野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

金本が決めた、サヨナラ勝ち!(26日・甲子園)

2008-05-29 13:07:29 | Inter League
「1対1」の同点で延長戦に突入! 先発の(ベテラン左腕)下柳剛が7回を1失点に抑えて、交流戦で甦った久保田智之が2番手で【8回表】【9回表】を抑え込んで、【10回表】は(予定通り)藤川球児、【11回表】は渡辺亮。【12回表】は(恐らく)左腕・江草仁貴がスタンバっていたのだろう。

【11回裏】1-OUT後、1番・赤星憲広がショートへの内野安打で(サヨナラの)口火を開いて、2番・平野恵一がピッチャー前(横)に絶妙なバントヒットを決めて、1-OUT一二塁。ここで「勝負を決める男」はバットを折られて、ボテボテのセカンドゴロに倒れたが、(2-OUT二、三塁)「4番」が試合を決めた。金本知憲がライト前にクリーンヒットを放って、「2対1」サヨナラ勝ち! (こういうとき、真っ先に金本を追いかけるのが、藤本)

矢野猛打賞、同級生トリオ大活躍 (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

上園、2年目のジンクス打破へ再出発の好投!(25日・甲子園)

2008-05-28 12:37:28 | Inter League
 つくづく上園啓史は「実戦に強い男」だなっと思った。キャンプ(練習試合、紅白戦)オープン戦では打ち込まれて、開幕ロースター(ベンチ入り)から洩れた。ファーム(ウエスタン・リーグ)でも投げる度に打ち込まれて、防御率が4.64(1勝4敗)。昨シーズンの新人王が(見事に)2年目のジンクスに嵌って、もがき苦しんでいたが、今シーズンの初登板(先発)で6回を1失点の好投! 只者ではない、ことを証明して見せた。

【7回表】まで「0対1」。上園の好投に打線が応えることが出来なかったが、相手=西武ライオンズの「勝利の方程式」は磐石ではなかったようだ。【7回裏】(前日同様)先頭の鳥谷敬がセンター前に弾き返して、7番・野口寿浩が確実に送って、2-OUTの後、代打・葛城育郎がセンター前に強烈に弾き返して、「1対1」同点~! 
 さらに1番・赤星憲広もセンター前に運んで、連夜(連日)の逆転タイムリー! 2番・平野恵一が四球で繋いで、3番「勝負を決める男」新井貴浩が三遊間を抜いて、4番・金本知憲が一二塁間を抜いて、「5対1」! 

今岡「自分を見詰め直したい」 (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

藤本が四球で繋いで…逆転!(24日・福岡ヤフードーム)

2008-05-27 11:47:18 | Inter League
 前日の初戦(23日)左腕(2年目)大隣憲司にやられて、2戦目(24日)は≪天敵≫杉内俊哉。敵地=福岡ヤフードームだし、これは連敗は必至だと思っていたが、2008年のタイガースには左腕(3年目)岩田稔が「いる」。堂々杉内と投げ合って、7回を2失点の好投! 【8回裏】をジェフ・ウィリアムスが(クリンナップ3人を)2三振に抑えて、【9回表】最後の攻撃に繋げた。

 先頭の鳥谷敬が内野安打で出塁して、7番(スタメン)ルー・フォードがライトフェンス直撃のツーベース(二塁打)を放って、0-OUT二、三塁。ここから(代打・葛城、9番・野口が)連続三振に倒れて、2-OUTになって、打席には(途中出場)藤本敦士。今シーズンの打率.091(ヒット1本)。しかも「2-1」と追い込まれて、「連敗」を覚悟したが、藤本が2球ファウルで粘って、「2-3」に持ち込んで、四球Get!! 
 2-OUT満塁になって、ここで(休養のため先発を外れていた)代打・赤星憲広。(藤本同様)「2-1」と追い込まれたが、「2-3」まで持ち込んで、赤星の場合はレフトに流し打って、2者が還って、逆転! 「3対2」。

 更に3番「勝負を決める男」新井貴浩がセンター前に“シバキ倒して”(弾き返して)藤本と赤星が還って来て、「5対2」! 昨シーズンまでなら、この「勝負を決める男」が不在だったから、≪守護神≫藤川球児は1点差の苦しいマウンドに上がることを強いられていたが、3点差が付いて【9回裏】心に余裕を持って、最速150km! カーヴとフォークも駆使して、援護に報いる3者連続三振で試合を締め括った。

