意外と優柔不断な番長（＠リーゼント）

　意外と優柔不断な“ハマの番長”……23日のファン感謝デーで、子供に「ハンシンいかないで～！」と言われ、動揺しまくり。そういうウェットな感情を断ち切らなければ、FA（フリーエージェント）の決断は難しい。
　日本人には（FA制度は）合わない（向いてない）のかもしれない。（それならいっそ）日本の一流選手（レギュラークラス）のFAはメジャーリーグ（海外）のみに限定して、働き場所を求める中堅選手が活用できるような制度に改めるべきだと思う。

　千葉ロッテ・マリーズの橋本将（捕手）など、何故、FAの決断が出来なかったのか？　不思議で仕方がない。来シーズンも（同じ年齢の）「正捕手」里崎智也（32歳）の控え（良くても併用）の運命が待っているのに（？）。どうせならタイガースに来て、40歳になる「正捕手」矢野輝弘の≪後釜≫（ポスト）を狙う方がやりがい（チャンス）があると思うのだが……

　それにしても、子供を使って、そんなことを言わせるとは……ベイスターズファンも≪阿漕≫だ。気持ちは分からないでもないが、何も分からない子供に「言わせる」とは。しかし、この程度の（強度の）「残って！」要請は（始めから）想定内のはず。この程度でブレるようなら、来なくて≪結構≫。来るなら、腹を据えて来いっ。
　ペナントレース（レギュラーシーズン）で歴史的な≪失速≫をして、優勝を逃し、今度はFAで三浦大輔（投手）も逃すようなことがあったら……踏んだり蹴ったり（踏まれり蹴られたり）の2008年シーズン、だ。年の終わりに一つでも良い事がありますように……
　
ドラ４・西村憲 番長魂で待ってます（デイリースポーツ）

横浜ベイスターズ三浦大輔の心・技・体 (B.B.MOOK―スポーツシリーズ (445))

帰ってくる、中村泰（22日）

　北海道日本ハムファイターズを解雇（戦力外通告）された、左腕・中村泰広が帰ってくる！　昨シーズンまでは「スライダー」と言えば、中村泰だったが、今や（同じ左腕の）岩田稔に取って代わられている。その岩田の成長を見込んで、タイガースも中村泰をトレードに送り出したのだろうが、そのトレード先で働けなかった。……どうしたのか？　と思っていたが、どうやら左肘を痛めていたらしい。（新天地で張り切りすぎたのか？）

　しかし完治していないにも拘らず、獲得を決めたタイガース。……親心。昨シーズンオフにタイガースを出されるときには、環境面での不満を洩らしていた（!?）中村だが、こうして迎えてくれるのだから、恩義に報いて欲しいものだ。左肘の手術の可能性もあるらしいから、育成選手の可能性もあるが、何とか左腕の特性を生かして、上がって来てほしい。……新しくなる甲子園が待っているのは、他球団のエースだけではない。

今岡一塁も…来季序盤“新井の保険” （デイリースポーツ）

覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87) (角川oneテーマ21 A 87)

三浦が来れば、福原に危機…（18日）

　三浦大輔（横浜ベイスターズ）が（FAで）来てくれたら嬉しいが、余り手放しでは喜べない。代わりに人的補償で誰かが犠牲になるわけだし、三浦が先発ローテーションに入ってくると、先発を争う当落線上の（中堅の）福原忍や久保田智之、金村暁や杉山直久、あるいは若手の石川俊介や上園啓史の先発ローテ入りが（安藤、下柳、岩田、）難しくなる。6人で（残り）2つの枠を争うことになる。

　本来なら、生え抜きだけで…タイガースで育った投手だけで先発ローテを形成出来れば、理想なのだが、その生え抜きの投手が揃って「不調」。あるいは伸び悩んで、タイガースのここ数年の「V逸」の元凶（“戦犯”）になっている。
　三浦の獲得は痛し痒しだが、しかし何としても来シーズンに≪優勝≫するためには、三浦の「力」が必要。他球団のエースを獲得したことで、一応のタイガースのエースである安藤優也にも≪刺激≫になるだろう。競争心を煽り立てる。これも本来、競争心を煽り立てるはず（存在）だった福原の不調が大きい。……やはり三浦が加入すれば（一番）被害を被る（立場が危うくなる）のは、福原。奮起が望まれるし（一番）危機感を感じているだろう。

大学日本一逃した上本 猛虎で日本一だ （デイリースポーツ）

打てるもんなら打ってみろ!

