野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

「ムチャクチャしたれ!」(@思い出の岡田監督)

2008-12-31 20:57:07 | sky-A
 年内最後のCS『熱血!タイガース党』(sky-A)に岡田彰布前監督がゲスト出演されていたが、何と言っても、思い出の岡田監督といえば、2005年9月7日のナゴヤドーム、中日ドラゴンズ戦の【9回裏】絶体絶命のピンチでマウンドに上がり、(当時の)≪守護神≫久保田智之に向かって、「ムチャクチャしたれ!」。

 あの後、久保田が神懸かり的なピッチングで窮地を脱出し、延長の末≪伏兵≫中村豊のソロHRで「4対3」で勝った試合。その年の≪優勝≫を決定付けた(タイガース史に刻まれた)伝説の「9・7」。岡田監督のリーダーシップで勝った試合だった。
 岡田監督=「名将」の評価が定着した試合と言っていいだろう。タイガースが自力(生え抜き)で「名将」の監督を生み出す(育てる)ことが出来るとは……(感動)。

 その前の監督が≪怖い人≫で、ダッグアウトの中でも常に仏頂面(無表情)。それに較べて、岡田監督は喜怒哀楽を素直(ストレート)に表して、選手と共に喜び、怒り、楽しむ監督だった。来シーズンから見られなくなると思うと、寂しくなる。何よりも、選手達が寂しがる、だろう。
 真弓明信新監督はその空隙を埋められるだろうか? 真弓監督の最大の敵は(案外)「前監督」(その存在感)かもしれない。

柴田“盗魂”や!開幕1軍へ目標決定(デイリースポーツ)

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久保田の冗談は笑えない。(22日)

2008-12-23 22:20:56 | Tigers DEN β
 それにしても、久保田智之。1000万円減の11000万円(推定)で契約を更改したが、帰りの車に乗り込む際に(報道陣に向かって)「(ダウンは)冗談だと思ったでしょ?」。その発言にファンは「?」(それこそ)冗談を言っているのかと思った。
 久保田はタイガースファンからの信頼を相当に失っていることに全く気づいていないようだ。久保田が出てくれば、打たれる。いつも大事な場面で打たれるのは久保田。ぶち壊しの久保田……ダウンは妥当な査定だろう。

 この「K.Y.」な感じ。空気を読まない感じが、厳しい場面で投げるリリーフに向いている、と見られて、今シーズンまで起用されてきたのだろうが、来シーズンからは先発「転向」。
 ストッパー(クローザー)で失格の烙印を押され、中継ぎ(セットアッパー)に降格しても、試合を壊すことが多発して、今度は先発へ。相当に厳しい立場に追い込まれているハズなのだが、本人にその自覚は乏しいようだ。中継ぎで駄目なら、次は先発? それが簡単に上手くいくほどプロ野球は甘くないはずだ。

ダウンやて~?久保田無念の一発サイン(デイリースポーツ)

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蕭一傑に背番号19!(15日)

2008-12-15 20:11:23 | Tigers DEN β
 蕭一傑(奈良産業大学)に背番号「19」! 一瞬「19番」って空き番だったかな、と思ったら、筒井和也の背番号だった。杉山直久(2002年)の「18」に続いて、伸び悩んでいるドラフト1位(2003年)から「19」を剥奪! 序でに能見篤史(2004年)の「14」も俎上に上がったことだろうし、もし井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)が戻ってくれば、そのときは、小嶋達也(2006年)の「29」も変更されるだろう。

 それにしても伸び悩んでいる「ドラフト1位」が多すぎる。……唯一の例外は、2005年の左腕・岩田稔(背番号21)だけ。3年間≪優勝≫から遠ざかっている遠因(戦犯)は、この「ドラ1」の伸び悩みに尽きる。蕭はどうか? どんなピッチャーになるだろう? ……楽しみ(今だけになるか、それとも?)。

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この際、蕭一傑に背番号「18」を!(8日)

2008-12-10 18:26:18 | Tigers DEN β
 この際、蕭一傑(奈良産業大学)に背番号「18」を! 目標の投手を聞かれ、大胆にも「三浦大輔(横浜ベイスターズ)」の名を挙げたドラフト1位。その心意気を買って、背番号「18」を挙げてもいいと思う。
 しかし順当なら、空いている背番号「20」辺りか。2位の柴田講平(国際武道大学)には「55」、3位の上本博紀(早稲田大学)には(FA流出=野口寿浩の)「2」、4位の西村憲(九州産業大学)には「43」か。

 それにしても、年度によって、新人選手に宛がわれる背番号には当たり外れがある。昨シーズンの新人王の上園啓史は「41」。今シーズン終盤に活躍した(2勝を挙げた)石川俊介は「48」。二人共、来シーズン活躍すれば、エース№「18」の候補に挙がるかもしれない。
 そういえば、背番号「18」を剥奪された杉山直久。三浦の為に空けておいたわけではないそうだが、宙に浮いた形の「18」。来シーズン活躍すれば、「18」を取り戻せるかもしれないとしたら、杉山のモチヴェーションになるのだろうか? そして(そもそも)来シーズンは何番を着けることになるのだろうか? 