今岡&桜井 打撃不振のため2軍降格へ (デイリースポーツ)

藤川球児 気力一瞬 ~熱闘の46セーブ~

平野、古巣相手に走者一掃!(21日・スカイマーク)

2008-05-23 12:29:01 | Inter League
 初回に4番・金本知憲の犠牲フライで先制して、幸先のいいスタート。交流戦の第2戦、対オリックス・バファローズ戦。昨シーズンは読売ジャイアンツ、一昨年は中日ドラゴンズ、セントラル・リーグ首位を快走していたチームが交流戦で≪失速≫している。前日の初戦(20日)を逆転負けで落として、嫌なムードのタイガース。ジンクス打破に向け、気合が入る。……絶対に負けられない一戦、だった。 

 しかし【3回裏】まで(3塁塁審の協力もあって)ノーヒット・ピッチングを続けていた先発のライアン・ヴォーゲルソングが【4回裏】あっさり同点に追いつかれる。【6回裏】にも勝ち越しを許して、「1対3」……だがタイガースのような(強固な)「勝利の方程式」を持っていないバファローズ。(付け込む隙はあった) 

【7回表】に0-OUT満塁に攻め込んで、しかし代打・今岡誠と1番・赤星憲広が二人とも内野ゴロに倒れて、1点も入らず2-OUT満塁……嫌な予感は弥(いや)増したが、2番にはオリックスOBの平野恵一。このチャンスの場面で「一本打つ」ために開幕からレギュラーを張ってきたようなものだろう。難しい球を拾い上げて、ライト線に「走者一掃」のスリーベース(三塁打)!! ……平野に救われた。
 そして、この後、3番・新井貴浩がライトスタンドに流し打って、勝負を決める(第5号)2ランホームラン! 【8回表】にも7番「スタメン」ルー・フォードがライト線(奥深く)にツーベース(二塁打)を放って、駄目押しの1点=「7対3」! 昨シーズンまでのタイガースには「あの場面」で(打てる)平野がいなかったし、勝負を決める一発を打てる新井もいなかった。今シーズンは! 

【7回裏】2番手の左腕・江草仁貴が2-OUT満塁のピンチを残して、降板……渡辺亮が前日リリーフに失敗しているから、ここで(久しぶりの)久保田智之が登板。迎えるバッターは5番「タイガースOB」浜中治。(交換相手の)平野との対比で「ここは!」の場面だったが、久保田が速球(149km)で詰まらせて、セカンドゴロ。……全盛期の浜中なら、一、二塁間を抜ける打球を放っていた、だろう。このトレード、成功だったようだ。 

男・下柳は言い訳なし「オレが悪い」 (デイリースポーツ)

藤川球児 気力一瞬 ~熱闘の46セーブ~

鳥谷DAY!(17日・甲子園)

2008-05-18 13:55:13 | Koushien Stadium
 初回に先発の左腕・岩田稔が1-OUT一、二塁のピンチを招いて、昨日(17日)はどうなることかと思ったが、そのピンチを切り抜けた後、その裏に四球3つで1-OUT満塁のチャンスを得て、5番が“お約束”の凡退の後、6番「絶好調」&「勝負強い」鳥谷敬がセンター前にゴロで転がして、2点を先制! 

【6回裏】には4番・金本知憲が一塁線を抜いて、ここで5番「問題の」ルー・フォードだったが、初球をレフト前に運んで、鳥谷に繋ぐ。そういえば、フォードの顔が随分締まって見える。ファームに落ちている間にすっかり「小顔」になったフォード。これが本来の「顔」なのだろう。
 そして鳥谷。「左(石川雅規)」対「左」をものともせずに、センター前に≪技有り≫で運んで、「3対0」! 昨日は「鳥谷DAY」。全打点を叩きだした。 

 それにしても、アーロム・バルディリス。打席はノーヒット(2三振)に終わったが、守備で大いに貢献。特に【7回表】のサードライナー(好捕)は≪圧巻≫だった。初回の先頭打者のサードゴロも【2回裏】の併殺も【6回裏】の2本目のサードゴロの処理も見事だった。……これが今岡(誠)だったら、と思うと……(言葉を呑み込む)。バッティングの不振のみならず、守備面でも「不安」を抱える今岡……干されているのか?  

