野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

福岡ソフトバンクホークス【2007】戦力分析

2007-01-31 19:09:18 | Inter League
【先発】斉藤和巳 和田毅 新垣渚 杉内俊哉
リッキー・ガトームソン 神内靖 大隣憲司 
【中継ぎ】クリストファー・ニコースキー
篠原貴行 藤岡好明 柳瀬明宏 三瀬康司 
【抑え】馬原孝浩 

 強力な先発投手陣に更に東京ヤクルトスワローズから、リッキー・ガトームソン、そしてドラフト希望(入団)枠で左腕・大隣を獲得。更なる強化が図られた。今シーズンの交流戦でタイガースが最初に当たるのが、この福岡ソフトバンクホークス(ヤフードーム)。心して懸からねばならない。タイガース打線は≪天敵≫斉藤や左腕・和田、杉内を打ち崩せるのか? 最初の2連戦(5月22,23日)で連敗の予感!? 

1番センター 大村直之
2番ショート 川宗則
3番レフト 多村仁
4番DH(指名打者)松中信彦
5番サード 小久保裕紀
6番ファースト ブライアン・ブキャナン
7番ライト アダム・ハイズデュー
8番セカンド 城所龍磨 (仲沢忠厚)
9番キャッチャー 的場直樹

 多村が加入して良かった。多村が加入しなければ、クリンナップ形成に困っていたことだろう。フリオ・ズレータ(千葉ロッテマリーンズ)の穴は(出戻りの)小久保で埋めるとして、ホルバルト・カブレラの「穴」を埋めて、更に強化する必要があったのだが、多村で間に合う。怪我さえなければ……だが。
 タイガースは、多村も小久保も比較的に抑えていたから、恐いのは松中だけ、か。≪天敵≫ズレータがいなくなって、ホッとしているだろう。

太陽「福原フォーム」で復活や! (デイリースポーツ)

横浜ベイスターズ【2007】戦力分析

2007-01-29 20:40:17 | Yokohama Baystars
【先発】三浦大輔 工藤公康 寺原隼人
土肥義弘 吉見祐治 スコット・チアソン
那須野巧 山口俊 高崎健太郎
【中継ぎ】木塚敦志 加藤武治 川村丈夫
牛田茂樹 秦裕二 佐久本昌広 横山道哉
【抑え】ホセロ・ディアス マーク・クルーン

 当初は中継ぎの加藤と川村を先発に回す苦肉の策を弄すつもりだったろうが、思わぬ展開(人的補償)で43歳のベテラン左腕・工藤を獲得できて、先発陣に余裕が出来た。これで二人を中継ぎに戻せる。新外国人のチアソンが誤算なら振り出しに戻るが……しかし先発に「左」が3枚もいるのは少々バランスが悪いかもしれない。

1番ショート 石井琢朗
2番セカンド 仁志敏久
3番レフト 鈴木尚典 (古木克明)
4番サード 村田修一
5番ファースト 吉村裕基 (佐伯貴弘)
6番センター 金城龍彦
7番ライト 内川聖一 (小池正晃)
8番キャッチャー 相川亮二

 全ては鈴木の≪復活≫に懸かっている。ある程度見通しが立ったから、多村仁(福岡ソフトバンクホークス)放出に踏み切ったのだろう。先発投手陣同様クリンナップに(今度は)「右」3人はバランスが悪いから、一人「左」を入れたい。そこに食い込めるか、鈴木。あるいは(1998年ドラフト1位)古木。それにしても、今シーズンも“国産打線”で臨むか……

上園 1軍切符は“追試”でつかめ! (デイリースポーツ)

中日ドラゴンズ【2007】戦力分析

2007-01-27 13:14:18 | Nagoya Dragons
【先発】川上憲伸 山本昌 朝倉健太 
中田賢一 佐藤充 吉見一起 中里篤史 
【中継ぎ】岡本真也 鈴木義広 デニー友利 
高橋聡文 小林正人 石井裕也 久本祐一
サンティアゴ・ラミレス フランクリン・グラセスキー
【抑え】平井正史 岩瀬仁紀 

