見たかったドラフト2位の左腕。なぜ彼が安芸(二軍)キャンプに回されたのか、理解できなかったが。昨日の福岡ソフトバンクホークス戦【4回裏】から2番手でプロ初登板、背番号「
29」
高橋遥人(亜細亜大学)。先頭打者の2球目(144km)にストライクを取り、3球目(143km)ファウル! 4球目(133km)が外れた後、カウント「2-2」から速球(145km)で空振り三振!
続く左打者への初球(143km)も外角低めに決まったが、なぜか球審(
白井一行)が身動ぎもせず(ボール)。2球目(143km)同じ球を打たせて、平凡なファーストゴロ。ベースカバーが一瞬だけ遅れ、帽子をとって謝っている(
初々しい)。
3人目の右打者への初球(144km)外角低めは球審が反省したのか、確りストライクを宣し、2球目のスライダー(133km)が外れた後、3球目(126km)同じ球を打たせて、ピッチャーゴロ。一塁手にトスして、三塁側ダッグアウトに帽子をとって帰るルーキー(初
々しい)。
【5回裏】先頭打者への初球(133km)も右打者の内角低めに決まったが、なぜか微動だにしない球審。2球目(143km)は内角に食い込みすぎたが、何故か判定は「
ストライク」で今度は打者が球審を振り返る番だ。3球目(142km)外角に手堅く決めて、4球目のスライダーが外れて、5球目(144km)の
釣り球に打者のバットが止まって、6球目(144km)も同じ球が今度は上ずって、四球。
二人目の初球(144km)は左打者の胸元を突いたが、判定は「
ストライク」。打者が打席で首を
捻っている。2球目(142km)の釣り球はバットが止まって、一塁の塁審も三塁の塁審も手を拡げるばかりだ。3球目(142km)で詰まらせて、ファーストゴロ。
3人目の初球(144km)も(右打者の)外角低めに決まったのに、取ってもらえず、2球目(143km)は内角を
突いて「
ストライク」。3球目(141km)は同じ球が低すぎて、4球目(143km)ファウル! 5球目(143km)を打たせて、セカンドゴロ。
4人目の打者への初球はスライダーが右打者の懐に曲がって、バットを止めたが、珍しく球審がスイングを取って、打者は打席で口を
尖らせて、不服そうだ。2球目(144km)豪快な空振り! 3球目(146km)が外角低めに惜しくも外れた後、4球目のスライダーを打たせて、ショートゴロ! 完璧!
先発の14年目の左腕・
能見篤史(38歳)が調整段階とはいえ、
6失点して、日曜日の先発。開幕第3戦の先発も予想されるが、ひょっとしたらサプライズで4月1日の東京ドームの先発があり得るかもしれない、遥人。背番号「
29」が再び甦るか?
井川慶(38歳)の再来なるか?
阪神D2・高橋遥、低め意識投球も高評価(SANSPO.COM)