白仁田、社会人相手に3回4失点 (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

安藤、完投逃して5失点で5勝目!(16日・甲子園)

2008-05-17 22:46:24 | Koushien Stadium
 当日(16日)夜のスポーツニュースで「8対5」で勝った、と聞いて、タイガース先発の安藤優也が打ち込まれたのか? と思ったが、そうではなかった。【8回表】【9回表】は打ち込まれたが……球数157。何で「完投させよう」と(首脳陣は)考えたのか? (意図不明)【8回表】に2点を取られて、完封がなくなった時点で交代させるべきだった。【9回表】は阿部(健太)か久保田(智之)に任せるべきだった。

 それにしても二番目の驚き、東京ヤクルト・スワローズ先発の左腕・村中秀人(それは父親)からよく7点も取れたものだと思う。よっぽど「若者」村中恭兵の調子が悪かったのか? それともタイガース打線が「村中攻略」のヒントを掴んで、打ち崩して見せたのか? 
 初回に3番・新井貴浩のライト線(直撃)のツーベースで先制して、【3回裏】には(新井が四球)4番・金本知憲がライト線(沿い)にツーベース!! お約束(5番打者)の1-OUT後、6番・鳥谷敬が右中間を深々と破って、「3対0」! 

【4回裏】には8番「スタメン」アーロム・バルディリスのセンターオーヴァーのツーベースから5連打で「7対0」! 【6回裏】にも金本が流し打ちで3塁線を割って、「8対0」! そして安藤。
 本人が完投したかったのか、首脳陣が完投させたかったのか、謎だが、【9回表】に左腕・江草仁貴の救援を仰いで、5失点で5勝目。次の先発に、この気分(後味の悪さ)を持ち越してくれなければいいが。 

林ちゃん 6月上旬に2軍戦で実戦復帰 (デイリースポーツ)

月刊 タイガース 2007年 07月号 [雑誌]

代打・桧山、同点タイムリー!(15日・福井)

2008-05-16 21:56:43 | Hiroshima Carp
 またしてもカープに初回に先制されて、【6回裏】にも加点され、一方タイガースは【6回表】まで「0」行進。(昨シーズンに続き)≪苦手≫カープを引き摺っているのか? そう思い始めた矢先、【7回表】に一挙3点を挙げて逆転! 代打・桧山進次郎のライト線ツーベースで同点に追いつき、1番・赤星憲広のレフト前ヒットで勝ち越し! ……桧山のバット・スウィングの美しさを、いつまでも見ていたいと思う。

【8回表】【9回表】にも加点。6番「絶好調」鳥谷敬の(センターへの)犠牲フライと『MVP』(4月)3番・新井貴浩の“シバキ倒し”(ライト前)タイムリーヒットだった。「5対2
 これで先発のライアン・ヴォーゲルソングに今シーズン初白星が付いて、【7回裏】から渡辺亮が行く(新)「勝利の方程式」=『W.JF』リレーで完勝! ヴォーゲルソングは新外国人(アッチソン)に先発ローテーションの座を奪われ、遅れを取ったが、実力で抜き返した。 

確変!桜井3安打!1軍つかんだ (デイリースポーツ)

藤川球児 気力一瞬 ~熱闘の46セーブ~

赤松、古巣相手に5打数3安打の大暴れ!(14日・金沢)

2008-05-15 20:45:39 | Hiroshima Carp
 赤松真人(広島東洋カープ)に「5打数3安打」。先発の下柳剛が1本目を供給し、2本目が【7回裏】の久保田智之。3本目が【9回裏】藤川球児の146kmの速球(遅い!!)をライト前に弾き返された。赤いカープで遂に素質を開花させつつある赤松。
 タイガースではチャンスがあったのに、活かしきれなかった。特に昨シーズン、赤星憲広が故障で戦線を離脱して、チャンスを与えられたのに、活かしきれなかった。逆に赤星が調子の良いシーズンに、ファームで「首位打者」を獲ったりしている。……両雄ならぬ「両赤」遂に並び立つことがなかった。 

 試合はタイガースが1点先行されたが、【6回表】5番「スタメン」桧山進次郎の左中間ツーベースで同点に追いつき、【7回表】3番・新井貴浩の2ランで「4対1」! 【7回裏】下位打線にも拘らず、久保田が1点を失って、「4対2」2点差にされるが、【8回裏】を「帰ってきた」ジェフ・ウィリアムス【9回裏】を藤川が(何とか)締めて、この北陸シリーズ1勝1敗のタイ。 

