野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

今岡、桧山の連弾で連敗脱出!(30日・甲子園)

2007-05-31 22:42:15 | Koushien Stadium
 初回に先頭の赤星憲広がセンター前ヒットで出塁して、2番・関本健太郎が手堅く送って、1-OUT_2塁。ここで3番は、鳥谷敬。何故、鳥谷? 「鳥谷3番」で2連敗(「3対14」「0対10」)……何故、林威助ではないのだろう? この辺がよく分からない、理解できない。打線の繋がりを悪くしているのは一体誰なんだろう? 鳥谷は空振り三振、4番(金本知憲)もレフトフライに倒れて、先制点を取れず……

【2回表】その先制点を相手、西武ライオンズに取られる。先発のベテラン左腕・下柳剛が、先頭の4番アレックス・カブレラをショートゴロに打ち取った後、5番(外国人みたいな)G.G.佐藤を警戒して、「1-3」になって、甘く入ったスライダーをセンターに弾き返されて、1-OUT_1塁。2-OUT後(元・広島東洋カープ)7番・福地寿樹にレフトフェンスに達するツーベース(2塁打)を打たれ、その直後、ガックリ首を項(うな)垂れる下柳……(今日も駄目なのか……)

 しかし【2回裏】先頭の5番・林が1塁線への内野安打で出塁し、6番(に下がっている)今岡誠が三遊間を割って、0-OUT_1,2塁のチャンス! だが、ここで7番「スタメン」ベテランの桧山進次郎がピッチャーゴロ併殺打!! チャンスが潰えて、(今日も駄目なのか……)唇を噛み締める桧山……

【4回裏】1-OUT後、【2回裏】と同じように、林が内野安打(サード強襲!!)で出塁して、6番・今岡が(今度は)三遊間ではなく、レフトスタンドに弧(アーチ)を描いて、第2号(そっちの方に驚く)逆転2ランホームラン! 久々に……本当に久々に「吠える!」今岡を見た。
 この一発だけで充分満足だったのだが、さらに【2回裏】に悔しい思いをした7番・桧山が(今度は)ライトスタンドへ弧(アーチ)を描いて、「3対1」! 勿論(桧山の)第1号だった。

 ジェフ・ウィリアムス(左肩周囲炎症)がいなくなった『JFK』。当面は『FK』のみで戦うことになる。まず【7回表】から先陣を斬ったのは、「K」久保田智之。しかし、先頭の細川亨に初球を狙われて、レフト線を割られて、0-OUT_2塁。代打・大島裕行の放ったファースト(一塁手)正面のゴロを(この回から守備固めで入った)アンディー・シーツがファンブルして、0-OUT_1,3塁。
 しかし、ここからが“久保田劇場”。1番・佐藤友亮をMAX=153kmの速球で空振り(3球)三振に仕留め、ライオンズの“とっておき”の代打・和田一浩をセカンドゴロ併殺に打ち取り、窮地(ピンチ)脱出! 
 最後は23日以来の登板、「F」藤川球児が【8回表】2-OUTからマウンドに上がり、そこから4者連続三振! 本当に4連敗していたのか? 一瞬、忘却させてくれる、胸のすくピッチングで14セーヴ目! 今日(31日)も球児が見たい……そして、その願いは叶えられた。

ジェフの穴はジャン!本職再生案浮上 (デイリースポーツ)

出て来いやっ、コシノヒロコ!(27日)

2007-05-31 10:33:06 | Tigers DEN β
 それにしても、阪神タイガースのユニフォームのデザイン!! 今シーズンから一新されて、気分が悪かったのだが、さらに最悪なのが、交流戦「専用」のユニフォーム! 大阪出身のデザイナー、コシノヒロコさんのデザインだそうだが、これが≪最悪≫の二乗!! 
 先日(22日)福岡ヤフードームで初お披露目されたヴィジター用のユニフォームは兎も角、27日(甲子園)から披露されたホーム用のユニフォームは背番号が黄色で塗りたくられて、遠目からは全然見えない。識別不能!! 

