野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

門倉、メジャー断念!(29日)

2006-11-29 21:45:25 | Yokohama Baystars
 横浜ベイスターズからFA(フリーエージェント)宣言していた門倉健(33)投手が、MLB(メジャーリーグ)移籍を断念! 残念だと思う。門倉のストレートとフォークがあるなら、メジャーでも立派に通用する。同じベイスターズで同じタイプの斎藤隆(ロサンジェルス・ドジャース)があれだけ「やれた」のだから、門倉も必ず「やれる」ハズなのだが……そして読売ジャイアンツへ行くのか? 勿体ない話だと思う。

 我が阪神タイガースは、門倉はさほど苦手にはしていないから、どうと言うことはないが、しかし他球団で勝ち星を稼ぎまくって、ジャイアンツの勝利の積み重ねに寄与すれば、やがてタイガースへの≪脅威≫になる。来シーズン、中日ドラゴンズとタイガースとの「二強」時代の均衡が崩れるのは確実。竜と虎、どちらが(巨人に)喰われるか、だ。

門倉は大リーグ挑戦断念 「もっと技術磨いてから」 (スポーツナビ)

金沢、先発直訴!(契約更改・24日)

2006-11-26 12:38:51 | Tigers DEN β
 金沢健人が△400の(年俸)2400万円(推定)で更改。意外に上がったな、という印象。来シーズンは先発を直訴(猛アピール)しているそうだが、どうだろう? ライヴァルは先発に回る(予定の)久保田智之。久保田を蹴落とさなければ、先発ローテーションには入れないだろう。逆に久保田が先発に入れないようなら、タイガースとしても「誤算」で苦しいのだが……

 桟原将司は▼100の(年俸)2100万円(推定)で更改。これは可哀相だと思った。シーズン後半から一軍入りして、中継ぎで安定感≪抜群≫のピッチングを見せた。首脳陣が久保田起用に拘らずに、もっとこの桟原を活用していたら、≪逆転優勝≫も有り得たかも知れない、と思っている。しかし、それだけ、桟原の信用が無かったのだろう。来シーズンこそは久保田の「穴」を埋めて、『JF-S』を形成して、中継ぎでフル稼働してもらいたいものだ。

プロ野球2007年度契約更改 <阪神> (nikkansports.com)

大引を獲られて、上園(21日・ドラフト会議)

2006-11-23 12:19:12 | Draft Commision
 法政大学の大引啓次(22)内野手を横取りされることは覚悟していたが、まさかオリックス・バファローズにしてやられるとは! バファローズの内野(ショート)には、阿部真宏や後藤光尊や平野恵一、あるいは塩崎真(FA)がいるのに、何故、大引? タイガースのタテジマのユニフォームから、同じタテジマで神宮で引き続きプレーするかも(!?)から一転、地元とはいえ、大阪ドームの人工芝でプレーすることになった。その心境や如何に? 

 ドラフト1位(希望入団枠)は、大阪ガスの左腕・小嶋達也(22)投手だが、「即戦力」で期待できるのは3巡目の上園啓史(22)投手。同じ関東の無名大学(武蔵大)出身ということで、久保田智之(常磐大)の“再来”を期待したい。1年目から中継ぎで短いイニングを任せられるピッチャーになってくれれば、と思う。
 とにかく今シーズンはルーキーが一人も活躍できなかった≪最悪≫の年だった。優勝争いにも微妙な≪影≫を落としたとも言える。優勝するには新戦力の「力」が必要だ。久保田が先発に回るようだし、中継ぎで一人、速球投手が欲しい。

上園「上原さんと“雑草魂”競う」 (デイリースポーツ)

城石の結婚!(18日)

2006-11-21 19:21:31 | Tokyo Swallows
 一時は「別れた」との未確認情報が流れたが、まだ続いていたのか……城石憲之(ヤクルト)は元日本ハムファイターズの選手だから、あのままトレードに出されることなく、北海道に行っていれば、この出逢いはなかったかもしれない。
 今シーズンはアダム・リグスにレギュラーの座(セカンド)を奪われ、契約交渉が難航している、そのリグスが阪神タイガースに移籍したとしても、2年目の田中浩康(早稲田大学)との熾烈なレギュラー争いが待っている。未来の旦那はこのまま控え選手で終わる公算が高い。それでも、添い遂げるか? 

