野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

やったぜ、桜井!球団史上最高の346%UP!(29日)

2007-11-30 21:50:58 | Tigers DEN β
 これで満足して欲しくないなっ。今シーズンはやっとレギュラーの足掛かりを掴んだ年。来シーズンも外野手3人(実質1人)の座を争う、熾烈な競争が待っている。ライヴァルの林威助は勿論、一時は退団寸前にまで追い込まれて、そこから奮起して(無謀にも)レギュラー再奪取を誓うベテラン桧山進次郎と、それから新外国人(ルー・フォード?)と。

 それにしても、桜井広大の今シーズンのブレイク(飛躍)。切っ掛けは何だったのだろう? 元々素質は高く評価されていたが、昨シーズンまで1軍登録は「0」。そんな選手だった。
 桜井が追い出した形になった、オリックス・バファローズにトレードされた浜中治は、田淵幸一チーフ打撃コーチとの出会いで打撃開眼(“うねり打法”)したが、桜井の場合は何だったのだろう? 新任の広沢克実打撃コーチだろうか? その辺りの秘密を知りたい。シーズンオフのタイガース関連番組『熱血!タイガース党』や『虎バン』(スカイ・A sports+)に期待する。

桜井一発サイン!球団史上最高346%アップ (デイリースポーツ)

猛虎の魂2007 阪神タイガース 猛追伝説

さらば、浜中、と言いたくない…(26日)

2007-11-26 20:56:42 | Tigers DEN β
 川越英隆との「1対1」のトレードかと思ったら、(交換)相手は、平野恵一(内野手)と阿部健太(投手)。平野の獲得は「良い」判断だと思う。今シーズンは(本当に)関本健太郎には≪ガッカリ≫させられた。今シーズンこそ、レギュラーの地位を「不動」のものにする勝負の年だったのに、打率.243。昨年の契約更改のあの涙は何だったのか? 結局、球団の見方(査定)が正しかったことになる。

 関本の刺激剤として今シーズンは、坂克彦も途中加入したが、力及ばなかった。バッティングの「良い」平野なら、その期待に応えてくれるだろう。そうなると益々、藤本敦士の存在感が薄れるが……広島東洋カープへの人的補償でも(確実に)<プロテクト>されないだろう。
 阿部は、元近鉄バファローズ時代に指導していた久保康生ピッチングコーチの「引き」だそうだが、高校生ルーキーだった2003年にいきなり2勝して以来、0勝。今シーズンは一度も1軍のマウンドを踏めなかった。伸び悩んでいる投手の典型だが、果たして久保コーチの指導で再生なるか? 阿部の再生に失敗したら、久保コーチも「そろそろ」(?)だろう。

 そして「阪神もプラス投手検討」(@今朝の日刊スポーツ)。もう一人は誰か、固唾を飲んで見守っていたが、左腕・吉野誠。最近は毎年のように、トレード要員に挙げられていたが、遂にか……浜中治にしろ吉野にしろ、2003年≪優勝≫の立役者。あれから4年経って、そろそろ血の入れ替えの時期に差し掛かっているのかもしれない。

 それにしても、浜中。来シーズンから浜中のタテジマが見られなくなるのか……タイガースの将来を背負って立つ存在だったのに、このトレード。右肩の重大な怪我もあったが、大器の素質を≪開花≫させたバッティングの≪師匠≫である田淵幸一(チーフ)バッティングコーチとの(早すぎた)別れが、浜中の≪運命≫を狂わせたように思えてならない。……さらば、とは言いたくない。

浜中&吉野トレード…これからが勝負 (デイリースポーツ)

新猛虎伝説

岡田監督の正論「ドラフト制度審議委員会を!」(20日)

2007-11-21 13:31:31 | Draft Commision
 岡田彰布監督が言うように『ドラフト制度審議委員会』は必要。「お互いに利害関係に差があり過ぎる12球団の当事者同士で話し合っても、全球団が納得する制度にはならんやろ」は正論。岡田監督は頭が良い(!)。さすがは早稲田大学出身(!)。
 27日の12球団代表者会議で方向性を纏めるようだが、選手会側は12月6日の定期大会で「(ドラフトと連動した)FA短縮などを求めて」訴訟を起こすらしい。