 昔、サッカーのイタリア【セリエA】の強豪『Juventus』が、タイガースと同じくゼブラ(タテジマ)のユニフォームで、白地に背番号を黄色に塗りたくったシーズンがあったが、サポーターから白地に黄色が同化して、遠目からは全然、背番号が見えない!! と不評で、シーズン途中に背番号部分だけワッペン(のようなもの)を貼り付けて、識別しやすいように改善されことがあった。
 タイガースは同じ≪轍≫を踏んだ。白地に黄色は同化しやすい、というのは、どうやらファッション業界では≪共通認識≫ではないらしい。野球に素人のデザイナーを参入させるから、こんなことになる。

 タイガースは≪根元≫から腐っている……最近<Aクラス>が続いているから、すっかり好い気になって、フロントがやりたい放題をやっている。27日は「3対14」28日は「0対10」で交流戦に大敗して、4連敗!! 今年は<Bクラス>確実、このまま“冬の時代”に再突入するかも知れない。

 先ずは(出鱈目な)ユニフォームのデザインを元に戻すこと、だ。1985年に優勝して、暫く“冬の時代”を過ごした後、2003年に劇的な≪優勝≫を遂げた、あの白と黒のシンプルなユニフォーム。1985年の優勝の後、一気に低迷して、≪天国≫と≪地獄≫を味わった、その歴史を繰り返さない為にも、同じユニフォームを着続けて(伝統を受け継いで)新しい歴史=常勝チームを創る……それがタイガースの使命、だ。

星野SD激怒 熱いものを見せなきゃ!! (デイリースポーツ)

ヤフードームのフェンスは高いから、2塁打3本で「3対1」!(23日・福岡ヤフードーム)

2007-05-25 21:30:59 | Inter League
 スザンヌって誰? 試合前に訳の分からない女性タレント(TVバラエテイーで人気上昇中、らしい)が始球式をやっていた。そのスザンヌからマウンドを引き継いだ、福岡ソフトバンク・ホークス先発の左腕・和田毅。何やら、始球式の前からニヤついていたが、さすがはTVタレント好き!! 
 その間隙(心の隙)を突いたのが、阪神タイガース。その交流戦「専用」ユニフォームのデザインは戴けないが、1-OUT後、2番・関本健太郎がレフトフェンス直撃のツーベースを放って、2-OUT後、4番・金本知憲もレフトフェンスを直撃して、先制点! 
 それにしても、ヤフードームのフェンスは高い。他の球場なら、2本ともフェンス・オーヴァーの当たりだった。松坂大輔(ボストン・レッドソックス)の「本拠地」フェンウェイ・パークの“グリーン・モンスター”ならぬ、“どんたくモンスター”だ(!?)。

 スザンヌの始球式が忘れられない(?)和田は【2回表】にも6番「指名打者で復帰!」浜中治にセンターのフェンス直撃のツーベースを浴び、7番に下がっている林威助にもセンター前ヒットを許して、「2対0」! 
【7回表】にも先頭の9番「スタメン」桜井広大が初球を打って、3塁線を破るツーベース!! 2-OUT後、3番アンディー・シーツが三遊間を抜いて、「3対1」! 

 タイガース先発のベテラン左腕・下柳剛は≪古巣≫ホークス相手に5回(3/2)を1失点。その後を(お約束の)『JFK(KJF)』で繋いで、1勝1敗。今年から2連戦の交流戦<ノルマ>を果した。
 連敗だけは避けたい、今年の交流戦。パシフィック・リーグ「首位」のホークスにはタイで終えられたが、今日(26日)は「最下位」のオリックス・バファローズ相手に「1対2」で惜敗! 明日(27日)がとてつもなく重要になってきた。交流戦前の岡田彰布監督の言葉「初戦を取りたい」は早くも挫折続きだ。

赤星にGOサイン!いよいよ合流だ (デイリースポーツ)

中村泰、6回零封でBayに3連勝!(20日・甲子園)

2007-05-21 13:48:21 | Koushien Stadium
 遂に今シーズン初先発の左腕・中村泰広が6回を零封! 試合後の岡田彰布監督は「今日まで(先発の)チャンスなかった」と言っていたが、エステバン・ヤンを「中4日」で2回も投げさせて酷使させるくらいなら、この中村泰を先発させるべき、だった。今シーズンは悉く、こういう首脳陣の判断ミスも目立つ。

 先制したのは、タイガース。【4回裏】3番(アンディー・シーツ)空振り三振、4番(金本知憲)ストレートの四球で歩いた後、5番・今岡誠が“技有り”のセンター前ヒットで1,3塁! ここで(6番に下がっている)林威助が痛烈に1,2塁間を抜いて、「1対0」! まさか、これが決勝点になるとは思わなかったが……
 それにしても、林の打球の≪速さ≫は群を抜いている。何故、6番に下げているのか、理解不能。3番に戻すべき、だ。6番、7番(葛城育郎)に左(打者)が続くのも不自然、だ。

