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Hanshin Tigers Series 2024

そしてエースがマウンドへ…(2018年4月1日・甲子園)

2019-03-10 19:55:51 | GAORA


 昨年春の選抜(第90回)準々決勝の第2試合。創成館(長崎)が智辯和歌山を「」3点リードの【5回裏】1アウト満塁のピンチを迎えて、マウンドには背番号「」の左腕・川原陸が上がった。昨年のドラフト会議で阪神タイガースに位で指名された左腕だ。(センバツプレイバック)しかし、左打者に流し打たれ、「」2点差にされ、続く右打者にもライトに犠牲フライを打ち上げられ、「」1点差に迫られるエース。尚も2アウト一二塁のピンチが続くが、続く右打者をサードゴロに打ち取り、脱出! 

【6回裏】先頭打者を3球(空振り)三振に打ち取ったが、2番打者に詰まらせながらもライト前に落とされ、3番・林晃汰(広島ドラフト3位)は初球を打って、センターフライ。4番打者にもセンターに大飛球を飛ばされるが、3アウト。非常に綺麗な投球フォーム、綺麗な球筋。い左腕だ。

【8回裏】先頭打者にセンター前ヒットを浴びるが、続く2番打者をサードゴロ併殺に打ち取り、2アウト。ここで3番・林を迎えるが、カウント「0-2」に追い込んで、スライダーの連投で2球目を振らせて、空振り三振! プロ対決をした。将来、早々にプロで対決する日が来るか? 生涯のライバルとなるか? 

」2点リードで迎えた【9回裏】のマウンド。先頭の4番打者を「0-2」に追い込むが、スライダーを2球見送られ、3球目のインコースの速球(131km)が際どく外れ、次の勝負球が甘く高めに浮いて、左中間にヒットを飛ばされる。5番打者を速球(138km)で空振り三振! しかし6番打者を歩かせ、7番打者の打球はピッチャー強襲! グラブで叩き落とした川原が冷静に二塁に送球して、2アウト。あと一人……8番打者も「2-2」に追い込んで、あと1球だったが、5球目が高めに浮き、6球目の際どいインコースをまたしても(ストライクに)採ってもらえず……そして、9番打者に三遊間を破られ、「」同点に追いつかれるエース。マウンドから降りていく……。彼が甲子園のマウンドに帰って来る日はいつか……? 

阪神高橋遥人「16球じゃ多い」3者連続三振も反省(日刊スポーツ)


2位指名の謎を解き明かす。(2018年3月27日・甲子園)

2019-03-09 19:57:50 | GAORA


 昨年のドラフト会議。阪神タイガースの2巡目(2位指名)。2番目の選択だったのに、読み上げられた名前は「小幡竜平 内野手 延岡学園」。その瞬間、会場は静まり返ったのをよく憶えている。2巡目にはまだ東妻勇輔梅津晃大野村佑希渡邉勇太朗が残っていたのに、無名の高校生の内野手。正直、気はかかと思ったが……

 その小幡竜平。昨年春(選抜)の甲子園(第90回)には出場していて、CS【GAORA】の『センバツプレイバック』で見たが、国学院栃木との2回戦、1回裏2アウト二塁のチャンスで打席に入って、2球目(114km)を打って、センター前ヒット! 4番打者の重責を果たす同点のタイムリーヒット! 
 第2打席は三振、第3打席はセンターフライに倒れ、迎えた第4打席。1アウト一塁で打席に入り、カウント「2-2」から左腕投手の外角球を見逃し三振! 球審が栃木県出身だったのだろう? そんな判定だった。これが最後の甲子園になった。ここでれることによって、無名のまま甲子園を去ることによって、タイガースは2位指名というサプライズを演出して見せた。あとは本人がその球団の期待に応えることができるか否か、だ。

阪神木浪の開幕1軍内定!矢野監督「外す理由ない」(日刊スポーツ)


横山、7年前に高山と対決!(2010年3月21日・甲子園)

2017-11-28 09:41:57 | GAORA


 GAORAで観たセンバツプレイバック「第82回大会 大三vs山形中央」。山形中央の先発投手は左腕、横山雄哉(2年生)。5回までに6点を取られ、迎えた【6回裏】日大三の攻撃。1-OUT後、左打席に“あの”高山俊(2年生)背番号「9」。4球目(128km)を振り抜いて、詰まりながらもセンター前に落ちるポテン・ヒット! この二人、同期生だったのか…甲子園で対戦していたのか……

 そういえば、【2回裏】の2-OUT三塁でセンターオーヴァーの三塁打を放った8番・畔上翔(2年生)。その後、法政大学に進んで、プロ野球を目指したが、プロからの指名はわず……ホンダ鈴鹿でプレーしているが、今年のドラフトにも掛からなかった。ライヴァル(同級生)の高山にいつく日は来るのだろうか? 

 それにしても、横山は2014年のドラフト1位で阪神タイガースに入団しながら、1年目は0勝2敗、2年目は2勝、3年目は1勝……毎シーズン、ず怪我をして“ガラスの左腕”ぶりを発揮している。横山とそして高山と、この二人が投打に活躍すれば、タイガースの優勝は容易に手に入る。伸び悩みはくのか、それとも? 

山形中央、力尽きた14失点/センバツ(日刊スポーツ)