 それにしても、15年ぶりに籤引きが復活した19日の「大学・社会人」ドラフトは抽選が頻発して、イヴェント的には盛り上がった。しかしハズレ1巡目にまで抽選を行なうのは「どうか?」(悪趣味)と思うが……
 1992年までは、この入札(抽選)方式でやっていた。新人選手は、プロ野球という一つの組織に入社して、そこで配属先を振り分ける「機能」としての日本流のドラフトだった。
 しかし1993年のドラフトから「逆指名」制度が導入され、ドラフトが始まる1965年以前の自由競争の時代に≪時計の針≫を戻したのだが、自由競争の時代に契約金が高騰して、その反省からドラフト制度がスタートしたのに、また元に戻したから、社会的批判を浴びた≪裏金≫の横行となった。

 ドラフト本来の趣旨は、戦力の均等化であり、アメリカ・メジャーリーグのように、下位チームから選手をピックアップする、<ウェーヴァー>方式が「正論」なのだが、日本には決して、この制度は馴染まないかもしれない。1992年まで定着した日本流のドラフトがあるのだから、まずは、この地点に軟着陸させるべきだろう。しかし、そうなると、選手会が主張するようにFA(フリーエージェント)との連動が問題になるが……

 入口と出口の問題。入口(ドラフト)で選手に球団を選ぶ権利を認めないなら、出口(FA)で自由に移籍する権利の取得年数を早めに設定しなければならない。これが「正論」。この正論を選手会が主張している。この正論を通すためには、岡田監督が言うように、外部に『制度審議委員会』のようなものを作る必要がある。……どこまで踏み切れるか?

あ~あ…岡田監督の“左手”3連敗 (デイリースポーツ)

プロ野球タブーの真相 2008年版―’07シーズンのプロ野球舞台裏、監督と選手の確執…すべて収録 (別冊宝島 1481) (別冊宝島 1481)

王監督に先に(当たりくじを)引かれてた(19日・グランドプリンスホテル新高輪)

2007-11-20 20:32:27 | Draft Commision
 岡田彰布監督が≪籤≫を外すのは想定内(予想通り)で、≪超目玉≫の大場翔太(東洋大学)は獲れないだろう、ハズレ1位(1巡)で白仁田寛和(福岡大学)を指名することになるだろう、と腹を括っていたが、その通りになった。
 ドラフト前日までは「しろにた」だと思っていて、「白い大仁田」で覚えていたのだが、ドラフト当日に「しらにた」だと判明した。変わった(珍しい)名前、だ。福岡大学といえば、「あの」喜田剛(広島東洋カープ)の母校(後輩)。喜田がタイガースで大成できなかった≪無念≫を、白仁田が晴らしてくれるか? 

 3巡目で石川俊介(上武大学)。先日(13日)明治神宮野球大会(準決勝)で「あの」大場(東洋大)と投げ合って、「0対2」で敗れたが、12三振を奪う好投で≪超目玉≫と互角に渡り合った。この試合の好投で他球団に指名される危険が増したが、マークしていたタイガースが予定通り指名。大場を獲り逃がしても、この石川を指名できたのは大きい。地方大学出身(今日≪新人王≫を受賞した)上園啓史「二世」になれるか? 

 4巡目の指名には驚いた。タイガースには珍しい≪隠し玉≫黒田祐輔(シャンソン化粧品)。駒澤大学を中退したピッチャーらしいが、長身190cm。なかなか190cm以上ある長身ピッチャーは大成しないジンクスがあるが、上から投げ下ろす速球(150km超?)を武器に将来的には先発ローテーションに入ってきて欲しい逸材(らしい)。白仁田や石川とは違って、最初の1~2年は育成目的か? 
 MLBの≪世界一≫ボストン・レッドソックスの「大」エース=ジョシュ・ベケット(アメリカンリーグ・チャンピオンシップ・シリーズMVP)を≪目標≫にしているらしいというのは、良い着目点。あんな「頼りがい」のあるピッチャーに育ってくれると嬉しい。

岡田監督 大場を引くぞ!今度こそ!! (デイリースポーツ)

グランド・スラム NO.30―アマチュアベースボールオフィシャルガイド’07 (30) (小学館スポーツスペシャル)

3番・福留、4番・新井、5番・金本、6番・今岡……夢か現か!?