【7回表】からは(予定通り)『JFK(KJF)』の投入! 久保田智之は最速154kmの速球で下位打線を3人で抑え(1奪三振)昨日(10日)の久保田は球が走っていた!! 
 上位打線に対した【8回表】の左腕ジェフ・ウィリアムスは、3番(金城龍彦)に「1-3」にして、148kmの速球をレフト前に弾き返されたが、4番(村田修一)を(同じく)148kmでファーストゴロに打ち取って、【9回表】は“守護神”藤川球児
 球児は最速153kmの速球で2三振を奪って、試合終了! 中村泰に今シーズン初白星、横浜ベイスターズを3タテ(連勝)の戦果をもたらした。

 試合後の岡田監督は「浜中(治)を明日(21日)から上げる」と明言! 22日から始まる交流戦(@日本生命)の初戦、福岡ソフトバンク・ホークス戦(Yahoo!ドーム)から復帰することになる。起用は当然DH(指名打者)。ホークスはその2連戦に杉内俊哉和田毅の2枚の左腕を用意して、手薬煉(てぐすね)引いて待っている。果たして、浜中の≪復活≫はあるか? 
 ……それよりも、桜井広大は生き残れるのか?

鳥谷 300試合連続フルイニング出場 (デイリースポーツ)

桜井広大、プロ入り初ヒット!(19日・甲子園)

2007-05-20 21:19:51 | Koushien Stadium
 無敗、5連勝中の左腕・土肥義弘(横浜ベイスターズ)を攻略したタイガース。強いのか、弱いのか? どうも、よく判らない。初回に先頭の鳥谷敬が3塁線を破って、送りバントの構えの2番・関本健太郎が右足にデットボール!! (殺生な……)1-OUT後、4番・金本知憲のショートゴロの間に鳥谷が還って、1点先制! 

【3回裏】には「不調」の3番アンディー・シーツが、左腕・土肥のハンガーカーヴをレフトスタンドに叩き込んで(第4号)追加点! 
【5回裏】には先頭の8番「初スタメン」桜井広大が、これがプロ入り初ヒットとなる、ライト前に流し打ちのヒット! 桜井はこういう器用なバッティングもできるのに、何故、今まで1軍に呼ばれなかったのだろう? 考えすぎていたのは本人ではなく、首脳陣のような気もする。
 この後、9番の杉山直久が送って、2-OUT後、2番・関本がレフト前にタイムリーヒットを放って、桜井が初得点! 3番シーツが畳み掛けて、2打席連続でレフトスタンドにアーチを架けて(第5号2ランホームラン)「5対0」! シーツはこれで(完全)≪復調≫に思えたのだが……

【8回裏】に1点を追加して、「6対0」! 後は先発の杉山が9回を投げ切って、初完封! ようやく2勝目(2敗)を挙げて、ローテーションの柱が(完全に)戻ってきた。次は、福原忍(あるいは)安藤優也の番だが……福原は恐らく来週(火曜日)から始まる交流戦(@日本生命)の先発ローテーションからは外されて、ファームで調整することになるのだろう? (予想)

浜ちゃん第一歩 27日ぶり実戦復帰 (デイリースポーツ)

先発を読み違えて、6番に下げた林が先制HR!(18日・甲子園)

2007-05-19 13:01:19 | Koushien Stadium
 4連勝しながら、3連敗して、借金「6」のまま甲子園に戻ってきたタイガース。その初戦で何故か唯一の「打撃好調」林威助が6番に下げられていた。恐らく相手(横浜ベイスターズ)の先発投手を読み違えたのだろう。ローテーション通りなら、左腕の土肥義弘だが、東京のスポーツ紙(日刊スポーツ)では堂々「山口俊」と予想していた。このレア情報は箱根の山(!?)を越えられなかったのだろうか? 

【2回裏】その林がセンター(左)に先制のソロホームラン! (第6号)【4回裏】には今岡誠のライト前ヒットを足掛かりに、7番・矢野輝弘が右中間を破り、9番(ピッチャー)エステバン・ヤンのセンター前ヒットで「3対0」! 【6回裏】にも今岡と林で作った2-OUT_2,3塁のチャンスに代打・桧山進次郎が初球を狙って、レフト前に流し打って、「4対0」!

