ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

読書の秋ですね。

2012年10月06日 05時39分50秒 | Weblog

全国各地を忙しく飛び回っていますと、季節の移ろいをつい忘れてしまいそうですが、
一昨日の深夜、軽井沢へ帰還してみると、木々の葉が色好きはじめており、あらためて「秋」を感じます。

今日から三連休。
まさに「忙中閑あり。」といった感じです。

読書の秋ですね。
大好きな、中国古典でも読んでみようかと会社の帰りに本屋へ寄って、北方謙三の『史記 武帝紀 1』 を購入しました。
秋の夜長の睡眠薬のようなもので、寝床で読み始めるといい感じで眠りにつくことができます。
面白い部分になると、逆に睡眠不足にもなりそうです。

読書というものは、人間に「生きざま」や「生きるための知恵」と「勇気」を教えてくれますね、
自分の仕事の「次の企画」や「行動」に向けての起爆剤ともいえます。

最近のITビジネスでも、戦国時代の戦いようなマーケティングや新たな「武器(技術やアイデア)」がカギとなります。
みずからの行動のための「動機づけ」や発想の起爆剤となる導火線として、「読書」も必要だと思うわけです。

遥か昔の中国の歴史に目を向けて、
志を同じにして戦いに挑む「水滸伝」や三国志の『レッドクリフ』のような戦いに挑む英雄達の物語は現代のビジネスにも通じるものがあります。
生死をかけて挑む英雄たちの熱き心を感ずると自分たちの仕事なんて小さなものです。

夢のような、ビジネスドラマを自らの知恵と勇気で創りながら、ビジネスの戦場を駆け巡る。
まさに、「男子の本懐」ともいえるような人生を生きてみたいものです。

今朝は、朝早くから熱が入っています。


SS店頭ビジネスを脱却した。新たな石油ビジネスの展開

2012年10月05日 09時49分36秒 | Weblog

石油流通のリテールビジネスは本当に多様化し先鋭化してきましたね。
SS店頭の既存システムのオペレーションは各計算センターで、手順などはほぼ統一されているわけですが、

外販や配送業務などの分野ではシステム化が大幅に遅れており、依然として手作業で行われてきたわけですが、
特定された専門分野では競合企業の減少により、業務の広域化や拡大が進行しておりシステム化が急速に進行しています。

すでに、
SSという店頭販売を中心とする、画一的な販売オペレーションから脱却して
デリバリー業務などに特化したビジネス展開をしている企業も多く、全国各地で力を発揮しています。

たとえば、『パトロール給油』などの分野は特化した事業分野として確立されておりシステム化が進行しています。
これらの企業は、業務に特化した専門分野をさらに、システム化により磨きながら独自性を強化しおり
今後予想されているエネルギービジネスの構造的な変化を先取りするビジネスだと思います。
特に、産業用エネルギーやホームエネルギー分野では「配送(デリバリー)」能力が問われています。

SS店頭の自動車用燃料以外の石油製品供給は「配送」という作業を伴っています。
さらに、広汎な潤滑油ビジネス展開などでは。専門知識や過去の納入製品への履歴対応なども求められます。
必要な時に必要な場所へ必要な商品を安定的に供給できるシステム構築が必要となっています。

これらの条件は「系列システム」には存在していませんから依存もできません。
現状ではそれぞれの企業による独自構築が前提となっています。
今後は消費者から求められるデリバリー能力が問われています。

「雪ん子」は灯油配送システムだけでなく、パトロール給油システムとしても充分な機能を保有しており、
すでに、全国各地での普及がスタートしています。

現在進めている「雪ん子」のバージョンアップ(バージョン10)に関しても、
オプション機能としてパトロール給油機能強化が織り込まれています。


 


今年の灯油ビジネス。本格スタートです。

2012年10月02日 09時39分13秒 | Weblog

灯油シーズンを前に、営業活動が活発化しておりまして、本日からまた出張が続きます。
出先のホテルなどでも今後の準備作業やドキュメント制作作業を続けながらのハードなスケジュールとなりそうです。

例年、今頃は仕事に追い回されているわけですが、今年は特に昨年の灯油ビジネスが順調に推移したことや、
各元売などでも、SS店頭燃料の減販傾向が進むなかで、
中間留分の拡販に力を入れている模様ですから、準備に追われる企業が増えているようです。

『雪ん子』の新規導入だけでなく、
既存ユーザー様の最新ハンディPOSへの入れ替えや、バージョンアップなどへの対応要請も増えており、
全力で各地を飛び回っています。

