
今後、全国各地に広域エリアをカバーする「配送センター」の設置が計画されておりますが、
このことにより、石油流通のリテール部門が新たなビジネスモデルとして急速に生まれ変わる可能性が見えています。
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