 そういえば、先々週の『スポーツ魂!』(テレビ東京)を見ていたら、(記者会見に)「臨む」を「いどむ」と読んでいた大橋未歩アナ。私が中学時代に漢字の書き取りテストで間違えて、それ以来二度と間違えない「臨む」だが、アナウンサーが「いどむ」と読むとは……結婚後も仕事を続けるそうだが……。

テレ東大橋アナ、ヤクルト城石と結婚(livedoorニュース)

井川のポスティング申請(15日)

2006-11-18 20:36:21 | Tigers DEN β
 井川慶のポスティング・システム(入札制度)の申請が始まったようだが、果たして落札球団はどこか? どうも岡田彰布監督が希望したニューヨーク・ヤンキースの可能性は無さそうだ。シアトル・マリナーズも入札に消極的らしいし、これは日本人が誰でも知っている球団というよりも、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとか、シカゴ・カブス辺りになりそうな気がする。

 井川自身はMLB(メジャーリーグ)でやれるのなら、どこでもいいと思っているのだろうが、岩村明憲(東京ヤクルト・スワローズ)のように、どこでもいいと思いつつ、内心では「ここ(サンディエゴ・パドレス)か、あそこ(クリーヴランド・インディアンス)だろう」と予測していた意外の球団(タンパベイ・デヴィルレイズ)から落札されると≪悲惨≫だ。井川に「合った」チームならいいのだが……。落札判明は27日、発表は28日か。

阪神ポス申請 27日にも入札球団発表 (デイリースポーツ)

「三東が凄い球を投げていた」(13日・倉敷)

2006-11-15 20:34:15 | Tigers DEN β
 一昨日(13日)CS【スカイ・A Sports+】の阪神タイガース情報番組『熱血!タイガース党』『虎バン』『猛虎まるかじり』のタイガースファンには堪らないラインナップを通しで観ていたら、倉敷(マスカット・スタジアム)の秋季キャンプの模様が放送されていて、「三東が凄いボールを投げていた」(by:湯舟敏郎)らしい。

「ポスト井川」には、中村泰広や筒井和也、岩田稔の名前が挙がっているが、「本命」は三東洋だと思う。三東が≪復活≫さえすれば、井川の穴埋めは容易。三東の左肩痛がなければ、井川慶のポスティング(入札)ももっと早くに認められていたかもしれない。それだけの素材。2004年に(後半戦だけで)5勝を挙げた左腕。2007年こそ、三東の≪復活≫に期待したい。

中村泰vs筒井 ガックリ“痛み分け” (デイリースポーツ)

井川、入札決定!(10日)

2006-11-12 00:23:52 | Tigers DEN β
 黒田博樹の広島東洋カープ「残留」が決まったとき、真っ先に思い浮かんだのが、井川慶の顔。この決定が、井川にも波及するのではないか? ポスティング(入札)が認められないのではないか? と心配したが、タイガースのフロントは「大人」だった。恐らく私等タイガースファンは≪弱い時代≫のフロントの印象が強いから、また前言を翻すのではないかと疑ったが、ファンが思っている以上にフロント内部の改革は進んでいるようだ。スマートな決定だった。

 さて、井川の入札球団だが、松坂大輔(西武ライオンズ)の入札に失敗した球団が続々と名乗りを挙げそうで、新聞で言われる通り10球団を越えるかもしれない。どうも松坂「入札」の本命だったニューヨーク・ヤンキースやニューヨーク・メッツが入札に敗れたような観測が強まっているので、井川のプレーするチームは日本人の誰もが知っている「名門」になりそうだ。

 岡田彰布監督が言うように「井川は英語、喋れるのか?」の懸念があるから、日本人のいるチームが相応しいだろう。ヤンキースかシアトル・マリナーズ(あるいはテキサス・レンジャーズかロサンジェルス・ドジャース)になればいい、と思う。
 アメリカでもピンストライプを着ることになるか、それとも、城島健司(マリナーズ)のミット目がけて投げ込むことになるか? 斎藤隆(ドジャース)や大塚晶則(レンジャーズ)との日本人リレーが実現するか? ≪≫が膨らむ。タイガースから二人目の日本人メジャーリーガーの誕生、間近だ。

夢叶った!井川メジャーに骨埋める (デイリースポーツ)

黒田「残留」決断の犠牲者になるか、井川(9日)

2006-11-10 14:28:53 | Tigers DEN β
 黒田博樹(広島東洋カープ)のFA(フリーエージェント)移籍と井川慶のポスティング・システム(入札制度)はLINKしていない、と阪神タイガースの球団首脳は言明していたが、それは「嘘」だったことがハッキリした。宮崎恒彰オーナーの厳命と言うことは、前オーナーの久万俊二郎氏の「意思」だろう。事態は急変を告げきてきた。それだけ黒田の獲得に自信を持っていたのだろう。思わぬ心変わり……

 星野仙一SD(シニア・ディレクター)のように、黒田の「残留」を「美談」だとは決して思えない。FAというのは、プロ野球選手が9年掛けて得られる自由な権利。それを他人(地元・私設応援団)からのプレッシャーを受けて、「残留」を決めてしまう、というのは決して「美談」ではない、と思う。FAの存在意義が問われる事態だ。