今年は、受注体制を強化する企業が増えており、特に携帯電話のWEB受注を構築するところが増えています。
24時間対応の無人受注体制はここ数年で評価が非常に高まり、急速に普及が進んできました。

例年繰り返される灯油ビジネスですが、
いかにシステムを稼働させても、その拡販手法や業務効率化の体制確立はそう簡単にできるものではありません。
特に、最近では配送業務の省力化だけでなく、地域特性などを織り込んだ販売戦略や広域展開、
さらには、異業種の大手企業などとの提携による配送業務受託に至るまで、多様な展開となっています。

有力企業がこれまでの経験や実績をもとに、
さらに拡販手法やビジネスモデルに関して、『秘中の秘』ともいえる独自展開をしています。
各種のSS店頭拡販オペレーションなどとは異なり、
灯油の拡販戦略については地域制や企業ごとの独自性も強まり、外見からは見えないような展開となっています。

そのことが、より一層「灯油ビジネス」の独自性を高めており、
競合他社には決して真似のできない、収益ビジネスともなっているわけです。

簡単に真似されて、誰にでもできるような既存の灯油配送ビジネスでは妙味も少ないというわけで、
これまでの経験をもとに、SS店頭ビジネスへ顧客誘導するための色々な工夫なども織り込んだ拡販戦略まで展開されています。

これらの動きをみていると、
灯油ビジネスには色々な「油外収益」があるものだと感心してしまいますが、
SSのフィールドを飛び出してのビジネスモデルには改めて可能性を感じています。
冬場の灯油シーズンは、「油外収益」の大きな相乗(シナジー)効果がある季節なのだと再認識しています。

どんな、ことが展開されているのか・・・、
誰でも知りたいと思いますが、それらの企業では異口同音に、これは「秘中の秘」という事で公開を拒否します。
自ら、考えて、汗を流したり、苦労してようやく構築したビジネスモデルなのですから当然のことだと思います。

ちなみに、
これまで、当社の「雪ん子」ユーザー様で、倒産した企業は2社だけですから、灯油ビジネスに強い企業は「勝ち組」だともいえます。
SSを閉鎖して、灯油配送ビジネスを中心にしている企業は、広域展開により経営拡大傾向にあります。

『マツタケは千人の股をくぐる。』
まさに、その通りで、「外販」とか「宅配ビジネス」いった切り口で現場最前線のドアツードアのビジネスを積極展開すれば、
消費者ニーズは必然的に浮き彫りになってくるというわけです。
あえて、「SS外収益」といったほうが適切な灯油ビジネスとなっています。

 


営業マンに変身!!! 、してみよう。

2012年10月01日 10時51分40秒 | Weblog

最近、「雪ん子」を各種配送サービスに応用する企業が増えてきました。
とくに、夏場の「天然水の宅配」サービスなどに使われるケースが増えています。
冬場の灯油だけでなく、「宅配ビジネス」は時流に乗ったビジネスになりそうですね。

最近の宅配サービスは一部のコンビニやマグドナルドまでスタートさせているようですから、
高齢化社会に向けて有望なビジネスマーケットとなっているようで、
宅配商品のアイテムやサービスも多様化しています。

かつて、運転代行サービスなどからも、CTIに関する問い合わせがありました。
過去の利用履歴の活用などで、「雪ん子」でも応用可能という事のようです。

おかげさまで、灯油以外の宅配ビジネスからのオファーも増えていますので、
「雪ん子」の名前を変えて「宅配バージョン」を出したらどうだろう・・・
なんて、考えていますが、そんな手を拡げてもにうまくいくはずもないわけで現在思案中です。

システム開発ベンダーとしては、たしかに
これまで制作しても市場に出さなかったコンテンツがいくつもあります。
最近では、過去に制作したSS・POSの後方処理システムについて
POSメーカーとの連携を含めた見直し作業に着手しています。

時代が、クラウドに変わりつつある今、改めて世に問う事になりそうです。
さらに手を入れて、完成度の高さを目指していますが、価格を安くしたり、
「月次利用料金制」などで導入ハードルを下げて、誰でも利用できるような提案方法もいいですね、

たったこれだけの人員で、現在でも全国相手のビジネスを展開しているわけですから、
営業が追い付かないわけで、売りたいコンテンツはあっても人がいないといったところです。

それでも、私は開発業務から解放されて、
営業活動で全国各地を飛び回るほうが性にあっていると思います。

システム開発は、あまり時代を先取りしすぎてもダメなので、
時代を見据えてタイムリーが一番のポイントのようです。