 意外に投手陣の層は薄い。「上」(表)3人以外の若手は計算できない。中田が4人目に食い込んで、安定した地位を築けるか? 大黒柱・川上も「隔年」ピッチャーだけに「不安」。ベテラン=山本昌もそろそろ衰えが来ても、おかしくない年頃だが……。中継ぎには(左右の)外国人投手を補強して、この二人が働けば、磐石になる。そうならないと……

1番セカンド 荒木雅博
2番ショート 井端弘和
3番ライト 福留孝介
4番ファースト タイロン・ウッズ
5番サード 森野将彦
6番レフト 立浪和義 (井上一樹)
7番キャッチャー 谷繁元信
8番センター 李炳圭 (英智) 

 アレックス・オチョア(ボストン・レッドソックス)を解雇して、代わりに韓国人を獲ったが、どうか? この戦力低下は「タダ」では済まないと思う。下位打線にオチョアがいると(チョッとだけ)恐かった。昨シーズンのように、タイガースがドラゴンズに(ケチョン×2に)やられることはないだろう(?)。2年連続で「やられたら」恥ずかしい。……よって連覇は難しい、と思われる。

岩田&田村 井川から「エースの教え」 (デイリースポーツ)

読売ジャイアンツ【2007】戦力分析

2007-01-25 19:33:43 | Tokyo Giants
【先発】上原浩治 ジェレミー・パウエル 
内海哲也 姜建銘 門倉健 西村建太朗 
(辻内隆伸) (金刃憲人)
【中継ぎ】林昌範 久保裕也 前田幸長 
野間口貴彦 真田裕貴 福田聡志 吉武真太郎
【抑え】高橋尚成 豊田清 (木佐貫洋)

 相変わらず行き当たりバッタリの補強をしているから、先発投手は足りているのに、FAで門倉(横浜ベイスターズ)の獲得に手を挙げてしまった。哀れ……今シーズンも先発タイプの左腕・高橋は2年連続で抑えを任されそうだ(?)。他に人材がいない。木佐貫が突然≪復活≫するか、それとも(元シダックスのエース)野間口が成長するか? サプライズに期待するしか、ない。

1番ショート 二岡智宏
2番セカンド ルイス・ゴンザレス(脇谷亮太)
3番センター 高橋由伸
4番ファースト 李承
5番サード 小笠原道大
6番ライト デーモン・ホリンズ
7番キャッチャー 阿部慎之助
8番レフト 谷佳知 (亀井義行)

 せっかく若手選手が育ってきているのに、オフシーズンに大量にFAや新外国人選手を獲ったから、若手はゲンナリしているだろう。亀井や脇谷、矢野謙次や鈴木尚広……あるいは(今や)ベテランの(域の)清水隆行や……。こういう連中が奮起して、レギュラーを約束された連中を蹴落とすぐらいの働きを見せると、ジャイアンツは侮れない。

3・5 阪神OP戦に山本梓“登板”(デイリースポーツ)

東京ヤクルトスワローズ【2007】戦力分析

2007-01-23 23:57:35 | Tokyo Swallows
【先発】石井一久 石井雅規 藤井秀悟 川島亮
ディッキー・ゴンザレス セス・アダム・グライシンガー
【中継ぎ】館山昌平 高井雄平 鎌田祐哉 花田真人
河端龍 松井光介 高市俊 遠藤政隆 (五十嵐亮太)
【抑え】木田優夫 高津臣吾 (石井弘寿)

 セットアッパーの五十嵐、クローザーの石井弘を欠く、スワローズは≪苦戦≫必至。他球団にとっては計算しやすいチームになるかもしれない。しかし先発陣の頭数は揃っているだけに、ベテラン・クローザー(元メジャーリーガー)の二人、木田と高津の二人が“おじさんパワー”で頑張れば、活路は開けるかもしれない。

1番センター 青木宣親
2番ショート 宮本慎也
3番セカンド アダム・リグス
4番レフト アレックス・ラミレス
5番ライト(ファースト)アーロン・ガイエル
6番サード(ライト)宮出隆自 
7番ファースト(ライト)武内晋一 (中村紀洋?)
8番キャッチャー 米野智人 (古田敦也)