2007-11-16 21:18:40 | Tigers DEN β
 3番・福留、(金本が禅譲して)4番・新井、5番・金本、6番・今岡……こんな≪夢≫のようなオーダー、現実になるか、それとも≪幻≫に終わるか? しかし、そうなると、せっかく伸びてきた若手二人、林威助桜井広大を(スタメンで)使えなくなるが……何が何でも≪優勝≫するという「大義」の前には、そんな“書生論”も吹き飛ぶか? 

 タイガースは、福留孝介(中日ドラゴンズFA)に対して「11月中に回答が欲しい」。福留は「全て聞いてから」。この辺りの齟齬から、タイガースの敗退(撤退)は始まるかもしれない。メジャーリーグからのオファーも待っていれば、間違いなく12月にズレ込む。タイガースは待てるのだろうか? 早く見切りを着けて、新外国人選手、場合によっては、東京ヤクルトスワローズとの交渉を打ち切ったアレックス・ラミレスの獲得にも動きたいタイガースだろう(?)。

 その点、読売ジャイアンツは「いつでもどうぞ」「いつまでも待ちますヨ」の態度が貫ける。余裕がある読売グループ。元々、切実に外野手、しかも左バッターが欲しいわけではないから、余裕。ライヴァルのタイガースには渡したくない為に、獲得に乗り出している、だけ。福留本人もメジャーリーグの評価に納得いかなければ、国内なら「待ってくれる」ジャイアンツを優先するだろう。

 元々、プロ野球に入る前(ドラフトの際)「中日」か「巨人」を逆指名すると公言していた。偶々PL学園の先輩がいる立浪和義を慕って「中日」を選んだが、子供の頃は(恐らく)「巨人」ファンだったのだろう。高校は大阪(PL学園)だが、出身は鹿児島県。タイガースとは縁も縁(ゆかり)もない。タイガースのタテジマへの憧れなど“これっぽっち”もないだろう(?) 。

 あるとしたら、ドラゴンズ入団時の監督、星野仙一SDへの「慕い」だけだろうが、それでも所詮「SD」。現場にはもはや関係のない人だから、福留の選択には大きな影響力は持たないだろう。タイガースに来ないなら、いっそメジャーへ行って欲しい。……切に願う。 

アニキいたから…新井が阪神入り“即決” (デイリースポーツ)

星野流

凄いゾ、大場、炎の3連投!(14日・神宮)

2007-11-15 11:58:54 | Draft Commision
 自由(希望)枠があればなあ~と思う。東洋大学の「鉄腕」大場翔太投手、明治神宮野球大会で3連投(完投、完封、完封)で優勝! 東洋大には何かと≪縁≫のあるタイガースだけに、自由(希望)枠があれば獲得できるチャンスは高かっただけに悔やまれる。こうなったら運命の「11.19」、何が何でも今度こそ、岡田彰布監督(最初から行ってもしゃあない)に当たり籤を引いてもらわなければ……7球団の競合が予想されるが(!)。 

大場本物や!佑ちゃん倒し東洋大初V (デイリースポーツ)

プロ野球選手のドラフト伝説 2008―各球団”ホント”のドラフト力を徹底検証 (別冊宝島 1480) (別冊宝島 1480)

追悼、稲尾さん(13日)

2007-11-13 20:35:15 | Nagoya Dragons
 現役時代は「さすがに」見たことがないが、ABC(朝日放送)で解説者をされていたとき、そのソフトな語り口が好きだった。現役時代≪鉄腕≫と謳われた、その<イメージ>とは懸け離れた、温厚そうな人柄だった、稲尾和久さん(享年70)。

