ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

亀の甲より歳の甲

2008年06月05日 05時06分41秒 | Weblog
石油流通の構造変化に伴い、独立系やPB業者の経営スタンスにも変化が出てきました。
今後もインディペンデント(独立系)系としての経営を貫いていくか、それとも「系列回帰」の流れに乗るか、大きな分岐点ですね、

最近、数社の経営者の方からこれらの件について意見を求められます。

販売力や経営力に自信があれば一気に元売傘下の「特約店」

ちょっと妥協して、商社系の「特約店」か「サブ店」

なんとかなるなら、有力特約店の傘下に入り「サブ店」

それもダメなら、どこかにお願いするしかないわけですが。。。
その程度ならSSビジネスはいっそ止めたほうが賢明かもしれません。

色々な選択肢があると思いますが、
以前よりは転籍に対する「価値観」が低下しています。
それでも販売力や資金力があれば条件交渉しだいのようです。

いずれにしても、系列から勧誘や折衝があるのはまだ可能性もあるということです。

ところで、
当社の軽油税納税ソリューション「D-TAX」はついに、元売り販社まで稼働を開始しています。大手フリート系業者、スーパーディラー、日本の石油流通業界を代表するような著名企業からオファーが殺到中で嬉しい悲鳴です。

我々にとっては「暫定税率問題」は大きなフォローの風となったわけです。
手数がかかりすぎて誰も手をつけられなかった部分なのですが、
現在ようやく、ビジネスとして成立しています。


ビジネスというものには時代の「流れ」があります。
現在を冷静に分析する「眼力」。
次の時代を読み切る「洞察力」。
自分の思考を固める「意志決定力」。
そして、実行に移す「行動力」

そして、「努力」、「努力」、「努力」ということになるわけです。

同じ仕事をしていても、経営者の能力により結果は大きく変わるものです。

今回友達の電機屋が店を閉めます。
しかし、私の住むマンションと向かい合って、新幹線高崎駅よりもデカい「ヤマダ電機」本社ビルが完成間近です。聞けば、ヤマダ電機の某役員は私と高校の同級生だとか、近日中に会う予定です。

同じ同級生でしかも同じ商売をしていてもこんなに違うものなのですね・・・・・

この「差」はどうして生まれたのか、よく考えてみる必要もありそうです。

還暦です。ボチボチ自分の人生「足元」も固めなくては、
いつまでも「ベンチャー」というわけにも行きません。
私もそんな年齢になりました。

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