 中村は(実は)是非欲しいだろう。岩村明憲(タンパベイ・デヴィルレイズ)が抜け、グレッグ・ラロッカ(オリックスバファローズ)が抜け、打線も戦力低下が著しい。日本プロ野球選手会会長・宮本の立場もある。獲得に乗り出すとしたら、このスワローズだろう。後は“菊が多い人”(球団社長)の決断次第。

横手投げへ…筒井「斎藤雅」になる (デイリースポーツ)

広島東洋カープ【2007】戦力分析

2007-01-21 13:18:03 | Hiroshima Carp
【先発】黒田博樹 ショーン・ダグラス 
佐々岡真司 大竹寛 長谷川昌幸 河内貴哉 
(大島崇行 小島紳二郎) 横山竜士 高橋建 
【中継ぎ】佐竹健太 広池浩司 梅津智弘 梅原伸亮 林昌樹
青木勇人 宮崎充登 上野弘文 ヴィクター・マルテ
【抑え】永川勝浩

 結局タイガースに来なかった黒田。同時期の北海道日本ハムファイターズの躍進、地元≪密着≫ぶりを見て、心を動かされたのだろう。北海道の次は、広島! と残留の動機(口実)が見つかってしまった。それを提供したのは、大部分がSHINJO(新庄剛志)。タイガースは(引退した)OBの彼を恨まなければらない(!?)。

1番セカンド 東出輝裕
2番ショート 梵英心
3番ライト 嶋重宣
4番ファースト 新井貴浩
5番レフト 前田智徳
6番サード 栗原健太
7番センター 森笠繁 (緒方孝市)
8番キャッチャー 石原慶幸 (倉義和)

 日本人だけで、これだけのオーダーが組めるのは≪驚異≫。ただし、怪我人が出なければ、の話だが。「和製大砲」二門、4番の新井と6番の栗原が機能すれば、他球団にとっては厄介な代物。1,2番コンビの東出と梵も“慢心”と“2年目のジンクス”が無ければ、ウルサいコンビになりそうだ。(中日ドラゴンズの)荒木雅博、井端弘和のようになれるか?

上園 清水寺の“長寿パワー”注入(デイリースポーツ)

阪神タイガース戦力分析【2007】~野手篇~

2007-01-19 20:59:02 | Tigers DEN β
1番センター 赤星憲広 (赤松真人)
2番セカンド 関本健太郎 (藤本敦士)
3番ファースト アンディー・シーツ (林威助)
4番レフト 金本知憲 (中村豊)
5番サード 今岡誠 (高橋光信)
6番ライト 浜中治 (桧山進次郎)
7番ショート 鳥谷敬 (秀太)
8番キャッチャー 矢野輝弘 (浅井良)

 結局、新外国人の野手は獲らないようだ。金本が「大砲が欲しい」と懇願していたのに、聞き入れられなかった。しかし、この打線はこれでも≪強力≫。8番に矢野が座る。浜中が6番に下がる? 浜中自身は易々と今岡に5番を譲る気はないようだし……その意気や良し!! 鳥谷も相変わらず「7番」では自身のプライドが許さないだろう。何しろ、将来は(メジャーリーガー)井口資仁(シカゴ・ホワイトソックス)に感化されて、MLB(メジャーリーグ)を目指しているようだから……!!

浜中「今岡さん戻っても5番はオレ」 (デイリースポーツ)

阪神タイガース戦力分析【2007】~投手篇~

2007-01-17 19:18:13 | Tigers DEN β
【先発】福原忍 安藤優也 下柳剛 
杉山直久 久保田智之 
ライアン・ボーゲルソング エステバン・ヤン 
中村泰広 三東洋 能見篤史 江草仁貴 
筒井和也 岩田稔 小嶋達也 金沢健人
【中継ぎ】吉野誠 ダーウィン・クビアン 橋本健太郎
【抑え】桟原将司 ジェフ・ウィリアムス 藤川球児 

 先発の3人は不動。4人目に杉山、5人目に久保田を充てるとして、残りの一枠を新外国人投手と若手左腕7人衆プラス「万年」先発希望の金沢で争うことになる。熾烈な競争になりそうだ。しかし、ボーゲルソングとヤンはメジャーリーグではブルペン(中継ぎ)のピッチャーだっただけに、先発ではどうか? 疑問符は残る。ダーウィンとの外国人枠争いもある。

 中継ぎ、抑えは『JFK』解体後、「K」の久保田の代わりに誰がその後を埋めるか? 絶好調ならダーウィンや桟原に任せたいところ。両者とも好不調の波が激しいのが欠点。今シーズンから安定したピッチングを見せられるか? シーズンオフにトレードの噂が流れた左腕・吉野だが、彼は手放せないだろう。背番号「21」を奪還するぐらいの大車輪の活躍が見たい!! 

