中区東白島の、旧・中国郵政局にその時代の1989年に建立された栗原貞子詩碑「生ましめんかな」(広島貯金局・被爆屋上タイル)があります。
この詩の舞台になった場所は、ここ東白島ではないのですが、
郵政関連ということでここ旧・郵政公社中国支社(現・日本郵政グループ広島)に建立されています。
栗原貞子さんの詩「生ましめんかな」
こわれたビルディングの地下室の夜だった。
原子爆弾の負傷者たちは
ローソク1本ない暗い地下室を
うずめて、いっぱいだった。
生ぐさい血の匂い、死臭。
汗くさい人いきれ、うめきごえ
その中から不思議な声が聞こえて来た。
「赤ん坊が生まれる」と言うのだ。
この地獄の底のような地下室で
今、若い女が産気づいているのだ。
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わたしはこの碑で、2001年はじめてこの詩を知って、涙にかすみながら読んだのです。
「生ましめんかな」栗原貞子詩碑
「原爆関連慰霊碑・平和祈念碑等」編
この詩の舞台になった場所は、ここ東白島ではないのですが、
郵政関連ということでここ旧・郵政公社中国支社(現・日本郵政グループ広島)に建立されています。
栗原貞子さんの詩「生ましめんかな」
こわれたビルディングの地下室の夜だった。
原子爆弾の負傷者たちは
ローソク1本ない暗い地下室を
うずめて、いっぱいだった。
生ぐさい血の匂い、死臭。
汗くさい人いきれ、うめきごえ
その中から不思議な声が聞こえて来た。
「赤ん坊が生まれる」と言うのだ。
この地獄の底のような地下室で
今、若い女が産気づいているのだ。
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わたしはこの碑で、2001年はじめてこの詩を知って、涙にかすみながら読んだのです。
「生ましめんかな」栗原貞子詩碑
「原爆関連慰霊碑・平和祈念碑等」編
4月27日(安芸区のわが家付近)天候:はれ