 MLB(メジャーリーグ)の場合、代理人(エージェント)制度が確立しているから、一昨年のカルロス・ベルトラン(ニューヨーク・メッツ)のように、ヒューストン・アストロズでポストシーズン進出に貢献し、地元から熱狂的に「残ってくれ」と請われながら、あっさり大金を積まれ、ニューヨークに移って行った。しかし、それは本人の決断ではなく、代理人の選択になるから、移籍した本人にプレッシャーは及ばない。その辺が後からFA制度を導入した日本プロ野球との根本的な違い、だ。

 メジャーリーグのFAは、代理人によって、選手の自由意志(権利)が守られている。代理人制度が根付いていない、日本のプロ野球ではFA選手本人に直接プレッシャーが掛かる。「裏切り者」と呼ばれるリスクを背負わざるを得なくなる。それだけに悩み苦しみ、5年前の片岡篤史(引退)のように記者会見で涙を流すようなことになる。黒田の決断はある視点から見れば「美談」だが、日本のFA制度の欠点を露呈した、とも言える。

宮崎オーナーが厳命「井川出すな」 (デイリースポーツ)

井川、最後の大阪ドームで6回2失点!(7日・京セラドーム大阪)

2006-11-09 00:00:49 | Nichibei-Yakyu
 日本選抜の先発は左腕・井川慶(阪神タイガース)。地元・大阪ドームで最後の雄姿……【2回表】先頭のアンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーヴス)をストレートで歩かせ、6番デヴィット・ライト(ニューヨーク・メッツ)をインコースのストレート(139㎞)で見逃し三振に仕留めるが、7番ビル・ホール(ミルウォーキー・ブリュワーズ)にもフォアボール(四球)を与え、1-OUT1,2塁。
 8番チェイス・アトリー(フィラデルフィア・フィリーズ)には「2-0」と追い込んで、3球目の外角低目(139㎞)で見逃し三振と思いきや、判定は「ボール」。球審・吉本文弘。MLBに遠慮したか? 気を取り直して、5球目に外角高めに決めて(142㎞)今度は見逃し三振! 3球目の方が「いい球」だったが……2-OUTになって、9番ブライアン・シュナイダー(ワシントン・ナショナルズ)にも「2-1」に追い込んだが、勝負球のストレート(144㎞)が甘く入り、センター前に弾き返され、先制点を許す。

【4回表】には先頭のライトに第1打席に見逃し三振を喰らった≪報復≫をされ、チェンジアップをレフトスタンドに放り込まれ、「0対2」。井川はこの2失点で降板。6回2失点だから、クオリティースタート、上々のピッチングに見えるが、四球を6つも与えて、これはマイナス材料。メジャーリーグのスカウトの目にはどう映っただろう? これが最後のアピールの場だった。ポスティング(入札)で減額されるかもしれない。

 試合は【6回裏】に日本選抜が「2対2」同点に追いついて、「今日こそは」と思わせたが、【8回表】2番手の福盛和男(東北楽天ゴールデンイーグルス)がこの日の“壊し屋”になってしまい、ライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)に4試合連続ホームランを浴びるなど5失点で“炎上”……この福盛も日本選抜に選ばれるようなピッチャーではなかった。「2対7」で4連敗! メジャーリーグ選抜の賞金は1億2000万円に加算された。

井川 58発男ハワードを3タコ完封 (デイリースポーツ)

ガッカリだよ、黒田(6日・広島)

2006-11-07 20:18:36 | Tigers DEN β
 ガッカリだ! 黒田博樹の広島東洋カープ「残留」。まさか「潜在的」広島ファンの二宮清純氏の【産経新聞】(11月3日)のコラム(「断」)を読んだ訳ではないだろうが……目の前、真っ暗だ。
 二宮氏は「阪神は昔の巨人みたいなことするなっ」と批判していたが、これは正当な「戦力補強」行為。昔のジャイアンツのように4番バッターや先発ピッチャーばかり集めて、その後、戦力のバランスを崩して、現在の低迷を招いた≪愚策≫とは一緒にして欲しくないものだ。

 阪神タイガースは(あろうことか)ポスティング・システム(入札制度)で「エース」井川慶を失うのだから、その戦力補充として、黒田の「腕」を求めた。それの何が悪いのだろうか? その問いはタイガースのSD(シニア・ディレクター)にも投げかけたい。“獅子身中の虫”だ。
 来シーズンのタイガースは“修羅”のシーズンになりそうだ。若手が育っていればいいのだが、ここ2~3年のドラフト戦略の失敗(野間口や一場に振り回された)が、FA(黒田)に頼らざるを得なかった。来年は我等タイガースファンは下を向いて生きていくしかない(!?)。

黒田 4年総額12億円で契約更改 (スポニチ Sponichi Annex)