 先発のヤンは6イニングスを(4安打)無失点に抑え(3試合連続KOの)“汚名返上”のピッチング! 3番手の久保田智之が“劇場”演出で1失点を喰らったものの、『JFK(JKF)』の手堅いリレーで「4対1」快勝! 連敗を「3」で止めた。
 ……そういえば【8回裏】2-OUT_1,3塁で大声援に迎えられて(プロ入り初打席!!)代打・桜井広大! ベイスターズの“守護神”マーク・クルーンのスプリッター(フォーク)で空振り三振に打ち取られたが、その思い切りのいいスウィングに“惚れた”。タイガースの≪希望の星≫となるか? 

阪神喜田と広島山田が緊急トレード (デイリースポーツ)

中村泰と橋本健で4連勝!(13日・神宮)

2007-05-15 15:00:09 | Koushien Stadium
 タイガースの先発は「中4日」でエステバン・ヤン。これには裏切られた。当然(若手)左腕の中村泰広の先発だと思っていた。案の定、最近≪不調≫のヤンは3回を保てずに4失点でKO! 初回の味方打線の4点の援護を全て吐き出して、「4対4」同点に追いつかれて、しかし勝ち越しを許さなかったのは、2番手の渡辺亮と3番手の「その」中村泰。

 特に中村泰は4三振を奪う好投でスワローズ打線を封じ込め、やはり、この試合の先発にはこの男を起用すべきだった。それが≪悔い≫になるのか、それとも「次」に繋がるのか? この試合の決着次第だったが、【9回表】に元メジャーリーガー(高津臣吾)を打ち込んで、一挙4点を奪って、「8対4」勝ち越し!

【9回裏】に5連投の久保田智之が、3番アーロン・ガイエルに2ランを喰らって、「8対6」2点差に詰め寄られ、神宮球場だし、ヒヤヒヤさせられたが、しかし、これが久保田の“お家芸”。何とか劇場を締め括って、4連勝! 
 そういえば、5番手の橋本健太郎も(中村泰に負けじと)3者連続三振(+1)を奪って、この勝利に貢献した。『JFK』の3人の内、体力のありそうな『K』だけ使って、『J』と『F』を休ませることが出来た。新結成(!?)『W、N、H』のお蔭だ。

辻本が成長見せた!六回0封 (デイリースポーツ)

杉山、遅すぎた初白星!(12日・神宮)

2007-05-14 21:23:53 | Tokyo Swallows
 杉山直久(阪神タイガース)と石井一久(東京ヤクルトスワローズ)の先発対決……杉山が早期に崩れて、石井の快投を許すか? それとも杉山が踏ん張って、投手戦になるか? どちらか、だと思っていたが、後者になった。
 しかし先制したのは、タイガース。【2回表】に3連打を集中させて、1点。【4回表】にも7番・狩野恵輔の2打席連続ヒットの後、8番スタメン起用の藤原通が3塁線を見事に破って、1番・鳥谷敬の2点タイムリーヒットで「3対0」!

【5回裏】まで無得点に抑えていた杉山だが、案の定【6回裏】突如乱れて、0-OUT満塁のピンチを招いて、6番・宮出隆自にセンター前ヒットを浴びて、「3対2」1点差……嫌な予感(悪寒)が漂ったが、この流れを断ち切ったのが、2番手の橋本健太郎! 7番=テレビ東京の女子アナの旦那をセンターフライ! 8番(米野智人)を145kmの速球で空振り三振! 突如甦ったハシケン!! しかし、この快投は≪序曲≫(プレリュード)に過ぎなかった……

 こうなったら【7回裏】から『JFK(JKF)』の投入。これで3連勝を決めたが、しかし『JFK』はこれで4連投……翌日(13日)の5連投は考えられない。そうなると、先発投手に頑張ってもらわなければならないところだったのだが……そこで≪序曲≫が活きる。『JFK』の代わりに働いたのは、『H』と(それから)『N』あるいは『W』だった。

小嶋5回3失点…1軍昇格お預け (デイリースポーツ)

林の2ランで連勝!(11日・神宮)

2007-05-12 00:05:05 | Tokyo Swallows
 2番に関本健太郎を戻した新打線。それが早速≪機能≫する。【1回表】1-OUT後、その関本が1,2塁間の真ん中に内野安打を放って、出塁。3番・林威助が警戒されまくって、ストレートの四球で歩かされて、4番・金本知憲との勝負。東京ヤクルトスワローズの先発、松坂大輔(ボストン・レッドソックス)の横浜高校の先輩=松井光介は「大胆」と言うか、金本を舐めていると言うか……現在の調子では林の方が≪怖い≫のだろう。

 その金本は空振り三振に打ち取られ、バッターは5番・今岡誠。2年前なら、その勝負強い打撃に全幅の信頼を置いて、打席を見守るのだが、今シーズンに関しては……しかし少しずつ調子を上げているのかもしれない。「2-1」と追い込まれながら、松井の得意球のフォークの落ち際を叩いて、レフトフェンスに達するシングルヒット! 関本が還って来て、「1対0」先制! 