野口が出て、野田が来るか？（16日）

　トレードで捕手（キャッチャー）獲得、西武ライオンズの野田浩輔捕手を狙っているようだが、どうせなら横浜ベイスターズのFA（フリーエージェント）相川亮二を獲りに行くべきだと思うが。三浦大輔と二人、バッテリー両獲りで、来シーズンのベイスターズ戦の“取りこぼし”を無くしたい。

　相川のメジャーリーグ志望は「どうせ」無理（？）だろうから、獲得を本気で考慮すべきだ。「あの」谷繁元信（現・中日ドラゴンズ）でさえ、テストされて受からなかったのに……ベイスターズで育つキャッチャーは、メジャー志向が強まる傾向があるようだ。「あの」城島健司（シアトル・マリナーズ）でさえ、今シーズンはレギュラーを若手（2年目）に奪われ、苦難のシーズンを送った。相川のそれは「言ってみただけ」「言ってみたかった」の類だろう（？）。

黒田の新兵器は“馬場チョップカーブ” （デイリースポーツ）

横浜ベイスターズ三浦大輔の心・技・体 (B.B.MOOK―スポーツシリーズ (445))

来季は新井5番、鳥谷3番（13日）

　今朝（13日）の【デイリースポーツ】の一面を見たら、「新井5番」。3番には鳥谷敬を据えるらしい。全ては鳥谷の成長に繋っているが、新井貴浩のシーズン終盤に見せた「不調」ぶりが首脳陣（真弓明信新監督）の目には焼きついているのだろう。腰痛（疲労骨折）が完治しないまま出場していた新井だけに、差し引いて考えなければならないが、しかし来シーズンの新井には「繋ぐ」バッティングではなく、溜まった走者を確実に還す（勝負強い）バッティングを期待されているのだろう。

　それにしても、FA（フリーエージェント）の三浦大輔（横浜ベイスターズ）はまだ迷っているようだ。岡田彰布前監督と「旧知」の間柄、というのは初めて知った。岡田監督が（まさかの）辞任をしたので、三浦の決断にも迷いに≪加速≫が付いたのかもしれない。岡田監督のままなら、それこそ（その）胸に飛び込んでいけたのだろうが……優勝を逃した余波がこんなところに。……迷ったら、一歩前に踏み出せ、と“あの人”は言っていた。

白仁田 来季の目標「開幕ローテ入り」 （デイリースポーツ）

頑固力―ブレないリーダー哲学 (角川SSC新書 56)

メンチかクルーズかバティスタか（8日）

　タイガースは今シーズンも外国人選手（野手）で失敗した。毎年、新人選択（ドラフト）会議でハズレ籤を引くように、今年も見事に「ハズレ」（ルー・フォード）だった。来シーズンも（性懲りも無く）ハズレ籤を引きそうな気がするが、しかし監督も代わったことだし、来シーズンこそは「当たり籤」を引いてもらいたいものだ。

　まず最有力候補（？）のケヴィン・メンチ（トロント・ブルージェイズ）外野手。テキサス・レンジャーズ（アメリカン・リーグ）時代の2004年には26本塁打（71打点）、2005年にも25本塁打（打点73）をマークして、立派な長距離砲だったが、2006年のシーズン途中にミルウォーキー・ブリュワーズ（ナショナル・リーグ）に移籍してから、急に打撃不振に陥った。
　ナショナル・リーグの「水」が合わないのかと思案したのか、今シーズンから（アメリカン・リーグの）トロント・ブルージェイズに移籍したが、51試合の出場に留まり、本塁打は「0」（打点10）。……こういう選手は（獲得するのが）チョッと恐い。

　一方、ネルソン・クルーズ（テキサス・レンジャーズ）外野手。そのメンチとの交換（トレード）で、レンジャーズに来た選手だが、ブリュワーズ時代は若手の有望株（トップ・プロスペクト）と目されていたが、その後は伸び悩み……今シーズンは31試合の出場に留まり、打率こそ.331だが、本塁打は「7」（打点26）。若いのに（28歳）成長が止まっている選手。……しかしメンチよりはマシか。

　最後にホゼ・バティスタ（トロント・ブルージェイズ）内野手。今シーズンは開幕はピッツバーグ・パイレーツで迎えて、途中にブルージェイズへ。打率は.242と.214だから、アヴェレージは望めない。本塁打も12本と3本で合計15本。昨シーズンも15本だから、中距離ヒッター。しかし日本に来たら……と期待できるが、果たしてどうか？　サードの守備も良さそうだし、この3人の中ではバティスタ獲得が妥当だと思うのだが。
　林威助の成長（活躍）を見込んで、メンチ（クルーズ）を代打で使っても良い、と考えるなら、食してもいいだろう。……新外国人以上に不確定要素なのが、林の存在。

黒田「岩隈投法」で低めズバッ！ （デイリースポーツ）

西鉄ライオンズ最強の哲学 (ベースボール・マガジン社新書 4)

