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Hanshin Tigers Series 2024

藤浪、カーショーやめるってよ(9月29日・ナゴヤドーム)

2018-09-30 18:00:48 | Nagoya Dragons


 阪神タイガースの藤浪晋太郎(24歳)が昨日の中日ドラゴンズ戦で5安打(2四球)7奪三振で勝利! 投球フォームをよく見ると、カーショーをやめていた。ロサンゼルス・ドジャースのエース、左腕クレイトン・カーショー(30歳)の投球動作を真似て、両手を高々と上げてセットしていたが、それを半ば(ほぼ)やめて、それが良かったのか、みがえて、コントロールが安定するようになった。あの高々と腕を上げる途中で腕に力が入っていたのかもしれない。もっと早く気づいていればよかったのだが……随分、遠回りしたものだ。もうこれで「藤浪 トレード」なんてキーワード検索は出てこなくなるだろう。を確信! 

鳴尾浜のへこんだフェンスは阪神藤浪が苦悶した痕跡(日刊スポーツ)


伊藤和雄さん、3回無失点の好投!(9月13日・甲子園)

2018-09-15 11:46:48 | Koushien Stadium


 前夜(12日)の中日ドラゴンズ戦「82」6点リードの【9回表】のマウンドには、その日に一軍登録された伊藤和雄(7年目)が上がるのかと思ったら、岡本洋介(9年目)。その岡本が4本のヒットを浴びて、3点を取られて「85」3点差に迫られて、降板……こんな場面で起用されない伊藤和雄さんがだ。ファームで防御率1.26、20セーヴ。ウエスタンリーグのセーヴ王。

 翌13日、ドラゴンズに「62」4点リードされた【7回表】に(ようやく)マウンドに上がった和雄さん。先頭打者に初球146kmを投げ込んで、打者をかせ、2球目のフォークでハーフスイング(ボール)、3球目(145km)ファウル! 打者が振り遅れている。その打者は初回、先制の二塁打を放った4番ビシエド(打率.355、25本塁打、95打点)。4球目のフォークをファウルさせて、5球目のフォークを捉えられたが、ショートライナー! ……ストライクが先行する投手は見ていて気持ちが良い。
 5番(左)打者にも初球=フォークから入って、2球目(145km)が外れて、3球目(145km)振り遅れてファウル! 球威でしている和雄さん。4球目(147km)も降り遅れ、ファウル! 5球目(146km)でインサイドを突いて、6球目(146km)で詰まらせて、ショートゴロ。
 6番(左)打者への初球(146km)もストライク先行。2球目(145km)が外れた後、3球目(143km)当てただけのファウル! 4球目(141km)で空振り三振! 和雄さん≪≫のピッチング! 

 イニング跨ぎの【8回表】はれが出たのか、になったのか、先頭打者に「3-1」から四球。8番打者の初球バントで二塁封殺するが、ショートが一塁に悪送球して、1-OUT三塁のピンチを招くが……9番の代打(左打者)をカウント「3-2」から高めの速球(145km)で空振り三振に打ち取って、1番打者への初球(144km)も振り遅れのファウル! 2球目(143km)を捉えられ、左中間に大飛球を飛ばされたが、レフトフライに終わって、これが今シーズン、防御率6.52の投手なのかとく。

 3イニング目の【9回表】先頭(左)打者を「1-2」に追い込んだが、決め球のフォークボールを見逃され、ファウルで逃げられ、速球(144km)もファウルされ、8球目(136km)を捉えられ、一二塁間を割られた。この試合3本目のヒットを放った京田陽太(2年目)。
 3番打者をレフトフライに打ち取って、4番ビシエドは敬遠。5番(左)打者をチェンジアップで空振り三振に取って、6番打者をファーストゴロに打ち取って、ベースカヴァーに走った和雄さんはホッとした表情。この投手を前夜に起用していれば、すんなり試合は終わっていただろう。

 そして昨夜(14日)の東京ヤクルトスワローズ戦。前夜(13日)3イニング投げたから、和雄さんの登板はもうないと思っていたが、先発投手が早々に崩れて、「04」とリードされた【9回表】に出番が回ってきた。る中、先頭打者が初球(140km)を打ち上げて、セカンドフライ。4番打者も初球(チェンジアップ)を打ち上げて、ファーストフライ。5番打者も「1-2」に追い込んで、4球目(140km)を打たせて、ファーストゴロ。先発投手がビビりまくっていたスワローズのクリーンナップを簡単に退けた和雄さん。さすがに今日(15日)は休養が与えられるだろう。……出番はないと思いたい。

阪神北條「亜脱臼のような症状」病院は行かず様子見(日刊スポーツ)


1週間遅れの青柳晃洋(9月2日・甲子園)

2018-09-02 22:46:51 | Koushien Stadium


 2週間前の8月19日(日)、ウエスタン・リーグ、中日ドラゴンズ戦(ナゴヤ球場)で52安打6奪三振失点の好投を見せて、これで1週間後の6月26日(日)、一軍の読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)の先発はまりだなっと思ったのに、今シーズンはことごとく、要所要所で致命的な判断ミスを犯す金本知憲監督(50歳)。福岡ソフトバンクホークスから移籍してきたばかりの左腕・飯田優也(27歳)を先発に立てて、3回しか持たず4失点で降板……1年目(2016年)に“キラー”と呼ばれた男を順当に先発に起用すべきだった。

 そして今日9月2日(日)1週間遅れの青柳晃洋(24歳)、横浜DeNAベイスターズ戦に今シーズン登板先発して、5回1/3を6安打5奪三振3失点に抑えて、今シーズン! ウエスタン・リーグで8勝2敗、防御率2.73の実力を遺憾なく発揮した。この安定感。この安定感をタイガースは欲していた。この安定感をずっとファームで“かせていた”(していた)タイガース。よくぞ、ここまでクサらず、好調を維持していたものだと思う。……は今度こそ、9月9日(日)巨人戦(甲子園)だ。

【初勝利一問一答】阪神・青柳「久々に甲子園で投げられてすごいうれしかった」(SANSPO.COM)