【2回表】にも8番「スタメン」狩野恵輔のセンター前タイムリーヒットで「2対0」! 
【5回表】には先頭の関本がショート強襲のエラーで出塁して、3番・林がライトスタンドに豪快に叩き込んで、第4号2ランホームランで「4対1」! 4番・金本も「負けじ!」とライトスタンドへ弾丸ライナーで突き刺して、神宮球場!! 第9号ソロホームランで「5対1」! 
 金本はようやく自身の「後継者」を見つけて、安堵していることだろう。後は彼(林)に任せられる。しかし、もう少しだけ頑張りたい。目の前で打つ若者(林)を最高の≪刺激剤≫にして、39歳の(選手)寿命はもう一延びするかもしれない。

 先発のライアン・ヴォーゲルソングは【3回裏】にアレックス・ラミレスにタイムリーを浴び、【5回裏】に“安全牌”(?)アーロン・ガイエルに2ランを浴びて、「5対3」2点差に詰め寄られるが、【6回裏】を右腕・橋本健太郎、左腕・能見篤史の3者(連続)三振リレーで凌ぎ切って、【7回裏】からは『JFK(JKF)』。
 久保田智之が相変わらず、ヒヤヒヤさせるが、何とか【9回裏】に藤川球児に襷を渡して、藤川は3者三振に討ち取って、ゲームセット! タイガースらしい試合運びで2連勝!! 

「進展あった」赤星18日1軍復帰も (デイリースポーツ)

1勝(10日・甲子園)

2007-05-11 11:49:11 | Koushien Stadium
 2番・関本健太郎を外すなっ、と言いたい。この泥沼の9連敗(4月28日~5月9日)は、旧クリンナップ(トリオ)の打撃不振と先発投手陣の崩壊に原因があるが、何よりも「関本」。この男を「8番」に据えてスタートした開幕から、どこか打線の歯車が狂っていた。昨シーズン「2番」でブレイクした関本。「2番」こそ本職、天職と見定めた男を「そこ」から外したことから、タイガースの転落は始まった。

 初回、新「3番」林威助が四球を選び、4番・金本知憲が17試合ぶり! ライトスタンドに2ランホームラン(第8号)を運んで、「2対0」先制! 【5回裏】にも先頭の鳥谷敬が初球を打って、レフトスタンドへ流し打ちのソロホームラン! (第2号)
 防御率7.71の先発の福原忍が、ジャイアンツの6番・阿部慎之助の2発に抑えて、【6回表】途中から『JFK(KJF)』を継ぎ込んで、「3対2」で辛勝! 
 投手陣が最少失点の2~3点で抑えて、打線が3~4点を取って「勝つ」。これがタイガースの野球。しかし昨日(10日)はホームラン2発だけ、だった。本来のヒットを連ねて、点を取る≪繋ぐ野球≫が出来ていない。本来の≪繋ぐ野球≫を実現する為には、2番バッターの役割が≪重要≫。そこで、関本だ。

【8回裏】2-OUTから(泳がされながら)レフト線に巧く打って、ツーベース(2塁打)を放って、チャンスメークしたが、9番のピッチャー、ジェフ・ウィリアムスに回って、代打の藤本敦士がピッチャーゴロ。結局、追加点を奪えなかった。この男=関本を「8番」に置いても、何の意味もない。せっかく出塁しても、9番のピッチャーに繋ぐだけ。これでは何にもならない。この男の価値を殺(棄損)している。

 この泥沼の9連敗は“野球の神様”が、タイガースに据えた≪お灸≫のようなものだろう。開幕からの今までのやり方では間違っている。考え方を改めよ、と示唆している。それに気づくことが出来るのか? 岡田彰布監督。監督としての資質が問われている。ライヴァル=星野仙一(北京五輪野球・日本代表監督)は「この戦力で、これだけ負けるのはおかしい」と暗に岡田監督≪批判≫をしている。……それは正しい物の見方だと思う。

赤星 復活へ豪雨の中黙々ランニング (デイリースポーツ)