 ロッテ・オリオンズ(当時)に騙されて、九州(福岡)に移転する、という約束を信じて、監督を引き受けたのに、(1984~1986年)それは履行されずに、挙句の果てに「解任」。その球団の決定に抗議して、トレードでチームを去ったのが、落合博満(現・中日ドラゴンズ)監督。『正力松太郎賞』受賞のこの日に、悲報が届いた。

 誰よりも、稲尾さんを慕っていたのだろう。「あの」落合「選手」を「心服」させるのだから、故人(稲尾さん)の人柄が偲ばれる……落合監督にとって、稲尾さんは「監督」という職責のモデルケース、「お師匠さん」だったのかもしれない。53年ぶりの≪日本一≫の陰に、かつての偉大な名投手、あり。

稲尾和久氏が死去 シーズン42勝の「鉄腕」(デイリースポーツ)

神様、仏様、稲尾様―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

来るか、石井一?(11日)

2007-11-12 13:04:33 | Tigers DEN β
【先発-1】安藤 福原 下柳(石井?)
上園 岩田 金村暁(グライシンガー?)
【先発-2】杉山 能見 (小嶋 筒井)
【中継ぎ】江草 渡辺 橋本健
【JFK】久保田 ウィリアムス 藤川

 本当に「FA」石井一久(東京ヤクルトスワローズ)は(大阪に)来る気があるのだろうか? (同じく)FAの下柳剛が抜けるなら、是非欲しい先発・左腕ではあるが……下柳は多分(恐らく)流出するだろう(?)。在京(回帰)志向が強かったし、メジャーリーグ移籍(挑戦)も諦めていないようだし。
 下柳がそれでも「残留」を決断するとしたら、(39歳の)「盟友」矢野輝弘の「引き」以外はありえない、だろう。全ては矢野と下柳の≪≫次第だと思う。

金村暁入団会見「関西に骨うずめる」(デイリースポーツ)

メジャーの流儀

新井の尊い涙…(8日)

2007-11-10 20:24:09 | Hiroshima Carp
 今週、二度目の男の涙を見た。「辛いです…」「カープが大好きなので、辛かった」「(カープの)ファンの方には、喜んで出て行くわけではないことを理解して欲しい」「野球人として、前に進みたかった」。
 この男、新井貴浩(広島東洋カープ)は≪優勝≫争いがしたいから、タイガースを選んでくれた。チーム(球団)として、この男の期待に応えなければならない。そして、僕等ファンにできることは、こんな思いまでして、タイガースに来てくれる、野球人=新井に精一杯、声援を送ることだけ。来年(2008年)に「楽しみ」が一つ出来た。

カープと決別…新井が涙のFA宣言(デイリースポーツ)

CARP NOTE

新井貴浩が来てくれるのは嬉しいけれども……(8日)

2007-11-09 20:30:03 | Tigers DEN β
 新井貴浩(広島東洋カープ)が来てくれるとなると、タイガースファンとしては「人的補償」を心配しなくてはならない。<プロテクト>されるのは、28人だけだから。相当な流出を覚悟しなければならない。

安藤 杉山 岩田 藤川 渡辺 江草 福原 小嶋 久保田 上園 鶴 若竹 玉置 (投手陣だけで13人)
野口 矢野 狩野 橋本良 鳥谷 関本 今岡 野原 大和 浜中 金本 林 桜井 赤松 赤星 (野手15人で28人)
 
 上記で漏れた(予想)主な選手は、能見、太陽、金村大、筒井、橋本健、FAの下柳、吉野、浅井、秀太、藤本、藤原、高橋光、桧山、葛城、庄田……

 浜中治の流出の可能性が囁かれているが、能見篤史やベテランの桧山進次郎を外すなら、浜中の<プロテクト>入りも可能だと思う。それにしても、28人は少なすぎる! 2004年までは、30人+1~2年目の選手だったから、金本知憲片岡篤史(引退)も「金銭」で獲得できた。新井が来てくれるのは嬉しいけれども、このプロテクト(人的補償)の心配があるから、手放しでは喜べない。こんなFA(フリーエージェント)制度! 

カープと決別…新井が涙のFA宣言 (デイリースポーツ)

前田の美学―広島東洋カープ前田智徳