野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

球児、鳥谷、杉山、関本、保留者続出!(28日)

2005-11-29 12:46:15 | Tigers DEN β
 藤川球児の4800円UPの7000万円(推定)の球団提示は妥当とは言わないまでも、本人が「絶対に違う」と言うほどの低評価ではない、と思う。岡田彰布監督の査定「これくらいやろ」は8000万円。それくらいが妥当だと思う。本人が希望する9000万円、あるいは1億円超えは常識外れ、だと思う。たった1年働いただけで、こうも強気に要求するのは来シーズン(も同じように)働ける自信がないからか? 

 鳥谷敬の1500万円UPの3500万円(推定)は「低い」と思った。しかし、昨シーズンオフ、期待料を込めてUPの材料がないにも拘わらず、UP査定だった経緯を考えると、500万円は余分なのかもしれない。それでも、鳥谷はもう少し、上乗せさせてあげたい、と、そういうファン心理が働く。それだけの活躍を今シーズンは見せてくれた。本当は昨年のルーキーイヤーに、これくらいの活躍を期待したのだが……

 杉山直久の1300万円UPの3000万円(推定)も「低くすぎる」と思った。今シーズン、9勝6敗、防御率2.94。10勝の壁を突破していたら、もっと球団側も譲歩せざるを得なかっただろうが……杉山も「自由獲得枠」で獲った3年目なのだから、これくらい働いてもらわなければ困る、というのが球団側の言い分だろう。本人は「先発して、ほとんどの試合でゲームを作れた」という自負があるようだが、数字ほど安定感は感じなかったし、ファンの信頼も得ていない、と思う。

 関本健太郎は200万円DOWNの2800万円(推定)。レギュラーを獲りきれなかったのだから、当然の査定だと思うが。「ベンチの期待にそれなりに応えられた」と本人は言うが、本当にそうなのだろうか……? 少なくともタイガースファンの期待には応えられなかった、と思う。背番号「3」を背負っているのだから、関本に向けられている期待は大きい。それを本人は感じていないのか……?

球児ぼう然「中継ぎできない」(デイリースポーツ)

江草は更改、浜中は保留(25日)

2005-11-26 11:51:08 | Tigers DEN β
 浜中おさむが「保留」1号。400万円減の年俸3,800万円(推定)だそうだが、年俸分働いていないのだから、この査定は妥当だと思うが。本人は予想外の低評価に愕然としていたそうだが、そのリアクションの方に、こちら(ファン)は唖然とする。
 今シーズンの浜中で印象に残っている試合といえば、5月6日の交流戦、北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)でタイムリーヒットを放った、それくらい。それ以外、見事に思い浮かばない。

 シーズン後半、中日ドラゴンズとのデッドヒートの渦中で、左の桧山進次郎と併用されていた(右の)シェーン・スペンサーが働けず、浜中がライトに復帰しての“救世主”の働きが期待されたが、その期待に応えることが出来なかった。
 妥当な査定、だと思う。悔しかったら、来シーズン、ポジションを獲って、年俸の減額分を取り返しつつ、大幅UPを勝ち取ればいい。こういう浜中の姿勢を見ると、怪我をするのも、その精神面に問題があるのか、と訝ってしまう。

 左腕・江草仁貴は契約更改(1100万円増の年俸2500万円)。来シーズンは「先発転向」の構想もあるそうだが、そうなると中継ぎ(ブルペン)陣が手薄になる。江草の「先発転向」は同じ左腕の吉野誠の≪復活≫とセット、だと思う。吉野の≪復活≫がなければ、江草の望みは叶わないだろう。

 そういえば昨日は、第32回社会人野球日本選手権の準々決勝(大阪ドーム)の日。期待された4巡目指名の渡辺亮(日本生命)の登板は(とうとう)なかった。このピッチャー、大丈夫なのか? それよりも、オリックス・バファローズの3巡目で指名された岸田護(NTT西日本)のピッチングを第3試合(対JR九州戦)で観たが、いいピッチャーだった。2失点で完投勝利。こっちの方が「いい」と思ったが……バファローズはいい指名をした。

浜中“怒り”の保留1号(デイリースポーツ)

オクスプリングは来るか?(23日)

2005-11-24 21:35:59 | Tigers DEN β
 タイガースの5年越しの“恋人”クリス・オクスプリング(サンディエゴ・パドレス)は来るか? 同僚の大塚晶則が「間違いなく通用する」と太鼓判を押しているそうだが、どうだろう? 
 3年前、マイク・キンケード獲得の際、当時ロスアンジェルス・ドジャースで同僚だった野茂英雄が、キンケードなら「通用する」と同じく太鼓判を押して、見事に期待を裏切られた。その二の舞いになるかもしれない。日本人メジャーリーガーのアドヴァイスは信用できない?

