無観客試合。何の違和感もない。今G+(日テレジータス)で「巨人×ヤクルト」戦を観ているが、モタのホームランも観られたし。ダッグアウトから選手の声がバンバン聴こえてくる。これが野球。これが普通。野球を知らない者たちが人工的な野球を造り出した。レギュラーシーズンも、このままで、いいくらいだ。観客はPVやネット中継でいい。野球の邪魔をする人たちを入れるな。
楽天(東北楽天ゴールデンイーグルス)は素晴らしいなぁ~。GMがメジャーリーグ帰りだと、こういうロッカールーム(クラブハウス)を作れる。スタジアムの中身も変われば最高なのだが。それは一番後回しになりそう。最後まで残りそう。メジャーを真似るなら、徹底的に学ぶべき。何しろ、野球発祥の地なのだから。
大歓迎だよ、無観客試合。静かに野球が(テレビで)観られる。至福の時。パラダイス、楽園だよ。これをきっかけに日本の野球の悪しき文化、騒音の中で野球を観させられる、が改まればいいのだか、そんなことにはならないのだろう。何で騒音付きで野球を観させられることを(一部の人たちに)強要されなければならないのか? 全体主義ではないか、そんなもの。
映画なら、日本語字幕で観たい、吹き替え版で観たい、選択肢が示されているが、野球の場合、強制的に騒音付きで野球を観させられる。野球が文化として、劣ったものだと規定されている。野球が文化として貶められている。グラウンドに背を向けて、観客に応援を促すような人々は、野球を舐めている、としか言いようがない。
昨日は試合を見られた。ようやく、阪神タイガースのオープン戦を観ることができた。初回に髙山(四球)、近本(併殺)の後、3番マルテ。放送席の真中満さんが「去年、この時期、評論家の大勢の人たちが『マルテは間違いなく活躍する』と言った」……「?」一昨年のロサリオと勘違いしているのでは? (選択確定)
カウント「1-2」左腕・石川に追い込まれながら、4球目(127km)をレフト前に弾丸ライナーのヒット! やはり去年とは「別人」。重心を下げたフォームが奏功しているようだ。
二打席目は4回表、初球(133km)を打ってセンターライナー! 二番手の“ライアン”小川から。三塁側ダッグアウトに帰りながら、首を傾げていた。手応えがあったのかもしれない。この手応えが《本物》になったら、他球団にとっては《脅威》だろう。もはや「敵」は「大山」ではない(?)。
昨日(土曜日)は、阪神タイガースのオープン戦初戦だったのに、NO-TV。八方手を尽くして探したが、見つからず。髙山俊(5年目)の4打数4安打を、唯の1本も見ることができなかった。
打った相手がベテランだったり、背番号三桁だったり。その辺は差し引いて見なければいけないが、打撃は好調。昨年までは自ら打撃フォームを崩しているようにしか見えなかったが、今年は「2015-2016」の髙山に戻りつつある。
見比べたら、投球フォームの微修正が施されていた。足を上げるとき、三塁側を見る昨年のフォームに戻していた。これで「間」が取れるのだろう。前回と同じく3四球を出したが、コントロールは安定していた。今年は復活のシーズンになりそうだ。
20年初実戦となった紅白戦。1ボールから西勇の外寄り125キロスライダーをひと振りで仕留めた。来日2年目のレベルアップを図り、昨季より重心を下げた新フォームを試している最中。「日本にはコントロールが良くて、低めに投げてくる投手が多い。(重心を下げると)低めのボールに対応しやすい。今日は悪くなかったね」。上々の成果に笑みが絶えなかった。
マルテ、第1打席でホームラン。外のスライダー。昨シーズン12本塁打。打つのは真ん中高め。真ん中高めのストレートしかホームランを打てなかった(そんな印象がある)マルテが外のスライダーを引っ張ってレフトスタンドに放り込んだ。今年は違う、と感じたが、案の定、重心を下げるフォームを試していたか。これが奏功すれば、大山悠輔の本格的な危機だ。