ドラ1蕭 打倒巨人!!任せろ三浦の代役 (デイリースポーツ)

熱球―日本で愛され続けた台湾有球の風雲児が綴った「惜別の書」熱球―日本で愛され続けた台湾有球の風雲児が綴った「惜別の書」

関本の2008年(1日・虎バン)

2008-12-02 18:00:19 | sky-A
 今週の『虎バン』(sky-A)のゲストは、関本賢太郎。コメンテーターは(何故か)真弓明信監督だったが、関本の適性打順を問われて、「2番」と答えた真弓監督。隣で関本も頷いていたので、関本自身も「2番」に遣り甲斐を感じているのだろう。
 ポジションの希望を聞かれたときには、「端っこの方」と答え、意外にサード(三塁手)を希望しているらしい。来シーズンも(恐らく)相手ピッチャーが左腕の場合はセカンドに回り、8番サードにアーロム・バルディリスが入る形になると思うが。

 常にバットを短く持つ関本。その切っ掛けは(意外にも)2003年の日本シリーズ(第7戦)。9番サードでスタメン出場して、福岡ソフトバンク(当時ダイエー)ホークスの左腕・和田毅から(左中間スタンドに)ホームランを放った。
 当時は背番号「44」。ホームランを打つことだけを考えて、周囲からも「長距離砲」と期待されていたが、そのときだけはヒット狙いで打席に入ったのに、ホームランになった。「ヒットの延長がホームラン」になると確信して、考え方を改め、バットを短く持つようになったらしい。

 2008年は、ヒーローインタヴュー(お立ち台)で「必死のパッチ」を流行らせたり、観客に「ゴミを持って帰ってください」と呼びかけたり。打率3割には届かなかったが(.298)初めて規定打席に到達し、充実したシーズンを送った関本。
 タイガースらしい泥臭い選手で、私も大好きな選手だが、来シーズンこそ、打率3割をマークして、本人が言うように打点も増やして、4年ぶりの≪優勝≫に貢献してほしい。……それにしても、すっかり背番号「3」が板に就いてきた。(前任者を超えつつある)

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そして悲報は届いた…(29日)

2008-12-01 17:56:23 | Tigers DEN β
 歴史的な≪失速≫で優勝を逃し、今度はFA(フリーエージェント)で“ハマの番長”を逃した阪神タイガース。踏んだり蹴ったり、というよりも(“巨人”の大足に)踏まれたり(番長に)蹴られた、2008年シーズンだった(悲惨…)。こうなったら、次は「憲伸」(川上憲伸=中日ドラゴンズ)だそうだが、「売らんかな」のマスコミ(主にデイリースポーツ)に踊らされている気がする。 

 それにしても、三浦大輔(横浜ベイスターズ)。今さら「横浜が好きだから」とか、「強いところを倒したい」と発言(釈明?)。タイガースに来て、イチバン強いところ=読売ジャイアンツ(ムチャクチャなチーム)を倒すことに何ら「論理矛盾」は発生しない、と思うが……(取り繕った)言い訳にしか聞こえない。
 しかし「V逸」と(今回の)三浦の獲得失敗は≪連動≫しているような気もする。三浦と親交の深い岡田彰布(前)監督が残留していたら、違う結果が出ていたかもしれない。所詮、三浦にとって真弓明信(新)監督は「知らない人」。「残留」を決断する材料に使われた。やっぱり諸悪の根源は「読売ジャイアンツ」。これを叩かなければならない。

 結局、昨シーズンオフにFAを「決断」できた新井貴浩(当時・広島東洋カープ)は、チーム内に(4番ファーストを任せられる)栗原健太という後継者が育ってきていたから(記者会見で)涙を流しながらも、心置きなく、チームを去ることが出来た。
 一方、三浦にはチーム内に「エース」を任せられる人材が払底していたのだろう。そこが新井と三浦の大きな「違い」。カープは今シーズン、その栗原の活躍もあって、CS(クライマックス・シリーズ)の3位争いに最後まで食い込んできたが、ベイスターズの場合、三浦が残っても、現状維持が精々だろう。

 そんなことよりも、タイガース。三浦が来なかった≪穴≫は、福原忍の≪復活≫と先発に転向する久保田智之の上乗せ(成功)があれば、埋まる。さらに若手の石川俊介上園啓史、あるいは秋季キャンプで注目された(台頭した)白仁田寛和の成長(飛躍)も見込まれる。
 正確には三浦の≪穴≫ではなく、「あの」井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)が抜けた≪穴≫。これが埋まらなくて、タイガースは毎年のように苦労している。FAにも手を出している。若手の成長だけで埋まれば、理想的なのだが。

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