 タイガースは先発ピッチャーが欲しい。若手の太陽が伸び悩んでいるから、その分、外国人ピッチャーに頼らざるを得なくなる。今シーズンはベテラン下柳剛の思わぬ「大」活躍と3年目の杉山直久の「ブレイク」で太陽の損失分を補えたが、来シーズンは厳しい。「エース」井川慶の動向も2年連続で不透明だ。
 マネーゲームには乗りたくないから、今シーズン14勝のJP(前オリックス・バファローズ)の獲得には乗り出さないだろうから、オクスプリングは必要。同じオーストラリア人の「J」ジェフ・ウィリアムスのいい相棒になれるだろう。しかし、5年前のシドニーオリンピックでの活躍以降、メジャーリーグに上がれていないのが気になるが。

新助っ人最有力は全盛期の桑田(デイリースポーツonline)

能見と橋本がサイン(22日・契約更改)

2005-11-23 22:01:38 | Tigers DEN β
 能見篤史は300万UPの1800万円(推定)で更改。橋本健太郎は1200万UPの2400万円で契約を更改。共に社会人野球出身のルーキー。自由獲得枠と4巡目だったが、4巡目の橋本の方が「戦力」になり、年俸も大幅UP=「倍増」した。果たして、能見の来シーズンの逆襲はあるのか? 橋本は今シーズン後半「へばった」だけに来シーズンは少し「心配」だ。

 22日の契約更改といえば、オリックス・バファローズの若手投手陣(6人)が軒並み▼年俸がDOWNしていた。中でも注目すべきなのは、野村宏之と松村豊司の二人。二人とも関西学生リーグの近畿大学と立命館大学の出身だが、二人とも1軍の「戦力」になるどころか、ファームですら勝ち星を挙げられない有様。関西学生リーグのレヴェルが低いのではないか? 「不安」になる。
 タイガースは今年の社会人・大学生ドラフトで、希望枠で関西大学の岩田稔を獲得し、3巡目で金村大裕(大阪商業大学)を指名したが、この二人は果たして働けるのか? 最近の大学野球のトレンドは、東北の八戸大学や東北福祉大学に移っている「現実」を無視した、このドラフトは失敗に終わるのか、それとも成功するか? 

デイリースポーツonline

岩田、金村、渡辺、速球派!(18日・新人選択会議)

2005-11-19 12:56:00 | Tigers DEN β
 希望枠の岩田稔(関西大学)は左腕。カーヴに特徴があるらしく、本人は高校(大阪桐蔭)の先輩、今中慎二(元・中日ドラゴンズ)を目標にしているらしい。岡田彰布監督は「ローテに入って来い!」と檄っているようだ。同じ左腕の2年目の筒井和也が伸び悩み、ルーキーだった能見篤史が「誤算」だっただけに、岩田に懸かる期待は高い。背番号は(前川勝彦の)「25」を割り当てられるか? 

 3巡目の金村大裕(大阪商業大学)は「とにかく」球が速いらしい。大学時代は「7勝20敗」と必ずしも好成績ではなかっただけに、素材を評価されての指名だろう。2~3年先の1軍入りを目指すか? 大学の先輩、打撃投手の川原新治さん以来の「大商大」からの入団。川原さんには可愛がってもらえるだろう。背番号は(立川隆史の)「45」辺りか。

 4巡目の渡辺亮(日本生命)は大学(同志社)時代から注目されていた速球派。175㎝と小柄だが、最速151㎞が出るらしい。彼は即戦力。<J.F.K>に繋ぐセットアッパーとして、今シーズンの橋本健太郎のような活躍が期待される。橋本も今年1年で潰れてもらっては困るが。背番号は(久慈照嘉の)「32」になるか。

 高校生ドラフトの(1巡目)鶴直人(近畿大学付属)、(3巡目)若竹竜士(育英高校)に続いて、軒並み速球派を獲得した今年のタイガースのドラフト。1軍で活躍している藤川球児や久保田智之の影響もあるだろうが、意外にファームに右の速球派投手がいなかっただけに、今年のドラフトは「満点」を付けられると思う。二人の背番号は鶴が「47」、若竹が「48」だろうか。二人で出世争い、1軍入りを競い合ってもらいたいものだ。

デイリースポーツonline

プロ野球ドラフト会議2005(大学生・社会人の部)

2005-11-18 19:49:54 | Tigers DEN β
 本日のドラフト会議(大学生・社会人)も4巡目の指名が終了した時点で休憩に入り、何故か読売ジャイアンツの原辰徳監督だけが代表インタヴューに応えていた。これも毎年の光景。先月の高校生ドラフトでもそうだった。先月は人(監督)が違ったが。
 一体いつまでこんなことをやっているのだろう? NPB(日本プロ野球機構)は! 何があっても『読売』中心。『読売』だけ特別扱い。ご丁寧に(背景に)球団旗まで用意している。他の球団のは用意していないのだろう。こんなことが許されていいのか? 

 プロ野球ファンなら、真っ先に話を聞きたいのは、千葉ロッテ・マリーンズのボビー・ヴァレンタイン監督だろう。あるいは、中継している【sky-A】は普段タイガース戦を放送しているのだから、岡田彰布監督のインタヴューでもいい。「何故」原監督? 何故セントラル・リーグ5位の監督が代表インタヴューに応えているのだろう? 訳が分からない。ナンセンスの極み、だ。
 こんな体制、ぶっ壊して欲しい。誰に期待すればいいのだろう? ヤクルト・スワローズ新監督・古田敦也か? 彼も体制に組み込まれていくのか? それとも反逆児となり、俺たちの『NPB』日本プロ野球を作っていくことが出来るだろうか? 