若竹1安打完封…02年川尻以来 (デイリースポーツ)

沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実―日本軍の住民自決命令はなかった! (ワックBUNKO)

バルディリス、来日初ヒット!(11日・甲子園)

2008-05-12 13:51:46 | Koushien Stadium
 今シーズン初の連敗を喫した後、前日(10日)の雨天中止を挟んで、昨日(11日)のデーゲーム。対戦相手が、横浜ベイスターズだったから、救われた。先発投手が(新外国人の)デーヴ・ウィリアムスとかいう訳の分からん左腕だったから攻略できた。2番手で登板したルーキーで昨日の先発予定だった小林太志(JR東日本)には3イニングス「0」に抑えられた。この小林が先発していたら、昨日の試合はどうなっていたことか…… 

 初回に先制。先頭の赤星憲広が内野安打で出塁して、3番・新井貴浩のショートゴロ(野選)の間に1点。【3回裏】には(赤星~新井)3連打で1点を加えて(1-OUT後)5番・今岡誠が三遊間を割って、「3対0」! 
 先発の左腕・岩田稔は毎回ヒットを許しながら、何とか1失点に抑えて、【6回表】から渡辺亮の投入。【7回表】の下位打線を「不調」の久保田智之に宛がって、【8回表】から≪復活≫のジェフ・ウィリアムス! (タイガースのウィリアムスは凄い)【9回表】は藤川球児が久々に150km超えを連発して締め、「3対1」連敗脱出! 

 そういえば【7回裏】に代打に出た(新外国人)アーロム・バルディリスがライト線に落ちるツーベース!! これが来日初ヒット! 守備は抜群に巧いし、ルー・フォードのようにバッティングのタイミングの取り方がハチャメチャではないし、この選手は「使える」。将来、アルフォンソ・ソリアーノ(シカゴ・カブス)とまではいかないまでも、アメリカに帰っても、メジャーリーグで活躍できる選手になれるかもしれない。その前にタイガースでこの素質を(存分に)活かしたいものだ。 

石川 制球定まらず2被弾で白星お預け (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

頭に死球を喰らったのに、次の打席で本塁打!(7日・東京ドーム)

2008-05-08 20:39:50 | Tokyo Giants
 初回に先発の下柳剛が(4番)アレックス・ラミレスに先制2ランを喰らったが、【2回表】にすかさず6番・鳥谷敬の2ランで同点に追いついて、7番・矢野輝弘のソロで勝ち越し! ジャイアンツに(ホンの)少しでもリードを許さない「首位」タイガース。
 しかし【3回表】テレビ中継がCSから地上波に橋渡しされる寸前、4番・金本知憲の後頭部にデッドボール! ……タイガースファンが凍りついた。

 その金本が【6回表】に2点差に突き放すソロホームラン(第5号)を放って、本来ならこれで逃げ切らなければならなかったが、【7回裏】から登板した左腕・能見篤史が同点に追いつかれて、“能見神話”の崩壊……しかしラミレスの左中間へのホームラン性の打球はレフトスタンドのタイガースファンが身を挺して(?)阻止! その行為は褒められてものではないが、しかし、あの金本の後頭部への死球が、タイガースファンを≪火の玉≫に変えた。その波及効果で、タイガースOBの塁審(真鍋勝己)の判定も微妙に影響されたか? 

 そして【8回表】『月間MVP』(打者部門)新井貴浩と金本が作ったチャンスに、5番・葛城育郎がライト前ヒットで応えて、ガッツポーズ! オリックス・ブルーウェーヴ時代からその素質が評価されながら、レギュラーを獲り切れなかった男が、新天地で遂にレギュラーの座を(半ば)奪取した。「5対4」! 
【8回裏】は「新・勝利の方程式」左腕・江草仁貴が3者連続三振に抑えて、【9回裏】は≪守護神≫藤川球児が打たせて取るピッチング(久々のセーヴ)で3連勝! 

ジェフ 状態よし…9日に1軍復帰へ (デイリースポーツ)

月刊 GIANTS (ジャイアンツ) 2008年 04月号 [雑誌]