まさかの４位

まさかの４位、
ゆるキャラグランプリでの　ふっかちゃんの事でもあります。

「初めてのオリンピックの時と同じ清々しい気持ち」という
上村愛子さんの事でもあります。

そして　もちろん、
本当は　スキージャンプ女子ノーマルヒル４位の高梨沙羅ちゃんの事です。

まさか、メダルに手が届かないとは！






　　　　　　　　　　　　　本堂
　　　　　　　　　　





今期　Ｗ杯で　連戦連勝していた沙羅ちゃんに
「五輪に少し　とっておけ」
と　新聞紙上の川柳で訴えていた人がいましたが、
心配が現実にものになってしまいました。。。




身長１５２ｃｍ。

あの小さな体一身に　重圧や期待を　ひとりで背負って
沙羅ちゃんは　飛んでいたのでしょうね。

メダルを期待していた国民の一人として
ちょっぴり反省。






　　　　　　　　　　　　　鐘楼






次の冬季五輪までは　４年あります。

沙羅ちゃんは　今　１７歳。

これからの４年間は　青春まっただ中の　一番いい季節なはずです。

決して短い期間では　ありません。

それを　自分自身の自由や希望を押し殺して
競技に邁進していくしかないのだとしたら
あまりにかわいそう。

私は　そう思いました。



けれど　住職は　

まだ１７歳で　次のオリンピックの期待もされるからこそ

今回　金メダルを取ってしまっていたら

ちやほやされて　

お祭り騒ぎに担ぎ込まれてしまうだろうし、

そっちの方が　かわいそうだ、と言います。

今回　金メダルを取らなくてよかった、とも言います。






　　　山門






そうかもしれません。

そうでないかもしれません。



とにかく、
「あの時　ソチで　金メダルを取って　夢を叶えてしまわなくて、良かった」
と　沙羅ちゃんが　後から思えるような人生を
これから元気に歩いていって欲しいと
心から思いました。






　　　　　　　　　　　　　観音堂



　　　　　　　　　　　　　吉祥天