スポーツナビ|プロ野球

林と赤松(14日・熱血!タイガース党)

2005-11-17 19:06:19 | Tigers DEN β
 CS【sky・A】の「熱血!タイガース党」(サンテレビ制作)を見ていたら、秋季キャンプリポートで「期待の若手」として、林威助と赤松真人の二人を挙げていた。昨年は杉山直久と江草仁貴を取り上げ、この二人が見事にブレイクしただけに、林と赤松にも期待が懸かる。

 林は既に「代打の切り札的な力をつけている」と岡田彰布監督に認められ、この秋季キャンプのMVPに選ばれたようだ。来シーズンは(外野の)ライトのポジション争いの輪の中に割って入る存在になりそうだ。
 赤松はこの秋季キャンプからセカンドにコンヴァートされ、先日は岡田監督から怒鳴られていたようだが、それだけ期待が大きい証拠。赤松が2番セカンドに定着できれば、タイガースは面白い打線が組める。藤本敦士と関本健太郎が伸び悩んでいるだけに、ウエスタン・リーグの首位打者と盗塁王=赤松の台頭が期待される。

デイリースポーツonline

本日決定!前川⇔相木

2005-11-15 20:26:08 | Tigers DEN β
 前川勝彦は遂に「名門」タイガースで結果を残すことなく、古巣(?)に帰ることになった。(交換相手の)オリックス・バファローズの相木崇は右のサイドハンドで、2001年に2試合連続完封をして、ブレイクしかけたが、その後、何故か伸び悩み。ウエスタン・リーグで(よく)タイガース戦に好投していたので、印象にはあった。「名門」「人気球団」でブレイクできるか? 

 タイガースで右のサイドハンドと言えば、桟原将司。日本シリーズでも「大恥をかいた」この若者に≪刺激≫を与える存在として、この相木の存在価値は高まる、と思う。中継ぎで『J.F.K』に繋ぐ需要な役割を担えるようになってくれれば、このトレードは大成功だ。

 前川は本名の「克彦」に戻して、「勝利」よりも先に「克己」を己に課した方がいいかもしれない。勝ちたい気持ちが強すぎても、プロの世界では上手くいかないことがあるのかもしれない。前川の「再生」もあれば、そのとき初めて、このトレードは成功だった、と言われる。

阪神タイガース公式サイト

チームの「精神衛生」を心配する(11日・星野仙一のオンラインレポート)

2005-11-12 18:30:26 | Tigers DEN β
 星野仙一SD(オーナー付シニアディレクター)が、井川慶のメジャーリーグ移籍を容認しているようだ。自身のHPで曰く「チームの精神衛生に良くない」。結局、今年の日本シリーズでも「1勝」も挙げられなかった。2年前と同じだ。「エース」で勝てていれば、日本一にもなれた。
 井川が「エース」である限り、日本シリーズでは勝てない、日本一にはなれないことがハッキリした。岡田彰布監督は(早くも)来シーズンの「開幕投手」に指名して、慰留したいようだが、早くスッキリさせて、日本シリーズで勝てる「エース」作りに着手するべきだ。

 井川のメジャーへの憧れは分かるが、ここ数年のピッチングでは、メジャーへ行っても、石井一久(ニューヨーク・メッツ)の“二の舞い”になるだけだ。自慢の真っ直ぐが通用せず、変化球に頼るピッチングになり、その変化球も甘く入ったところを痛打される。コントロールを気にする余り、ピッチングフォームが小さくなり、真っ直ぐのスピードが140㎞さえ切るようになってしまった。
 それはまるで、井川の未来予想図であり、現状の井川とも余り変わらないのではないか……このままの状態でメジャーで通用するとも思えず、「いい」オファーがあるとも思えないのだが。
Sen'ichi Hoshino Official Site

FAの野口、巨人へ

2005-11-09 21:36:08 | Tigers DEN β
 どうして、こう巨人=読売ジャイアンツへ行きたがるのか? 中日ドラゴンズからFAを宣言していた左腕・野口茂樹の「巨人入り」が確実に。「巨人ブランド」は彼等の世代までは健在。彼が「巨人へ行きたがる」最後の世代かもしれない。少なくとも「松坂世代」以降は、ジャイアンツへの「執着」は強くないように思える。豊田清(西武ライオンズ)の獲得と共に、これがジャイアンツ最後の足掻き、FA選手獲得の狂い咲き、と思いたい。

 我がタイガースは、プロテクト選手が(何故か)35人から28人に引き下げられたのが原因で、野口獲得からは早々に撤退したが、先発左腕が欲しいのは「変わらぬ」事実。2年目を迎える能見篤史や3年目に入る筒井和也の成長に期待したいが、二人とも早くも秋季キャンプで審判員から「二段モーション」を指摘され、来シーズンへの「不安」を覗かせる。左肩痛で戦線離脱した三東洋の復帰を待ち望みたいが……