光信と育郎（3日・虎バン）

　野球のオフシーズンの楽しみは、このCS【スカイ・A】の『虎バン』（ABC）と『熱血！タイガース党』（サンテレビ）。そういえば、『タイガース党』の方は（昨年まで）お笑い芸人が賑やかしでいたが、今年から、いなくなった。今週は若手選手を取り上げるし、番組方針が変わったらしい。（良いこと）ただし新司会者が稚拙なのは、由々しきことだが。

『虎バン』の先週のゲストは、左右の代打の切り札（“仕事人”）二人、高橋光信と葛城育郎。岡田彰布（前監督）体制の下では、二人とも不遇な時期があったが、今シーズンは新井貴浩の故障（第5腰椎の疲労骨折）離脱と林威助の故障（右肩手術と右膝内側側副靭帯損傷）と不振で、出番が激増。二人とも良い活躍を見せてくれた。

　来シーズンは新井も林も復調するだろうから、また二人の出番が激減するかもしれないが、でも、真弓明信新監督は二人を丁重に扱ってくれるだろう。高橋は今年は開幕2軍（初打席は5月26日）。葛城は2006年は1試合だけ（の出場）。2005年は完璧にファーム暮らし、だった。二人とも（前監督に）嫌われていた!?　意外に評価されて（買われて）いなかった、二人だ。

虎ドラ４・西村 １年目からローテ獲る（デイリースポーツ）

猛虎襲来―阪神タイガース優勝への14の鍵

真弓監督が鳥谷と桜井を指導！（4日・安芸）

　広澤克実バッティング（打撃）コーチの後任は新任ではなく、守備走塁の和田豊コーチの横滑りになって、それはどうだろう？　と思っていたが、真弓明信監督が（実質）打撃コーチも兼ねるようだ。秋季キャンプ初日には「未完の大器」桜井広大を指導し、
「ちょっと苦しいポイントで打ってたから。バットが遠回りしていた。ポイントを変えて体に近いところからバットが出るようにね。ヒザの故障もあって上（体）に頼ってしまったのが不調の原因。下（半身）の使い方を意識するようにね」

　2日目の昨日（4日）は、今シーズン（結局）打率.281、13本塁打（80打点）に終わった鳥谷敬に連日の指導で、
「下がおろそかになってしまってる。上体が伸び上がるような打撃もあった。上の力でホームランはなかなか出ない。下がうまく使えて、ホームランも増えてくるんじゃないかな」
「右投げ左打ちの選手は利き足が投手側にあるから意識しないと左足を使えない。キャンプで意識付けさせたいな」

　岡田体制の下で伸び悩んだ二人は、新しい指導者＝真弓監督によって劇的に生まれ変われるかもしれない。（“いてまえ打線”の）大阪近鉄バファローズで打撃コーチを務めただけあって、打撃理論が素晴らしい。岡田彰布前監督とは視点が違う理論を持っているのだろう。これは期待できる。明日（今日）は林威助の指導をお願いしたい。

八木コーチ 若虎に１日１０００スイング （デイリースポーツ）

阪神タイガース　メタルストラップ　鳥谷選手『1』

繋ぐ野球の否定から、真弓監督（1日）

　昨日（1日）の日本シリーズ第1戦（東京ドーム）もホームラン2発で決まったが、やはり上原浩治（読売ジャイアンツ）のようなピッチャーからは（なかなか）連打は奪えない。1試合に1球か2球ある失投を捉えて、ゲームをモノにする。そういう勝ち方も来シーズンのタイガースは出来るようにならなければいけない。

（同じく）昨日の秋季練習（鳴尾浜）で真弓明信監督は「繋ごう、ヒットを打とうと考えすぎるとボール球に手を出すことになる」「新井にしても、余りにも繋ごうと考えすぎていたんじゃないかな」
　積極的に（初球から）振りに来るタイガース打線に対して、他球団が（後半戦から）研究して、ボール球を振らせに繋って、その術中に嵌り、打線が硬直化した（繋がりを欠いた）らしい。

　なるほど、と思った。なかなか理論派の真弓監督。こういうことはなかなか我々ファン（素人）では思いつかない。岡田彰布（前）監督もどちらかと言えば、ひらめき型の監督。冴えているときは良いが、受け身に回ると≪弱い≫、ズルズルやられるパターンを繰り返した。……そういうとき、残念ながら、監督交代の必要性を感じた。
　真弓監督はファンが思っている（想像する）以上に、監督として、その才能を秘めている人なのかもしれない。

西村、涙の誓い…タテジマで強くなる！ （デイリースポーツ）

覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87) (角川oneテーマ21 A 87)