初回に先頭の赤星憲広がボテボテのセカンドへの内野安打で出塁して、2番・関本健太郎が初球で手堅く送りバントを決めて、4番・金本知憲が(強烈な)ライト前ヒット! 大事な試合に先制点を挙げて、一安心したが、しかしチョッとTV(CS・sky-A)から目を離した隙に【2回表】に3点【3回表】に2点を取られている。今日の先発は、9勝の福原忍。前回(25日)の降板劇で今シーズンは終わってしまったか?
【3回裏】に2点を返したタイガース。1-OUT後、2番・関本が三遊間を破って出塁して、3番アンディー・シーツが初球を打って、センターバックスクリーンに飛び込む(第16号)2ランホームラン! これで「3対5」2点差!! チームにもファンにも「勇気」を与える(貴重な)一発だった。
【4回裏】にも1-OUT後、7番・矢野輝弘がバットを折られながら、センター前に運び、左腕にバットを持ったまま1塁に到達。8番・藤本敦士も初球に手堅く送りバント(セーフティー気味)を決めた後、代打・桧山進次郎、登場! ここでかつての「ヒーロー」はドラゴンズの先発・川上憲伸の「0-2」からの3球目の速球(141㎞)を打ち返し、ライトへ大飛球! ライトフェンス直撃のツーベースを放って、「5対4」1点差に迫る!!
【5回表】に1点を追加され、再び2点差にされるが、諦めないタイガース。【6回裏】先頭の浜中治がライト線にツーベースを放って、6番・鳥谷敬も内野安打で0-OUT1,3塁。7番・矢野のショートゴロ併殺の間に浜中が生還して、再び1点差=「5対6」。1点を挙げたにも拘らず、ガックリうなだれる矢野の表情が印象的だった。
そして【8回裏】1-OUT後、4番・金本が歩かされた後、5番・浜中が川上の2球目の高めに浮いたカットボール(135㎞)を捉えて、打球は左中間へ! 浜中の起死回生(第16号)逆転2ランホームランで「7対6」勝ち越し! マウンド上で呆然とする川上。
そして鳥谷。落胆の川上の2球目の同じくカットボール(140㎞)を捉えて、今度は右中間へ! 第10号に達するソロホームラン! これが後々利いてくることになるのだが……口元をグッと引き締め、気合の表情の鳥谷。勝利への「執念」を感じる……
【9回表】は藤川球児。これで試合は貰った、と思ったが、万全ではない藤川が、3番・福留孝介に(弱気な)フォークを打たれて、「8対7」1点差に迫られ、尚2-OUT1,3塁で4番タイロン・ウッズを迎える。ここで1塁側ダッグアウトから岡田彰布監督、登場! 今シーズン、マウンドに上がるのは2回目か?
ウッズに初球(147㎞)外れて、2球目(149㎞)で空振り! 3球目=渾身の153㎞(MAX)で空振り! 「2-1」に追い込んでから、キャッチャー矢野の壮大な計画。4球目~6球目(全て148㎞)中腰に構えて、イン・ハイを要求。ファウル2球とボール1個で「2-2」にして、7球目に意表を突くスローカーヴ(120㎞)。これが外れて、「2-3」になって、ラストボール! 矢野の要求は「渾身のストレート」! 藤川の投じた152㎞は上ずったが、これをウッズが空振りして、ゲームセット! その瞬間、矢野はガッツポーズ!!
矢野が最善の策を講じて、強打者ウッズを打ち取った。3球続けたイン・ハイもスローカーヴも、全てはラストボール(一球)へのお膳立て、だった。一か八か、の賭けに勝った矢野。これは矢野の勝利、だ。
球児K締め!悪夢断ち切った (デイリースポーツ)
【3回裏】に2点を返したタイガース。1-OUT後、2番・関本が三遊間を破って出塁して、3番アンディー・シーツが初球を打って、センターバックスクリーンに飛び込む(第16号)2ランホームラン! これで「3対5」2点差!! チームにもファンにも「勇気」を与える(貴重な)一発だった。
【4回裏】にも1-OUT後、7番・矢野輝弘がバットを折られながら、センター前に運び、左腕にバットを持ったまま1塁に到達。8番・藤本敦士も初球に手堅く送りバント(セーフティー気味)を決めた後、代打・桧山進次郎、登場! ここでかつての「ヒーロー」はドラゴンズの先発・川上憲伸の「0-2」からの3球目の速球(141㎞)を打ち返し、ライトへ大飛球! ライトフェンス直撃のツーベースを放って、「5対4」1点差に迫る!!
【5回表】に1点を追加され、再び2点差にされるが、諦めないタイガース。【6回裏】先頭の浜中治がライト線にツーベースを放って、6番・鳥谷敬も内野安打で0-OUT1,3塁。7番・矢野のショートゴロ併殺の間に浜中が生還して、再び1点差=「5対6」。1点を挙げたにも拘らず、ガックリうなだれる矢野の表情が印象的だった。
そして【8回裏】1-OUT後、4番・金本が歩かされた後、5番・浜中が川上の2球目の高めに浮いたカットボール(135㎞)を捉えて、打球は左中間へ! 浜中の起死回生(第16号)逆転2ランホームランで「7対6」勝ち越し! マウンド上で呆然とする川上。
そして鳥谷。落胆の川上の2球目の同じくカットボール(140㎞)を捉えて、今度は右中間へ! 第10号に達するソロホームラン! これが後々利いてくることになるのだが……口元をグッと引き締め、気合の表情の鳥谷。勝利への「執念」を感じる……
【9回表】は藤川球児。これで試合は貰った、と思ったが、万全ではない藤川が、3番・福留孝介に(弱気な)フォークを打たれて、「8対7」1点差に迫られ、尚2-OUT1,3塁で4番タイロン・ウッズを迎える。ここで1塁側ダッグアウトから岡田彰布監督、登場! 今シーズン、マウンドに上がるのは2回目か?
ウッズに初球(147㎞)外れて、2球目(149㎞)で空振り! 3球目=渾身の153㎞(MAX)で空振り! 「2-1」に追い込んでから、キャッチャー矢野の壮大な計画。4球目~6球目(全て148㎞)中腰に構えて、イン・ハイを要求。ファウル2球とボール1個で「2-2」にして、7球目に意表を突くスローカーヴ(120㎞)。これが外れて、「2-3」になって、ラストボール! 矢野の要求は「渾身のストレート」! 藤川の投じた152㎞は上ずったが、これをウッズが空振りして、ゲームセット! その瞬間、矢野はガッツポーズ!!
矢野が最善の策を講じて、強打者ウッズを打ち取った。3球続けたイン・ハイもスローカーヴも、全てはラストボール(一球)へのお膳立て、だった。一か八か、の賭けに勝った矢野。これは矢野の勝利、だ。
球児K締め!悪夢断ち切った (デイリースポーツ)