桟原が“無敗記録”を捨てる!? (デイリースポーツ)

プロ野球タブーの真相(別冊宝島)第3章

2007-01-16 20:46:59 | Stove League
 第3章は「栄枯盛衰巨人軍」。最後の章は丸々「巨人軍」の記事だから、この別冊宝島の根性が知れる。未だに巨人中心主義を唱えているのは、テレビ局を含めたマスコミだけ、である。あるいは、星野仙一(阪神タイガースSD)か、長野久義(日本大学)の二名か。何とか巨人軍に復活してもらいたい、また昔みたいに先頭に立って、引っ張って行って欲しい……そういう願望に溢れた記事のオンパレード、だった。途中で読む気力が無くなりそうになったが……

 桑田真澄(ピッツバーグ・パイレーツ)の退団は折り込み済みだったが、李承の「残留」は意外だった。この本も李の退団が前提で記事が書かれている。あれほどMLB(メジャーリーグ)に行く気満々だったのに、李に何があったのだろう? 謎だ。
 それから、原辰徳監督に意外に「人望」が無い(らしい)記事には驚かされた。そうなのか? 昨年のドラフト1位(巡)辻内崇信が潰されそうだ、という記事には「さもありなん」と思ったし、長嶋一茂「球団代表特別補佐」は今、彼が昔、あるコーチに吐いた言葉=「アイツ何様だよ!」と言われているらしい。

 巨人軍はこのまま墜ちていくべきだ。そして、12球団「平等」の価値観を生じさせ、サッカーの『Jリーグ』やMLBのように、地域に「完全」密着したプロ野球になるべきだ。まずはマスコミ(メディア)が変わらなければ。先導役を務めなければならないのに、その役割を放棄しているから、度し難い。この≪地盤沈下≫を止められない。

熊田曜子が3・5阪神戦で始球式 (デイリースポーツ)

プロ野球タブーの真相(別冊宝島)第2章

2007-01-15 22:07:44 | Stove League
 バット投げつけ事件! そんなことがあったのか……昨シーズンオフ、ポスティング・システム(入札制度)でMLB(メジャーリーグ)タンパベイ・デヴィルレイズへの入団が決まった岩村明憲(東京ヤクルト・スワローズ)が、シーズン中に古田敦也監督の「バント」のサインに激怒!! 古田監督の目の前でバットを投げつけたらしい。そうか、二人は“犬猿の仲”だったのか……

 岩村にしてみれば、一昨年のオフにも、ポスティングを要求しながら、古田監督の初年度ということで(球団側に)強く慰留されて、残留した経緯がある。そして1年待った結果が、これ(タンパベイ=アメリカン・リーグ東地区の最下位)とは……古田監督は内心では「ザマア見ろっ」と思っているかもしれない。

 “犬猿の仲”シリーズは続く。次は「新庄vs.ヒルマン」。これも原因はシーズン中の「送りバント」のサインだったらしい。そして「世界へ飛び出す、日本のエース・松坂大輔」と題して、(入札の)落札球団と落札額の予想が書かれているが、どれも外れた。ピンストライプ(ニューヨーク・ヤンキース)でも約10億円でもなかった! 

 最後は、イチロー(シアトル・マリナーズ)。イチローは今シーズン中、(チーム事情から)ライトからセンターにコンヴァートされたが、これを本人が受け入れるのに時間がかかった。やはり日本時代から守り続けているライトには特別な≪愛着≫があったのだろう。来シーズンもセンターを守らされることになるが、これが移籍を決意する≪きっかけ≫にも成りかねない。イチローは、来シーズンオフにFA(フリーエージェント)になる。

岩田「結果出す」 田村「勝負の年」 (デイリースポーツ)